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2022年04月

韓国外相候補「徴用工・慰安婦問題については速やかに日本と協議を開始する」……協議なんてするつもりはこっちにはないけどね?

カテゴリ:日韓関係 コメント:(105)
強制徴用・慰安婦問題「速やかに日本と協議開始」 韓国外相候補(聯合ニュース)
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期政権の外交部長官候補、朴振(パク・ジン)氏は29日、金弘傑(キム・ホンゴル)国会議員(無所属)に提出した書面答弁で、韓日間の懸案となっている歴史問題について「強制徴用、旧日本軍の慰安婦などに関する対日協議を速やかに開始し、両国の共同利益に合致する方向で合理的な解決策を模索する」との考えを示した。 (中略)

 中国が激しく反発する米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の追加配備を巡っては「北の高度化した核・ミサイルの脅威に対する対応能力を強化するため、どのような方策が最も適しているか慎重に検討する計画だ」と明らかにした。
(引用ここまで)


 うん、やっぱり理解してないなぁ……。
 日本は「協議」なんてミリほども求めてないんですよ。
 必要なのは「速やかな協議開始」とかじゃない。

 韓国がどのように解決するか、だけなんだよな。
 どうやって徴用工裁判による日本企業の財産への侵害を取りやめるか、慰安婦裁判によって日本政府の持つ財産侵害を取りやめるのかの具体的手段だけ。
 ユン・ソンニョル政権の外交メンターであるパク・チョルヒ教授は「ひとつひとつの課題を解決するのではなく、すべてをテーブルに乗せて包括的解決をしたい」とか言っていましたが。

 日本側にはそんなつもりはない、というのは政策協議代表団とやらが来た際にも述べていたこと。
 ま、意思疎通ができていなくてもいいんですよ。
 それならそれでこれまでと同様の対応をするだけですし。
 財産侵害があったら、もう戻れないところにまで行くわけですから。


 もうひとつの注目点はTHAADミサイルの追加配備に対しての話。
 ユン・ソンニョルはTHAADミサイルを韓国軍によって配備するという公約を掲げていたのです。
 要するに「中国に対して三不を否定していく」という宣言だったのですが。
 大統領選挙中もイ・ジェミョン陣営から「中国との経済関係を破綻させるつもりか」といった討論が行われていましたけどね。

 本当にユン・ソンニョル政権は中国に向けて対抗できるのかどうか。
 韓国陸軍はPAC-3を導入したいと以前から述べていました。つまり、アメリカのMD体制に加わりたいとしていたのですよ。
 現場からは「三不なんて知ったこっちゃない」との声が上がっていたということにはなるのですが。

 これらの安保関連政策について、ムン・ジェイン政権がやっていたことの逆張りだけではなく、能動的に自由主義陣営の一員として動くことができるのか、と問われている。
 さーて、どうなりますかね。
 もう来週には就任式。ユン・ソンニョル新政権が発足していくわけですが。
 ま、小さじ1くらいの期待をしてはいます。

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元朝日新聞記者「日本の歴史教育は太平洋戦争当時に退行している。どこへ向かうのか」「日韓の歴史認識の違いがどんな影響を及ぼすのか心配だ」

【コラム】太平洋戦争当時に教育退行、日本はどこへ向かうのか…「韓日の歴史認識差に懸念」(中央日報)
歴史教科書に関しては第1次安倍政権前から変化の兆しがあった。映画『教育と愛国』には2004年に倒産した出版社の事例が出ている。出版社の日本書籍が作った中学校の歴史教科書は東京23区すべての区が採択したのに、慰安婦に対する記述のため採択する区が2区に急減し、結局出版社は倒産した。「朝鮮などアジア各地から若い女性たちが強制的に集められ日本兵の慰安婦として戦場に送られました」という内容で、学術研究成果を基に執筆した記述だったが、他の出版社が慰安婦に対する記述を削除する流れに逆行したためだ。

斉加監督はその背景として1997年に発足した「新しい歴史教科書を作る会」があると指摘した。既存の教科書は自虐史観に浸かっていると批判し新しい教科書を作ろうと集まった団体だ。「慰安婦」という記述を教科書から削除すべきと主張するなど日本軍の過ちを教えない方向で活動してきた。 (中略)

