市場シェア20.3%を誇るドイツ最大のスーパーマーケットチェーンエデトカー(Edeka)で、1月のアジア料理特別展を開いた。ラーメンと醤油など、すでに人気の韓国食品は、ドイツの一般的なスーパーマーケットで入手できるようにされてからしばらくしたが、今回の特別展で全国各地に分散する広報物には、サムリプ食品のパン粉が韓国を代表する商品として紹介された。
チキンを筆頭に韓国の揚げ料理は大きな人気を集めている。パン粉がチキンと直接関連のある材料ではないが、韓国料理のイメージに非常に高い割合を占めている。韓国揚げ料理の人気とストーリーテリングに支えられ、ドイツ最大のスーパーチェーンまで進出したのだ。 (中略)
興味深い点はキムパブを寿司ではなく「Gimbap」で、マンドゥを餃子やヘパリンではなく、「Mandu」で紹介するなど、韓国式表記をそのまま借用したという点である。また、韓国の「包む(Ssam)文化」を紹介し、食べ物と関連付けられている食文化などの紹介もした。
(引用ここまで)
Googleの検索量をSushiとGimbapを調べて、という話も5chだかでやっていたようですが。
もしかしたら、Gimbapは独立した言葉として扱われているかもしれない……という可能性もないではないのです。
っていうのも、欧米では「海苔巻き」自体があまりない。
どうしてもカーボン紙みたいな外見がダメで、どうにも普及していないのですよ。
巻き寿司自体は普及しているのですけどね。
で、海苔を外に使わずに「巻き寿司」はどうしているかというと、こうしている(Googleでカリフォルニアロールで画像検索)。

内側に海苔を巻きこんで、外にごはんを持ってきてさらにトビコをつけるっていうやりかた。
トビコがそんな好きかってくらいにつけるのが欧米のやりかた。
彩りになってるんだろうね。
なので、ゴマ油に浸した海苔で巻いているものは寿司ではなく「Gimbapというものらしい」という扱いを受けていても不思議ではないのです。
ちょうど、テコンドーが空手の劣化コピーであっても、独自に発展してオリンピック競技になったのと同じですね。
というかまぁ……寿司に関してはもう韓国での呼称に改名させようとかは諦めな?
もうアメリカでもヨーロッパでもそこらのスーパーで普通に売ってるレベルだから。