ムン・ジェイン大統領が直接訪問して「共存協力のベストプラクティス」で絶賛された特殊な注射器メーカーと関連防疫当局が「購入契約を結ばなかった」と明らかにした。それぞれの会社の注射器の大量生産システムが一歩遅れて整備なっている。ただしメーカーが政府に12万個ほどの注射器寄付の意思を明らかにし、初期接種が注射器が使われる見通しだ。
コロナ19予防接種対応推進団資源管理班長は20日のブリーフィングで、「プンリムファーマテックが提供する「最小残留型(LSD)注射器」の購入契約は締結されなかった」と明らかにした。 (中略)
国内接種には使われない。すでに政府が必要な注射器を購入する契約を終えたからだ。
両班長は「私たちが今年コロナ19ワクチンの予防接種のために使用する注射器は、大きく二つある。LDS注射器と一般的な注射器である。過去26日にLDS最小残留型注射器には約4000万個を契約して供給が開始されている。一般注射器も1月初め調達庁を通じて入札進行した」とし「LDS注射器4000万個、一般的な注射器4000万個購入する予定だ」と説明した。
「プンリムファーマテック注射器は全量が輸出されるのか」という質問に両班長は「まず全量輸出されるかどうかについては、私たちが具体的に確認したものではなくコメントできない」とし「ただプンリムファーマテックは今私たちと契約を締結していないが、韓国の防疫や予防接種に有用になりたいような意志がとても強いことを知っている。これと関連し、約12万回程度の注射器を寄付するという意思を明らかにしてきて、おそらく(国内)初期接種に使用することができると予想している」
(引用ここまで)
ちょっと面白い。
ムン・ジェイン大統領が直接視察に訪れて「中小企業の素晴らしい成果」とか褒め称えていたプンリムファーマテックのLDS注射器ですが、韓国政府は契約していないって話。
もうすでに他のメーカーと契約済みなんだそうですわ。
で、プンリムファーマテックのLDS注射器は政府に寄付される12万本を除いてほぼ全量が輸出に回されると。
まあ、ムン・ジェイン政権的には1200億ウォンを費やして宣伝しているK防疫の宣伝材料になるんでいいんじゃないですかね?
ワクチンであればともかく、注射器に注目するような人がそれほどいるとも思えませんが。
ちなみに1アンプル(バイアル?)から6回の接種分が取れるようになる、っていうのは本来は5回分であったものを6回分として使えるというだけで。
日本は1億4400万回分を契約していますが、これは5回分でのカウント。
LDS注射器を使うと2880万回分、1440万人分のボーナスが得られるという話。
大きいっちゃー大きいけど5回分が規定の使いかたである以上、さほどの問題でもないんだよなぁ。
あと個人的には6回分取れるっていう最後の1ドーズ分には当たりたくないなぁ。
とにかく新型コロナとワクチンを語るにはこれを読んでから。