1日(現地時刻)日経アジア、読売新聞などによると、塩野義製薬は「来る10日から韓国とシンガポール患者をコロナ治療剤に対する臨床3相試験に編入する」と明らかにした。臨床試験国にはベトナム、英国なども含まれた。
塩野義は去る9月、日本で約2100人を対象に最終段階の臨床試験を進めている。しかし最近、日本内の新規感染件数が急激に減り、十分な臨床事例を確保することが難しくなると海外に目を向けた。
日本では8月1日2万人以上の新規確定者が出たが、9月から新規確定者数が急減した。去る1日新規確定者は86人だった。一方、シンガポールでは人口の80%以上がコロナワクチン接種を終えたが、毎日3000~4000人ほどの新規確定者が出ており、有意な試験結果を導くと見込んだ。
(引用ここまで)
塩野義製薬が韓国とシンガポールで新型コロナの治療薬の治験3相を開始。
韓国人はコメントで「我々で人体実験するつもりか」みたいに書いていますけど。
シンガポールはちょっと前に防疫規制緩和に転じて、ピークを迎えています。これからも一定の感染者数が出ると期待しているということでしょう。
シンガポールと同じく防疫規制を緩和した韓国にも、一定の感染者が出続けると期待されている、と。
1日からの新規感染者数は──
1日 1685人
2日 1589人
3日 2667人
4日 2482人
──となってます。1、2日はまだ休日の影響で検査数自体が少ないもの。
水木に発表されるものが実際の数字ですかね。
その前の10月終わりは4日連続で2000人以上でしたから、増加基調にあるのは間違いないところ。
先日書いたように、韓国政府側は5000人ていどまで増えるのを覚悟した上でウィズコロナに転じているようですから。
まあ、これくらいは許容範囲内ということなのでしょう。
あとブレイクスルー感染が多いようなので、症状が重くならずに済んでいるというのもあるかな。
よく分からないのは日本の激減具合。今日発表の数字で新規感染者数が158人。陽性率も低いまま。
日本と韓国との違いっていうと、韓国のほうがアストラゼネカ製のワクチンが多いか……ってくらいか。
でもまあ、医学の進歩のために塩野義を助けてあげてくださいな。
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