安倍政権だけの問題でない。菅政権下で「従軍慰安婦」「強制連行」という表現は適切でないという決定を下し、実際に教科書を作る出版社が「慰安婦」「動員/徴用」に修正した。これも「新しい歴史教科書を作る会」が教科書に書かれたいわゆる「従軍慰安婦」という表現に問題があると指摘したのが契機になった。「従軍」という言葉は「軍による強制連行」という誤ったイメージで受け止められかねないというのが彼らの主張だ。 (中略)

K-POPをはじめ韓国文化に関心が多い日本の若者たちが新型コロナウイルスの感染拡大傾向が落ち着けば韓国に留学や旅行するケースは増えるはずだが、来て歴史認識の違いに驚きはしないだろうかと思う。教科書を変えた結果が今後子どもたちにどんな影響を及ぼすか心配だ。
(引用ここまで)


 途中であまりの馬鹿馬鹿しさに「ああ、これ元朝日新聞の成川彩って人のコラムだな」と予想。
 そして正解。正解しても虚しいだけですけども。
 冒頭の峯村健司氏の件の時点で「なにを書いてるんだ、こいつは」ってなりますね。
 前回のイカゲームに韓国料理、日本には韓国があふれているってコラムも同様でしたが、どうも文章構成力が足りてない。  まあ、こうした「目覚めた人々」的な駄文ではありがちなパターンです。書きたいことだけが先行してまとめられていないっていう。

 で、なんでも「韓日の歴史認識の差に懸念」なのだそうですが。
 これもなぁ。
 歴史認識をすり合わせたところでなにも生まれないことはもう分かりきっている。
 日韓歴史共同研究を見ても分かるように、ですね。


 日韓歴史共同研究は第2回まで行われましたが、その際になにが起きたかは筑波大学の古田博司教授の著作に詳しいところ。
 例の──

日本「資料をごらんください」
韓国「韓国に対する愛情はないのかーっ!」
日本「資料を見てくれ」
韓国「資料はそうだけども」
韓国「研究者としての良心はあるのかーっ!」

 ってあれは、第2回の日韓歴史共同研究でのやりとり。
 古田教授は数十冊に及ぶ韓国側の歴史教科書を読んで用意をしたそうだけども、韓国側はせいぜい数冊しか読んでこなかった。それを追求すると朝鮮語で「おい、どうする話が違うよ」って言っているから、朝鮮語の分かる古田教授は苦笑いするしかなかったっていう。

 で、その日韓歴史共同研究で韓国側は「任那日本府はなかった」とする論文を発表したのですが、これ以降韓国メディアでは「すでに任那日本府は日韓共同歴史研究で否定された」ということになっているのですよ。
 実際には日本側研究者からは「なんらかの形で日本側の影響力が朝鮮半島南部にはあった」という論文も提出されているのですけどね。

 韓国と日本で歴史認識をすり合わせようなんて行為自体が無駄。
 韓国が自分たちの歴史認識を日本側に押しつけて終わりなんですから。
 そうしたかつて行われた無駄に終わった話すら考慮せずに「子供たちの歴史認識ガー」とか片腹痛い。
 いいからキミは「K-POPスゴイ」「韓国映画スゴイ」ってだけ書いてなさいよ。
 自分の専門以外に踏みこんだってなにもいいことなんかないよ?
 しかし、肩書きが「元朝日新聞記者」ってのは笑えるわ。

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韓国メディア「サンフランシスコ平和条約も日韓基本条約もクアッドも正しくない!」「日本をまともな国として扱うな!」と叫んでしまう

