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2022年04月

アメリカ「バイデン大統領の訪韓時に軽くムン・ジェインにも挨拶しましょうか?」→韓国側「蔚山までバイデンがムンに会いに来るぞ!」「北朝鮮特使に任命するつもりだ!」→アメリカ「あ、やっぱいいです」

議論だけ生み不発に終わった文前大統領とバイデン大統領の会合…いったい何があったのか(中央日報)
文前大統領側によると、バイデン大統領との会合と関連した議論は3月9日の大統領選挙前の2月から進められていた。 (中略)

「バイデン大統領が提案した会合は昨年合意した韓米共同宣言の連続性を再確認し、互いに謝意を示す次元だった。最近一部で出ている対北朝鮮特使議論をはじめ、バイデン大統領が梁山(ヤンサン)を訪ねて文前大統領に会うだろうなどという主張は全く事実関係と合わない」とした。

外交界では「双方が推進した会合の背景や趣旨とは全く異なる主張が出てきた先週末を基点にホワイトハウスで文前大統領との会合に対する否定的な気流が大きくなったものと理解する」という話が出ている。
(引用ここまで)


 あー、これでなんとなく分かってきた感じがしますね。
 表敬訪問的に、ムン・ジェイン前大統領に対して「お疲れ様でした」と声をかけるくらいのことがしたい、としていたアメリカ側の意向があったと。
 これくらいならばまあ、あり得る話。

 そこに韓国のおそらくは共に民主党側が大きな意味づけをやりすぎたということでしょうかね。
 ムン・ジェインがソウルにきて30分とか話して終わり、というイメージだったものに対して「いや、そうじゃないのだ」とやろうとした。
 「バイデン大統領が(ムン・ジェインが引っ越した)蔚山に訪問する」だの「ムン・ジェインにアメリカの北朝鮮特使として向かってほしいという役割を頼むのだ」といった感じで話を膨らまそうとした。


 ユン政権になって、共に民主党が無視されるような事態にならないように「偉大なる前大統領ムン・ジェイン」とでもいうべき位置づけをバイデン大統領の手で行わせようとしたわけです。
 秀忠に対する家康のように、ムン・ジェインについて「大御所」であるというような意味合いを持たせようとしたのでしょう。
 「アメリカの大統領が敬意を持って会いに来た」という意味づけを求めたと。
 当初から大統領府の関係者が「バイデン大統領の訪韓時には、ムン・ジェイン大統領に会いたがっているんだ」とかリークしてましたからね。

 で、アメリカがそれを嫌って「じゃあ、ムン・ジェインとの面談はなしということで」となったと。
 アメリカとしたら共に民主党のそんな策略に乗ってやる理由はなにもありませんしね。
 そりゃまあ、避けるわな……。

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韓国検察、ムン・ジェイン派が一掃されて空いたポストがユン派に分配される……これが韓国の政権交代よなぁ

親文在寅の検事長ら大挙左遷、法務研修院に異動(朝鮮日報)
尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権発足後初めて、18日に発表された検察人事で、文在寅(ムン・ジェイン)前大統領寄りの検事が大挙左遷された。検事長級以上の7人、次長検事4人が捜査部門以外に異動となった。いずれも検察の要職に抜てきされた後、文在寅政権関係者に対する捜査をもみ消したか、「尹錫悦追放」の先頭に立ったとされる人物だ。検察周辺からは「因果応報」との評価と共に、一部には「報復人事」との指摘もある。

 2020年にソウル中央地検長を務めた当時、「尹錫悦関連捜査」を主導した李盛潤(イ・ソンユン)ソウル高検長、その後任として捜査を指揮した李正洙(イ・ジョンス)ソウル中央地検長はいずれも法務研修院研究委員に異動した。李盛潤氏は辞表を提出しているが、金学義(キム・ハクウィ)元法務部次官に対する「違法出国禁止捜査中断圧力」事件で裁判を受けているため、辞表が受理されていない状況だ。李正洙氏は16日に辞表を提出し、まだ手続きが行われていないという。 (中略)

 韓東勲(ハン・ドンフン)法務部長官を暴行したとして裁判を受けている丁珍雄(チョン・ジンウン)法務研修院研究委員(次長検事)は大田高検検事として発令があったが、そのまま研究委員としての勤務を命じられた。
(引用ここまで)


