韓国では厳しい防疫対策が長期化しながらも感染者数が横ばいで推移しており、一部では日本政府が公表した感染者数が改竄(かいざん)されたとする報道も展開された。
1日当たりの新規感染者数は、日本が8月下旬の2万人台から今月4日には約600人まで急激に減少したのに対し、韓国は約3カ月間、1000~3000人台が続いている。
「自民党選挙で勝つのに、一番負担になるのがコロナだ」。韓国で最も人気が高く、与党幹部らもたびたび出演する時事ラジオ番組「金於俊(キム・オジュン)のニュース工場」で4日、左派系の時事評論家、金於俊氏は自民党政権が10月31日投開票の衆院選で勝利するため、PCR検査数を減らし感染者数を抑制しているとの持論を展開した。
金氏は「1カ月で感染者が10分の1になるなんてことはない。そんなやり方があれば世界はとっくにコロナを撃退している」と訴え、「政府が詐欺行為を働いてはいけない」と非難。主張の根拠は示さず、「日本メディアも(日本政府の不正を)指摘できずにいる」とした。
保守系の中央日報は日本国内の急激な感染者数減少について「(日本の)専門家も明確な説明を出せずにいる」と指摘。ワクチン効果や人口移動の減少が複合的に作用したとの分析を紹介した上で、「検査の減少による『錯視効果』」の可能性にも言及した。
(引用ここまで)
キム・オジュンなる人物が「日本政府は新型コロナの新規感染者数で詐欺行為を働いている」と糾弾している、との話。
キム・オジュン氏はソウル市営のTBS、交通放送で自分の番組を持つ「ジャーナリスト」ですが、やっていることはムン・ジェイン政権の太鼓持ち。
セウォル号沈没事故については保守政権によって隠蔽工作が為されていたと主張。その陰謀論に基づく映画を作って興行収入44億ウォン突破とうっはうは。
あとユン・ミヒャンが公金横領等々の疑惑が報道されていた際に雲隠れしていたのですが、唯一出演したのが「キム・オジュンのニュース工場」なる番組。
当時、不動産購入が寄付金流用のものだったのではないかとされていたのですが、番組内で「これは前の不動産を売って買ったものだ」と言い訳をしてました。
ま、嘘だったのですけどね。
ちなみに風貌は一回り太らせた佐藤蛾次郎、もしくは汚い葉加瀬太郎。
引用外に「韓国の防疫がうまくいっていないから、日本に八つ当たりしているのだろう」とありますが、それでしょうね。
常にやっていることはムン・ジェイン政権の太鼓持ちですから。
韓国でメガクラスターが生じたのが大邱という地域だったのですが、大邱は保守地盤。
そのため「これは韓国で起こったことではない、大邱事態だ」と言い放ち、政権の防疫政策には瑕疵がないと主張していたほどでした。
今回も日本の新規感染者数が人口あたりでも、実数でも韓国のそれを下回っている。
韓国の今日発表の数字は2427人。日本のそれは972人。人口あたりにすると6倍強という数字になってます。
ずいぶんとカリカリとしているのでしょうね。
まあ……正直、日本の研究者ですら「なんで減ってるのかよく分からない」という声が挙がっているくらいなので、外から見たらよけいに分からないでしょうね。
でもまあ、病床がかなり空いてきているので確実に減ってはいるのでしょうけども。
というか、数字を捏造するんだったらオリンピック前あたりに減らしておいて「観客ありで行こう」とかいう話にするわな。
日本と韓国の違いがあるとしたら、接種完了率が10%ポイントほど高いということくらいかなぁ。あとアストラゼネカの使用率が少ないくらいか。
まあ、韓国でも早く感染収束していくといいですね。がんばれー。
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