独島付近の海上で発生した漁船転覆事故と関連して、日本の海上保安庁が事故現場に到着し、1時間40分経過した後、海洋警察庁に事故の事実を通報したことが分かった。海上警察の事故受付が遅くなり、ゴールデンタイムを逃したとの指摘が出ている。
21日、東亞日報が入手した海洋警察の状況報告によると、前日の午前11時18分慶北鬱陵島の北東168kmの海上を通ったH商船が72t級カニ漁漁船である「第11イルジンホ」が転覆しているところを発見した。韓日中間水域である事故海域で日本がより近いと判断したH商船は12分後に、無線通信設備(VHF)を用いて海上保安庁に通報した。
海上保安庁艦艇である「敦賀」が事故海域に到着した時間は、昼12時36分。通報を受けてから1時間が過ぎた後だった。当時、事故漁船の周辺には、ハングルで「イルジンホ」と書かれた避難用ゴムボートと「救命胴衣」が浮かんでいた。事故海域に風浪警報が発効され、調査に困難があったとしても韓国側漁船というのは推測できたはずだ。
しかし、海上保安庁は1時間40分経過した午後2時24分になってようやく東海地方海洋警察庁に通報した。以後海警は5000t・1500t級艦艇を派遣しており、事故船舶が最初に発見されてから8時間30分経過し、午後7時50分になってようやく、事故海域に到着した。海洋警察の関係者は、「遅れて通知が来たのは確かだ」とし「海上保安庁も捜索作業を支援して事故を収拾した後、通知が遅れた理由を尋ねる予定」とだけ答えた。
(引用ここまで)
午前11時18分に商船が転覆している漁船を発見し、現場海域は日本のほうが近いだろうと判断して日本の海上保安庁に通報。
海上保安庁の艦艇が午後12時36分に到着。救助活動を開始。
その後、韓国側に14時24分に通知。
韓国の海上警察庁が現場に到着したのが19時50分。
この100分間を「ゴールデンタイムを日本のせいで逃した」と報道しているのですが。
まあ、NAVERのコメントは「商船が正しい行動をし、日本が正しい行動をしただけ」、あるいは「独島海域なのに日本よりもはるかに遅く到着したことを糊塗しているだけ」っていうものがほとんど。
東亞日報はさらに新しい記事を出していて、そちらでは行方不明者の家族にインタビューまでしていて「日本が早く申告していたら、海洋警察の船舶が速くに到着していて、生存者の可能性は高まっただろうに」とか言わせてる。
[スクープ]日本、上部報告するのに「独島事故漁船」ゴールデンタイム逃した(東亞日報・朝鮮語)
もうね……。
さすがにこの記事に対して韓国側でも反論が出ていて、海上警察庁からも反論が出てるとのこと。
「日本、事故漁船発見から100分後になって韓国側に通報」との悪意報道に、韓国海洋警察が反論(Wow! Korea)
実際には生存者2人を見つけたのは海上保安庁。
その後、韓国海上警察庁の船舶が到着して1人を心拍停止状態で発見。6人が行方不明。
こうした事故で生存者を見つけるだけでも大金星。
発見した商船も判断がよかったですね。
でも、「日本が関わった」ことが気に入らない韓国人がいて、こういう記事が出る。
それほどに日韓関係……というか、韓国からの日本への視線というものは下卑たものになっているということですわ。
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