アントニー・ブリンケン新任米国務長官が27日、日本の茂木外相と初めて電話会談を行ったとNHKが報道した。
昨年11月にジョー・バイデン大統領、国家安全保障補佐官、国防長官に続き、国務長官まですべて日本に先手を奪われたわけだ。
NHKによるとブリンケン長官はこの日の午前、国務省で長官就任宣誓をした後、カナダのフリーランド外相、茂木外相という順で通話をし、就任の挨拶を伝えた。ブリンケン長官は近いうちにカン・ギョンファ外交部長官とも電話をする方針だ。 (中略)
一部では20日に発足したかバイデン政府が最近、韓国より先に日本と通話したことをめぐり、アジア地域では優先順位を韓国よりも日本を上に置いていることが確認されたのではないかとの分析だ。
先にジェイク・サリバン ホワイトハウス国家安保補佐官も、過去21日のカウンターパートである北村滋国家安全保障局長と通話し、その二日後に叙勲国家安全保障室長と通話を行った。
ロイド・オースティン新任国防長官も23日に岸信夫日本の外相と会談した翌日の24日、ソ・ウク国防長官と電話した。
(引用ここまで)
バイデン大統領、サリバン国家安保補佐官、オースティン国防長官、そしてブリンケン国務長官のすべてが日本と電話会談してから韓国のカウンターパートと会談している。
ブリンケン長官のTwitterを見るとカナダ、メキシコのあとに日本の茂木外相と会談した模様。
その後、カン・ギョンファ外交部長官とも会談があったようですね。
Foreign Minister @moteging & I affirmed that the U.S.-Japan Alliance is the cornerstone of peace, security, and prosperity in a free and open Indo-Pacific. I’m pleased to reiterate to my counterparts @POTUS Biden's pledge to strengthen U.S. alliances and reengage with the world.
— Secretary Antony Blinken (@SecBlinken) January 27, 2021
Today, Foreign Minister Kang and I affirmed the enduring strength and importance of the U.S.-ROK Alliance, the linchpin of peace, security, and prosperity for a free and open Indo-Pacific region and stressed the importance of U.S.-ROK-Japan cooperation.
— Secretary Antony Blinken (@SecBlinken) January 27, 2021
ヨーロッパのカウンターパートと通話していないのは時差の問題ですかね。
で、韓国メディアから「すべてで日本の後塵を拝している!」という話が出てるのですが。
……どの要素で日本よりも前にいられると思うんだか。
「自由で開かれたインド太平洋」という概念を主導してクアッドの主たる柱になろうとしている日本。
バイデン大統領(副大統領時代)に「アメリカの逆側に賭けるのはよくない」って言われた韓国。ついでに「クアッドはよくないアイディア」とか言い出している。
というか、そんな国が日本のすぐあとくらいに連絡もらえている時点で大した扱いだと思います。
一応、まだ同盟国なのだからそれなりに順位は高くて当然ではあるけども。
日本よりも高く扱ってもらいたかったら、自分たちの行動をなんとかしろという話でもありますかね。