高麗大がチョ・グク元法務部長官の娘チョ・ミン氏の入学取り消し手続きに必要な高校学生部資料提出なしに入学取消手続きを進める方案を検討中であることが分かった。ソウル市教育庁がチョ氏の同意がないという理由でチョ氏が卒業したハニョン外高の学生部提出を防ぎ、高麗大学が自救策を求めるものと解釈される。高麗大学入学選考管理室は3日、ファンボ・スンヒ国民の力議員室に「入学処理取消審議委員会がチョ氏のハニョン外高学生部の資料なしで入学取消手続きを進める方案を検討している」と明らかにした。審議委は入学書類の虚偽記載及び偽造・変造など選考関連不正行為が確認された場合は、在学生や卒業生の入学許可を取り消すことができるという学士運営の規定通り、昨年8月に設置された。
審議委はハニョン外高に入学許可取り消しの手続きを踏むために、チョ氏の学生部の写しを送ってほしいとの公文を送ったが、ソウル市教育庁が小・中等教育法に基づいて「卒業生(チョさん)の同意がない」とし、学生部の提出を防いだ。チョ・ヒヨンソウル市教育監は現在職権乱用、業務妨害容疑で市民団体によって告発された状態だ。高麗大学が自己救済策を探し、チョ氏の入学キャンセル手続きもスピードを上げるものと見られる。高麗大はチョさんのいわゆる「7大スペック」をすべて偽物であるとした裁判所1・2審判決文も検討している。裁判所はチョ氏のトンヤン大学表彰状を偽造した疑いで起訴されたチョン・ギョンシム前東洋大学教授裁判でこの表彰状を含め、△ソウル大公益人権法センターインターン確認書△トンヤン大学語学教育院補助研究員活動△釜山アクアパレスインターン確認書△研究院(KIST)インターン確認書△姫州大生命工学研究所インターン確認書△丹国大学医学研究所インターン確認書などを虚偽で判断した。ファン簿議員は「偽のスペックがひとつでもあれば入試否定」とし「高麗大は即座に措置に出なければならない」と批判した。
(引用ここまで)
楽韓Webは日本でもっともチョ・グクの動向を伝え続けているのではないかと思うのですが。
今回は高麗大学が遅ればせながらも入学取り消しに動きつつあるという話、その他をお伝えします。
すでに釜山大学 医療専門大学院はチョ・ミン氏の入学取り消し手続きに入っていて、あとは結果が出るのを待つだけという状況になっています。
その途中で「チョ・ミン氏の成績は30人中3位だった」と発表されたのですが、その順位も偽造されたもので本当は24位だったことが判明しています。
それに続く形で高麗大学も入学取り消し手続きをしているのですが、高校からの資料提出に本人が同意せずに手続きが進んでいなかったとの話。
ですが、すでに裁判ですべてのスペックが偽造されたものと認定されていることで「不正入学」として扱われることになっていると。
で、これらの入学取り消しが行われると、医師資格も喪失することになります。
というわけで、レジデント募集に応募したものの不合格だったとのニュース。
チョ・グクの娘チョ・ミン、ミョンジ病院専攻の脱落… 「職務遂行不適切と判断」(TV朝鮮・朝鮮語)
2人募集で、2人が応募したのに不合格だったというオチ。
まあ、医師免許剥奪されたらまた最初から育成しなおしってことですから当然といえば当然ですかね。
この不合格だったというニュースに対してネットで「レジデント採用試験で40点しか取れなかったからだ」という噂が出ているのですが、チョ・グクが「72点取っている。この噂を出したヤツは訴えてやる!」と騒いでいるというニュースも。
チョ・グク、娘レジデント不合格に「成績72点、'過落'脱落は虚偽事実」(世界日報・朝鮮語)
チョ・グク本人の裁判も進行しているのですが、重要な証拠とされていたPCの証拠能力を認めないという方向になっているそうで。
チョ・グクへの裁判だけでなく、有罪判決を受けているチョ・グクの妻のチョン・ギョンシムへの最高裁(大法院)判決にも影響を及ぼしそうとの話。
トンヤン大PC証拠能力排斥されるか… チョ・グク夫婦裁判の変数(聯合ニュース・朝鮮語)
ま、PCに入っていた証拠がなくても証拠は充分ではないかともされているのですけどね。
とりあえずこの1ヶ月前後のチョ・グクの動向でした。
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