相互RSS募集中です

2021年09月

韓国メディア「韓国人が時速100マイルの速球を投げられないのはなぜか?」→解説者「韓国人は基本がなってないし、消耗が激しいから」

カテゴリ:野球 コメント:(82)
タグ: 野球
西武・平良海馬で日本は6人目…なぜ韓国プロ野球では“160キロ投手”が誕生しないのか(スポーツソウル)
米留学する韓国の高校球児たち…「落後者でなく先駆者」(朝鮮日報)
7月19日の剛速球によって、平良は日本プロ野球で歴代6人目となる“160キロクラブ”に加入したことになる。日本プロ野球で160キロ以上を投げた投手を球速順に並べると、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が1位だ。 (中略)

韓国プロ野球KBOリーグでは、160キロに到達した地元選手がまだいない。 (中略)

野球の専門家は韓国内に100マイル投手がいない理由について、基本技術の不足、薄い選手層、高校時代の負傷や酷使などを主な理由として挙げる。

新人王投手出身のイ・ヨンチョル解説委員は「プロ指名を受けた選手なのに50mのキャッチボールがまともにできない。私たちは最も基本であるキャッチボールからなっていない。野球のスタート地点であるリトル野球を見ても基本技ができておらず、見掛けだけだ」と指摘した。

イ・ヨンチョル解説委員は「日本の幼い選手たちはキャッチボールをしたとき、腕の角度からしっかりしている。キャッチボールの時間も長く持つ。韓国のリトル野球選手は、日本に比べて図体が大きい。ところが体を痛めずに行えるキャッチボールができず、上下のバランスが合わない。ステップも合っていない」と嘆いた。
(引用ここまで)

 先月終わった2022韓国プロ野球新人ドラフトには1006人が申請し、計110人が10球団に指名された。小中高で野球一筋に打ち込んでも、プロのユニフォームを着る確率は10%を切るということだ。

 では90%の人々の将来はどうなるのだろうか。ほとんどが韓国国内の大学野球部に進むか、野球をやめるか、という分かれ道の前で悩む。「プロ落後者」という不名誉な烙印(らくいん)も押される。しかし、最近は「第3の道」を歩む人が現れ始めた。野球宗主国の米国に留学するという道だ。通常2年制のコミュニティカレッジ(CC)野球部に入学するが、多様な専攻科目があり、英語も学びながら毎年100試合を超えるリーグ日程をこなして実戦感覚を身に付けるという選択だ。 (中略)

韓国の高校野球エリート選手は依然として学業面がおろそかなケースが多く、基礎科目の学習量は小学生レベルということもよくある。彼らが海外留学を考慮に入れないのも、このためだ。チェ・ビョンヨンさんはこの6カ月間、一日6時間以上机の前に座る訓練から始めた。そうして英語の不定詞・動名詞や、数学の方程式・関数など基礎から学び直した。
(引用ここまで)


 野球ネタ2本をお届け。
 韓国人で時速100マイルを投げる投手がいないのはなぜか、という話。
 引用外に「韓国人ではパク・チャンホが時速100マイルを出したことがある」とされているのですが、以前に調べたかぎりではクアーズフィールドで1球だけだったはずです。
 標高1600メートルほどにある球場なので、投手の球速は伸びるのですがそれ以上に長打が出やすいという場所。

 ま、それはともかく。
 韓国野球は筋力に優れる、というわりにはいうほどのホームランバッターもいないし、いうほどのパワーピッチャーもいないというイメージ。
 韓国では1シーズンでのホームラン50本を2度経験していたイ・スンヨプも日本では40本超が1回だけ。
 逆にプレミア12で大谷のストレートにはくるくる舞っていましたね。まあ、あれは落ちる球に慣れていないというのが大きかったように思いますが。

 で、韓国人が時速100マイルを出せない理由を「基本がなってないから」「学生時代に肩を消耗しすぎているから」としています。
 後者はありそうですね。
 とにかく中学の頃から見どころのある投手を投げさせ続けます。そして高校でも同様。
 4強制度、8強制度で勝ち続けなければ野球をまともに続けることもできませんからね。

 結果、プロ入りの頃には肩なり肘なりを消耗しきっている、というパターンのできあがり。
 「モンスター」と呼ばれていたリュ・ヒョンジンも学生時代にトミー・ジョン手術を受けています。ドジャース時代には肩をやってましたね。


 もうひとつの記事はドラフトにかからなかった韓国人選手がアメリカに野球留学してから韓国に戻るか、アメリカで野球をするか……というラインができはじめている、というニュース。
 まあ、やって後悔するよりもやらなかった後悔っていうのが厳しいというのもあるのかな。
 韓国では上原のように浪人して大学野球で頭角を現すとか、元日本代表の中澤みたいに大器晩成するなんてことはないので、このあたりから手を入れたほうがいいと思いますけどね。

 「日本では甲子園を目指して4000校も高校選手権に出場するのに、韓国では野球部があるのは50校だけ。それで日本に勝つこともできる韓国はすごい」なんて話に持っていこうとする連中も多いのですが、その層の薄さがいろいろな可能性を潰しているんじゃないかって思いますよね。
 まあ、「通用しなかった」ということで次の人生を歩ませることに成功している……という言いかたもできるとは思うけど。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローよろしくお願いします。→


