イ・ジェミョン京畿道知事が付いて民主党大統領候補選出のための京畿地域の予備選挙で過半数を超える得票率で圧勝行進を続けた。この知事は「兄嫁悪口」論議と「テジャンドン開発事業特典」疑惑などで、様々な攻撃を受けたが、連戦連勝を続け、「大勢」であることを立証した形だ。「イ・ジェミョン叩き」が激しくなるほど有力大統領候補を守るための民主党支持層の結集が加わって「イ・ジェミョン守る」もさらに力を受ける分析が出ている。 (中略)
各支持者の間でも攻撃は続いた。この前代表支持者たちはギョンソンジャンにデジャンドン疑惑を問題視するプラカードを持って出て、「火天大有」を叫んだ。放送用トラックを運転してきたした男性は、イ知事の「兄嫁悪口論議'通話録音を大きく回し、「イ・ジェミョンは特検を受けなさい」と叫んだ。
イ知事の支持者らは「土建積弊勢力改革しよう」「ウォンチムに政権再創出」などと書かれたプラカードを持って対抗した。感情が激しくなった、いくつかの支持者は、あちこちで悪口を与えたり体当たりをしたりした。 (中略)
政界の一部では、デジャンドン疑惑をめぐる「イ・ジェミョン叩き」が徐々に進歩・保守陣営間の攻防戦に広がり、「イ・ジェミョン守る」現象が濃くなっているという意見もある。
(引用ここまで)
あー、なるほどねぇ。
イ・ジェミョンについては舌禍が多数あり、「邪魔だから」という理由で精神病院に押しこんだ実兄のことや、その兄の嫁に対する暴言等々で支持率を落とす場面があったのですが。
現在、最大の問題はテジャンドンという地域の開発を受け持っている火天大有という企業に、大法院(最高裁判所)で無罪判決を主導したという判事が天下りで入社したことについて、イ・ジェミョンの手引きではないか、とされているのですね。
テジャンドンは城南市にある地域で、イ・ジェミョンは城南市の前市長ですから。
この企業については他にもいろいろと疑惑があって、イ・ジェミョンのことだけにクローズアップされていない、というのも理由ではあるのですが。
兄嫁の悪口動画は拡散されきって、LEDディスプレイのついているトラックで乗り付けて動画を流すなんてこともやっているそうですよ。
それでもそうした疑惑で与野党やそれらの支持者から叩かれれば叩かれるほど、イ・ジェミョンの支持者が「俺たちの市長を守れ!」とばかりに結束を固めていくといった傾向が見られているそうです。
カルトや反ワクチンが叩かれれば叩かれるほど結束が強くなっていく、という風景に似てますね。
この場合の問題は共に民主党支持者の過半数がそうであるということかな。
だいぶ大統領予備選も進んできましたが、1位をばく進中で得票率は55.29%。すでに2位のイ・ナギョンとは20%ポイント以上の差がついています。
11日にソウルでの予備選で11万票を得ることができれば、決選投票なしで共に民主党の大統領候補として出馬することとなります。
また一歩、野望に近づいた!
Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローよろしくお願いします。→Follow @rakukan_vortex