[レビュー]日本の右翼の「歴史挑発」を煽った「サンフランシスコ体制」(ハンギョレ)
 サンフランシスコ講和条約は、最終締結まで6年という長い時間がかかった条約だ。著者のキム・ヨンホ氏は、同条約が締結されるまで日本に対する米国の態度が3段階を経て変わったと述べる。第1段階(1945~1947)では戦犯国である日本を解体することに重点を置いたが、第2段階(1948~1949)で米ソ冷戦体制に入ると、ソ連を排除し日本と単独講和を結ぶ方向に転じた。続いて第3段階(1950~1951)では中国本土に社会主義体制が樹立され、朝鮮戦争が勃発すると、日本を冷戦と反共の最前線に立つパートナーにした。日本は最大戦犯国の地位から脱し、米国の東アジア戦略の最大同盟国となった。こうして戦争犯罪者の大多数が免罪符を受け、戦後の日本再建の主役となった。

 サンフランシスコ条約締結の過程で浮かび上がった問題はこれだけではない。注目すべきは、日本の侵略と支配で最も大きな被害を受けた韓国と中国が、同条約を締結する当事者として参加できなかったという事実だ。韓国は南北が分断されており、韓国が参加する場合は北朝鮮も参加しうるという理由で排除され、台湾と本土に分かれた中国も、代表性に問題があるという理由で除外された。日本の侵略による一番の被害国が、条約の主役になれなかったのだ。にもかかわらず、このように成立したサンフランシスコ体制は、東アジア秩序を規律する枠組みとなり、韓国を束縛した。例えば、1965年の韓日国交正常化の際の「請求権協定」は、サンフランシスコ条約に基づいて結ばれた。その後、日本は請求権協定の文言を口実に、日本による植民地時代の韓国人被害者に対する賠償責任がないと主張している。韓国が参加もできなかった条約が、韓国の足を引っ張っているかたちだ。 (中略)

 こうして成立したサンフランシスコ体制は、戦後数十年間、東アジアを規定する国際関係の枠組みとなった。しかし、韓国をはじめ東アジア諸国の民主化と人権意識の伸張は、同体制に大きな打撃を与えた。日本軍「慰安婦」被害者や強制徴用被害者の証言と訴訟が相次いだ。サンフランシスコ体制が封鎖していた歴史問題が前面に登場したことで、この体制の内的矛盾が深まり、韓日関係は最悪の水準に後退した。サンフランシスコ体制を越えて東アジアに新たな共同秩序を作らなければならない理由が、よりいっそう切実になったのだ。しかし一方で、揺らいでいるサンフランシスコ体制をより大きな次元で復元しようとする動きも加速している。米国と日本がオーストラリア、インドを引き入れて作った安保協議体クアッド(Quad)がそのような動きを示している。中国包囲を目指すこのクアッド体制について、イ・ジョンウォン教授は「サンフランシスコ体制2.0」と呼ぶ。サンフランシスコ体制に代わるさらに拡張されたバージョンだということだ。

 注目すべきなのは、このクアッド体制を主導しているのが日本だということだ。米国の保護のもとで成長した日本の極右勢力は、「中国包囲」の名分で東アジアを対決に追い込み、過去の栄光を取り戻す道を開こうとしている。そのため、いま東アジアはサンフランシスコ体制を越えて前に進むか、それとも過去の冷戦秩序に逆行するかの岐路に立たされている。日本の極右勢力と米国の覇権勢力が率いるクアッド体制が全面化した場合、南北の和解と平和の道はさらに遠ざかる。筆者らは、東アジアの市民・人民が力を合わせてこの時代の逆行の流れを阻止し、「東アジア共同体」に向けて進まなければならないと強調する。
(引用ここまで)


 サンフランシスコ平和条約について書かれた論文集のブックレビュー……という体裁での、韓国人左派が抱く「サンフランシスコ平和条約」、そして「日韓基本条約」および「クアッド」に抱く思いを書いた記事。
 ちなみにこの論文集には和田春樹とアレクシス・ダデンが参加しているので中味はお察しください。

 これね、面白いです。
 個人的にはこれまでのハンギョレの記事の中でも相当に面白いと感じます。
 韓国がサンフランシスコ平和条約に参加できなかったことについて、「韓国は南北が分断されており、韓国が参加する場合は北朝鮮も参加しうるという理由で排除」されたなんてところはもう震えが来るくらいに面白いですね。
 韓国は参戦国ではないから排除された、というか「日本だっただろうがお前らはよ」という当時の連合国の立場を捏造している。

