李候補はこの日午前、ソウル市内で相星大使に会い「両国の政治的判断は時期によって異なる可能性があり、つまり国家間の関係というものも現実的に揺れることがあり得ると考えている」とし、「基本的に相互関係という事実を認め、未来志向的に協力していくことが望ましい」と言及。
また、李候補は「日本と韓国の関係は、多層的に構成されていると思う」とし、「国と国の関係は、連続的だ。国民と国民の関係は本当に人間中心の判断でなければならず、政権と政権の関係は非常に流動的で、互いに利益となる方向で共同繁栄し、国民同士が互いに交流し、理解しながらより良い人生を一緒に未来志向的につくっていきたい」と述べた。
(引用ここまで)
イ・ジェミョン候補が駐韓日本大使の相星氏に面会。
その場で「岸田総理とも会いたい」とか言い出したそうですよ。
韓国大統領候補の李在明氏、駐韓日本大使と面会…「両国関係、多層的に成り立っていると考える」(中央日報)
で、その中で「国と国との関係は永続的で、政権と政権の関係は流動的」「日韓関係は多層的に成り立っている」と述べた、と。
「政権が変われば日韓関係も変わる」と受け取れる言いかたですね。
つまり、自分が大統領になれば日韓関係は「未来志向的」になると言いたいのでしょうが。
政権が変わったからといって、前政権のやってきたことがリセットされるわけじゃないんだよなぁ。
そもそもその「未来志向的」って「成長した韓国の地位にあうように再構築する」だの「過ちを認め、それに見合う補償をすることが望ましい」っていうものですからね?
要するに「日韓基本条約なんて認めない」って話ですから。
論外です。
っていうか「未来志向的」なんてなんの意味も持たない陳腐なセリフは聞き飽きたわ。
日本関連のイ・ジェミョンの発言としてはこんなのもありましたね。
汚染水の海洋放出は「不道徳」 韓国与党大統領選候補(聯合ニュース)
処理済み汚染水の海洋放出問題について、「われわれの海域への被害問題を最大限チェックしなければならない」として、「対策もなく海洋に放出するという考えは実に反グローバルで不道徳な判断」と批判した。 (中略)
その上で、「汚染水は発生し続け、貯めておくわけにはいかないため、日本の状況は困難なもの」とし、「もし(汚染水の海洋放出が)経済的な問題のためなら隣国に被害を与えるのではなく国際社会の支援を受けることが非難も受けず被害も少ないはずだが、容易ではないようだ」と述べた。
(引用ここまで)
「不道徳」ときたもんだ。
あと最後の段落はもはやなにを言っているのかも分かりませんね。
日本は別に経済的な問題で処理水放出をするわけでもなく、ただ科学的な判断に基づいているだけ。
「経済的に困窮しているなら国際的な支援を受けろ」とかなにを言っているのやら……。
こうした言いがかりをしてくるような人物を相手にするわけにはいかないのですよ。
というわけで、IAEAだけを相手にしているのは大正解、ということですね。
こんなのを「イ・ジェミョンは意外と現実的」とか評した記事を書いた毎日新聞については常に言及していきますよ。あれはないわ。
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