岸田文雄首相が先月28日の日独首脳会談で、ドイツの首都ベルリン市ミッテ区に設置されている慰安婦像の撤去を要請していたことが分かった。区が定めた慰安婦像の設置期間は8月までだが、像を設置したドイツの韓国系市民団体は設置延長や永続設置に向けたロビー活動を展開している。政府は首相が直接働きかけることで、撤去の早期実現に結び付けたい考えだ。
岸田首相はドイツのショルツ首相との会談で「慰安婦像が引き続き設置されているのは残念だ。日本の立場とは全く違う」と伝え、像撤去に向けた協力を求めた。
首相が像撤去を直接要請するのは異例だ。政府関係者は「これまでもさまざまなレベルで撤去を働きかけてきたが、首相が伝えれば強いメッセージになる」と事態の打開に期待を寄せる。
(引用ここまで)
別の記事でエントリ書いていたのですが、というかもうほとんど書き終えていたのですが急遽ニュースが入ったのでちょっと変更を。
28日、29日にドイツのショルツ首相が訪日していたのですが、その場で岸田総理がショルツ首相に対して「ドイツで展示されている慰安婦像を撤去してもらいたい」と要請していたと。
慰安婦合意を実際に発表した岸田総理ならばこそ、といった部分かな。
慰安婦合意には「国際社会においてお互いに非難・批判することは控える」とか「韓国政府は像の撤去に努力する」といった項目があるのですね。
日韓両外相共同記者発表(外務省)
それを根拠として「撤去してくれ」と言うことはできるわけです。
まあ、個人的にはあんなどうでもいい像なんか放置していても、誰もなんの興味も持たないとは思いますが。
「像撤去に努力する」って合意しながら、なんの努力もしていない韓国政府に嫌がらせのひとつくらいはやってもよいでしょう、という感じですかね。
フィリピンあたりだと撤去も成功しているとのことですし。
とりあえず岸田総理に関してはこの方向性でやってもらえればよいのではないでしょうか。
ただまあ、ドイツでもやたらに左派が強い、かつ自分たちのやってきた残虐さを「日本も変わらない」として希釈化させたいのでなかなか難しいとは思いますけどね。
でもまあ、法律に基づいて撤去できるのであればそれが一番よい。
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