去る2019年韓国Kリーグとイタリアサッカークラブユベントスとの親善戦でクリスティアーノ・ロナウド(当時34・ユベントス)が不参加したいわゆる「ロナウド・ノーショー」(No-Show)事件の結末が伝えられた。
去る14日、関連訴訟を引き受けた法律事務所明安は公式ブログに「計3件に分かれて進行されたザフェスタを相手にしたロナウドの訴訟はすべて勝訴した」とし「被告(ザフェスタ)が控訴せず、すべて勝訴判決が確定なった」と明らかにした。ザ・フェスタは当時の親善試合の主催者だった。
問題は金銭的な報酬だった。明安は「ザ・フェスタは現在廃業・不渡り状態だ」とし「複数の経路で調べたが、結論的に払い戻しは不可能だ」と話した。
続いて「法人登記上ではまだ解散されていないが、営業活動をしておらず保有財産もない」とし「ザフェスタ名義で開設された金融機関の口座には残高がないと把握された」とした。不動産のような資産もないと付け加えた。
一方、「民事訴訟で敗訴した被告(ザ・フェスタ)に財産がなければ、原告(当時親善戦チケット購入者)は勝訴確定判決を受けても実質的に弁済されない」とし「返金してくれなくてもザ・フェスタの代表だったチャン・ヨンア氏などを刑事的に処罰させることもできない」とした。
(引用ここまで)
2019年にユーベが韓国で試合をすることなりまして。
「あのロナウドが試合に出場する!」として20〜45万ウォンという高額なチケットを主催者が売りさばいたのです。
ところが、2日前の中国での試合にフル出場していたロナウドは韓国での試合に出場せず、というオチでした。
そもそも中国での試合の2日後にねじこんだっていうスケジュールだったら、そうなるよなぁ……という感じでしたが。
で、その後にユベントスの監督からは「うるせえな、ロナウド見たかったらイタリアに来い」くらいの扱いを受けて、なおのこと韓国人が激昂するなんてこともありました。
この試合を主催したザ・フェスタなる企業はそれまでこうしたスポーツ興行をやったことがないところで。
当時、詐欺容疑で検察の捜査が入ったなんてことも報じられましたね。
で、その試合の観客がチケット代金返還と賠償を求めて民事訴訟を起こしたのですよ。
チケットの半額返還と5万ウォンの賠償金を支払えという内容で勝訴した、というニュースも出てました。
ところが主催者がばっくれて支払いを受けることはできなかった……というオチ。
なお、社長は豪遊を重ねているそうです。
ロナウドの韓国戦欠場は何度かネタにさせてもらったのでその結末も書いておこうと思ったのでピックアップしたのですが。
なんというか、収まるべきところにしっかりと収まったという感じ。
しっくりくるわぁ。
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