 これは「韓国の正統政権は3・1運動にはじまる大韓民国臨時政府であり、臨時政府は日本に宣戦布告した」という意識がベースにあるからですね。
 ムン・ジェイン大統領がくどいくらいに「韓国の建国は1919年であり、1948年ではない」と言い続けてきたことに軌を同じくしています。
 1948年の建国は保守派によって行われ、その後軍政によって引き継がれたので本当の建国ではない、というのが彼らの主張です。
 それにそぐわない歴史的事実は抹消されるのですよ。


 現在の日韓関係の断絶もサンフランシスコ平和条約で厳しく日本を罰しなかったことがベースになっており、さらには「サンフランシスコ平和条約を想起し」として結ばれた日韓基本条約(日韓請求権協定)で徴用工問題や慰安婦問題と言った人権問題が蔑ろにされている、なんてところももうホントに面白い。
 韓国人は度々、日韓基本条約について「韓国が力のない時に結ばれたもので不当なものだ」「こんなものは破棄して現在の韓国にふさわしい条約にすべきだ」と述べています。

 なにしろ「請求権は完全かつ最終的に解決された」と日韓請求権協定に書かれていることが気に入らない。日本の戦前の非道を(韓国が力をつけた)いまこそ糾弾したいのにできない、という構図が気に入らないのですよ。
 そんな条約は正統的なものではない、というか民主的に認められたものではないから無効だ、くらいのことまで言っていますけどね。
 ま、日本にしてみたらそんなこた知ったこっちゃないので条約守れしか言えることはないのですが。

 そして、さらに日米豪印によって結成されているクアッドを日本が主導していることも気に入らない。
 よりによって戦犯国である日本が自由主義陣営の雄としてアメリカ、オーストラリア、インドを率いて対中包囲網を主導するとはなんということだ、という意識です。
 当時、外交部長官(外相に相当)だったカン・ギョンファ氏が「クアッドはいいアイディアだとは思えない」と述べたり、米韓首脳会談後の共同声明で「両首脳は米韓同盟はインド・太平洋地域の安保、安定のための核心軸であることを強調した」とする部分を翌日になって否定したりしてきました。
 「戦犯国であるはずの日本」がアジアで対中包囲網を主導するなんてことがあってはならないし、イギリス・フランスまでそれに寄り添うなんてことは間違っているというのが彼らの認識なのです。

 で、最後の「クアッドではない東アジア共同体を形成しなければならない」というところにつながるわけですが。
 韓国人の中ではそれを主導するのが韓国になっているのでしょうね。例のマンガの「韓国!」「他国に迷惑をかけたことない紳士の国!」「礼儀正しく輝く文化を持った国!」「経済的底力と経済成長のモデルになった国!」ってアレ。



 まあ、東アジア共同体でもなんでもいいんで提唱してみたらいいんじゃないでしょうかね。
 ご自由にどうぞ。
 いや、しかしいい記事だわ、これ。

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楽韓さん、本日の動向 - たんぱく質補給にもよいかな

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 トランプ政権時代初期の大統領補佐官であったマクマスター氏の戦場としての世界が半額。
 2017年前後の北朝鮮に対応する努力も記されています。
 苦労してたんだね……。



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 あと時節柄黄金の世界史にもチェックを入れておこう。


黄金の世界史 (講談社学術文庫)
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講談社
2017-02-10

 昨日は西新宿にいて「シズラーでステーキでも食べようか」と思ったのですよ。その前の日は寝落ちでたんぱく質不足っぽかったので。
 ただ、ゴールデンウィーク初日のせいかえらい行列。近くにあるナワブでマトンプラウとマライティッカ。
 移転してまだ日は浅いですが、それなりにお客も入っている模様。

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 たんぱく質少なめを恐れていたのだけどもたっぷり補給できました。
 ランチでも黒板のメニューはやってくれるので頼んでみるとよいですね。ま、ランチでもけっこう高レベルなものが出てきますけども。

 今日のKindle日替りセールからのピックアップこちら。スピリチュアル系もたまには。
復刻改訂版 「引き寄せ」の教科書
奥平 亜美衣
Clover出版
2020-06-30