韓国人「え、三豊百貨店崩壊の前触れみたい」……韓国の高級デパートで水漏れ事故

水漏れ事故のために... 新世界百江南店長更迭(韓国経済新聞・朝鮮語)
新世界グループは最近、新世界江南店長と副店長を交換した。新世界百貨店江南店にリーク事故が発生したことに対する責任を問うための人事刷新であるとの分析が出ている。 (中略)

今回の人事は、過去12日の新世界デパート江南店食品館で排水管の問題で水漏れ事故が発生したことによるものと思われる。当時のオンラインコミュニティで共有された映像を見ると、デパートの天井から水があふれ、従業員が急いで品物を運ぶ姿を確認することができる。

流通業界では、国内のデパート1位の売上高を記録している江南の高級デパート位相を考慮した人事刷新と解釈している。新世界百貨店江南店は、昨年から店舗1階を全面リニューアルし免税店のスペースを贅沢・ビューティストアに変えるなど高級化を推進してきた。

新世界デパートは、事故当日の営業終了後、配管の交換や点検をした。
(引用ここまで)


 韓国の新世界デパート江南店の地下で水漏れ事故が発生したということで、軽く話題になっています。
 まずは映像があるのでそちらから(ここのところのお気に入りパターン)。



 思ったよりも漏れているけども、思っていたほどではないといったところ。
 以前、延世大学で大規模な雨漏り(?)がありましたが、あれほどではないかな。あれを基準にするなって話でもありますが(笑)。
 ちなみに韓国唯一のドーム球場である高尺スカイドームでも雨漏りが確認されていて、ドーム球場なのに傘をさして観戦しなければならないという斬新な野球観戦が味わえたそうです。


 新世界デパート 江南店といったら日本でいえば日本橋や銀座にあるデパートといった感じです。
 いわゆる高級店路線。
 そこそこ高い天井や間接照明っぽい感じからもそういう部分を読み取ることができると思いますが。
 それでもこんなていどの低い事故が起こるわけで。

 この映像はSNSで広まっていて韓国国内では「まるで三豊百貨店の崩壊事故の前触れだ」とする意見もあったりするのですが。
 まあ、韓国人にとってのトラウマといっても過言ではない事故ですからね、あれは。
 今回の店長、副店長を一気に刷新するという人事はそのあたりも影響しているのでしょう。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローよろしくお願いします。→

韓国の自営業者、新型コロナによる倒産激増で中古什器も激増、かつ需要もなし……「客なんてひとりもいない」と販売業者も愚痴るだけ

「買う人がいない」... 自営業者中古品「崩れた跡」(JTBC・朝鮮語)
京畿道安山でコプチャン店を営むハ・ギョンフイ氏は、直接焼く料理で配達需要もほとんどありません。
最終的には店を閉じるにしました。

ハ・ギョンフイ/ホルモン専門店代表:「(店を売りに出したとでしょうか?)はい、8ヶ月になりました。ところが、見に来る人がまったくありません。誰が見にくるというのです、このコロナ19時局に」

平日昼食の時間ソウル、明洞(ミョンドン)です。
行き来する人はなくて路地に最後に残った店は撤去されます。
この路地だけでなく、すべての道がこういった状況なのです。
扉を閉ざした店はあちこちで簡単に探して見ることができます。 (中略)

廃業された食堂食器類を売買する店舗を訪ねてきてみました。
ここにスプーン、箸からバーナー、網もあります。
鍋もずっとあって御飯釜もありますね。
あの後には冷蔵庫から消毒器も見えます。
売り場はもちろんすぐそばにある倉庫も足の踏み場がないほどです。
このような中古品は売れなければ捨てるしかありません。

シン・テクさん/中古台所用品販売店代表「販売がどうにもなりません。 屑鉄で甘くて㎏で、事実上持って捨てるんです。 (外にいるのは)みな職員です。 お客さんは一人もいません」
(引用ここまで)


 不況でも中古品売買だけは盛況だ、なんてことも言われます。
 いま、日本だと中古のOA機器や机、椅子なんかが市場としてけっこう熱いようですね。
 リモートワーク全盛で、企業に用意されていたそれらの用品が必要ではなくなった……ということから、個人がそうしたファニチャーを購入するようになっている、と。
 アーロンチェアがすごい安い、とかいう話ですがこれまで企業が負担してきてくれた物が個人負担になっているだけともいえます。

 んでもって、韓国の自営業者相手のそうした中古売買業者もちょっと前までは盛況だったのだけども、もはや売買が成り立たない状況になっている……というニュース。
 廃業してももう中古屋が取りに来ない。
 新たに起業する人が極小だから……とのこと。
 供給は山ほどあるのだけども、需要がないので商売にならないところまできている。 


 原因は新型コロナの対策措置が延長されまくっていること。
 今日発表の土曜日の数字でも1420人。新規感染者数は少なくなっているとはいえ、9月前半の水準のまま。
 この金曜日に最高レベルの感染対策措置が2週間延長されています。
 もうそれ以前に「自営業はもう無理」というところまで来てしまっている。

 自営業者の65%が「ムン・ジェイン政権の施策は間違っている」と述べ、雇用主側に負担の少ない週15時間未満のアルバイトが激増している。
 自営業者の数が少ないというのならともかく、韓国は労働者の25%が自営業という国ですから。
 それだけの数がいる中、中古の什器販売業者まで不況に陥っているとかもうね……。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローよろしくお願いします。→