日本内のコロナ19の確定者数が3ヶ月で200分の1近く減少した。ワクチン接種率の上昇にもなかなか拡散勢が減らない韓国と突破感染で再封鎖に入っているヨーロッパなど他の国々とは対比される姿だ。日本だけでこのような現象が現れ、その背景にも関心が集まる。専門家たちは様々な理由を推定しながらも、現在までは明確な原因を特定できないと意見を集める。 (中略)
15日、NHK集計によると前日(14日)、日本内のコロナ19確定者数は134人を記録した。去る9日( 202人)以後5日ぶりに確定者数が再び100人台まで下がったことで、同日死亡者数も2人を記録した。去る7日には昨年8月2日以後初めて死亡者'0人'を記録したりもした。
わずか3ヶ月前だけでも容易に予想できなかったことだ。当時、日本は東京オリンピック閉幕直後に確定者が急増し、毎日1万~2万人台の確定者が発生した。8月20日には歴代最高値の2万5992人の確定者が発生し、9月の一時死亡者が90人近く上昇した。当時と比較すると、現在の確定者数は約190分の1レベルであり、死亡者も45分の1に減った。 (中略)
専門家らは最近、日本政府のコロナ19 PCR検査有料化で検査量が減り、表面的な確定者数が減っただけという主張に対しても可能性を開いた。梨大木洞病院呼吸器内科チョン・ウンミ教授は「日本の場合、検査件数に比べて確定者の割合(11日基準で2万6223件、確定者215人、0.8%)が低い」とし「韓国のコロナ19初期発生当時のように、無症状や単純接触者は高い検査費用のため検査をしないようにする。(確定者数の減少に)影響を及ぼした可能性がある」と話した。
(引用ここまで)
昼の更新でお伝えしたように、韓国では感染拡大が収まりません。
日本でいえば5000〜6000人規模の感染が延々と続いている状況。
重症者も500人弱で、首都圏の重症者対応病床は8割が埋まっている。
もはや首都圏は医療崩壊待ったなし。
ちなみに今日の集計は21時までで2813人。3000人を超えるのは間違いなし。
水曜発表の数字は最大になりがちなのですが、さすがに史上2番目の数字はきつい。
で、その一方でほぼ同じくらいのワクチン接種率である日本の新規感染者は154人。
重症者数は82人。
日本と韓国、どうして差がついたのか……と、インターネットミームを使いたくもなりたくなるくらいの差。
ワクチン接種完了率は韓国の78.3%に対して日本は75.8%。
接種からの期間も日本と同じていどというか……むしろ日本より短いくらい。
じゃあ、なにが違うのかと。
韓国人が日本の感染者が減ったというニュースに「検査が有料になったからだ」「検査は50万ウォンもかかるんだ」と必死になってコメントをしている様を何度か伝えてきましたが。
「韓国の専門家」も「検査料がかかるから」と言い出すようになりました(笑)。
さすがに「無症状者や単純接触者に対する検査は有料である」とは書いてあるものの。
もう苦笑しか出ませんね。
重症者数を見ても、陽性率を見ても現状の日本は感染拡大状態ではない、というだけ。
東京の感染者数が前週比で増えつつある……と思ったら、昨日今日と前週比で減ってますしね。
はっきりとした原因は分かりませんが。
まあ……手洗いうがいをしっかりやって、マスクしている上にほぼmRNAワクチンのみで接種率が高い……ということなんでしょうね。
さすがにこの条件を揃えている国はほとんどないですから。
Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローよろしくお願いします。→Follow @rakukan_vortex