 韓国検察庁で人事に大ナタが振るわれています。
 ムン派とされていた人々はそれぞれ左遷され、検察総長であったユン・ソンニョルの派閥だった一派は栄転を続けています。
 栄転の筆頭はなんといってもハン・ドンフン法務部長官(法相に相当)。
 かつてチョ・グク事態を捜査していたことで、ムン・ジェイン政権からは目の上のコブのように扱われて、何度も左遷されていた人物ですね。

 そして、彼に対抗する派閥で、スマートフォンを強奪しようとして暴力沙汰を起こしたチョン・ジンウン次長検事は研究委員として蟄居を命じられてたのですが。
 その後、ムン政権下で栄転の辞令が出ていたそうです。
 その栄転辞令は取り消されて、研究委員として留め置かれたと。


 それ以外にも検察の幹部にユン派を配置しているそうです。

韓東勲法相、検察幹部に「尹師団」配置…中央地検長にチョ・グク捜査で左遷された宋景鎬氏有力(朝鮮日報)

 検察捜査権完全剥奪法によって捜査権をかなり削られているものの、これは2024年の国会で与党が勢力を覆すことができればまた変わってくることでしょう。
 さて、そんな「ユン派」に牛耳られた検察に対して、極左紙であるハンギョレは社説で「これはおかしいのではないか」と述べています。

[社説]「尹錫悦派」一色の韓国検察人事、政治的中立性が心配だ(ハンギョレ)

 「検察の私有化のために権力を使うのなら容認できない職権乱用だ」だそうですが。
 ムン・ジェイン政権下で同じようにムン派を優遇し、ユン派がチョ・グク事態を操作したことで左遷されていた事態に対して、完全に口をつぐんでいたメディアがなにをいまさら言ってるんだって話ですわ。

 韓国の政権交代はこうして易姓革命として前政権に関連したものはすべて滅ぼし、そうして空いたポストを自分の子分らに分け与えることで成り立つのです。
 ムン・ジェインがやってきたそれにだんまりだったのだから、今回も静かにしてろって思いますよ。ホント。

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韓国メディア「バイデン大統領の訪韓時にムン・ジェインと会談し、彼を北朝鮮の特使とするのではないだろうか?」→ホワイトハウス「会談もないし、特使なんて聞いたこともない」

文在寅氏とバイデン氏の面会見送りか 米補佐官「予定ない」(聯合ニュース)
バイデン米大統領の来韓に合わせて推進されていた文在寅(ムン・ジェイン)前大統領との面会が見送られる見通しであることが分かった。米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は18日(現地時間)の記者会見で、「文前大統領と予定されている面会は現在のところない」と明らかにした。

 これに関連し、文氏側の関係者は19日、「面会は当初、ホワイトハウスからの提案によって推進された。ホワイトハウスがスケジュールに含まないと最終決定したのであれば、それに付け加える言葉はない」と述べた。
(引用ここまで)


 アメリカの安保担当大統領特別補佐官であるジェイク・サリバン氏が訪韓、訪日について記者会見を行いまして。
 その場で「韓国メディアが報じているような『ムン・ジェイン前大統領との面談』の予定はない」と述べました。
 会見の様子はこちら。6分20秒くらいから。



記者「韓国メディアはバイデン大統領がムン・ジェイン前大統領と面会するとしていますが、これについては?」
サリバン補佐官「その予定はありません」
記者「北朝鮮にムン・ジェイン氏を特使として送るともされていますが?」
サリバン補佐官「そういった話があるとは聞いていません」

 もうばっさり。
 ムン・ジェイン前大統領が退任する前から「バイデン大統領の訪韓時にはムン・ジェインとの会談がある」と大統領府が大々的に喧伝していたのですよ。

文大統領 バイデン氏との会談調整中=韓国大統領府(聯合ニュース)
韓国の青瓦台(大統領府)関係者は28日、5月20~22日に訪韓するバイデン米大統領と文在寅(ムン・ジェイン)大統領の会談を調整していると明らかにした。

文大統領は5月9日に退任する。同関係者は「在任中の相互信頼と尊敬を表すという意味から文大統領とバイデン大統領の会談日程を協議している」と述べた。会談はバイデン氏側が要請したという。
(引用ここまで)

 この記事が4月28日のもの。
 当時、「新大統領の立場を希釈するような会談をわざわざするかな?」とは感じましたね。
 どこか訝しむべき話ではないかと。


 で、訪韓寸前になってこうなった、と。
 実際になんの話もなかった、とまでじゃないとは思うのですが。
 じゃあ、本当に大統領府が喧伝するほどまでに会談内容が詰められていたのか、となると怪しいかなと。

 ホワイトハウス側から呼びかけていどはあったのではないかと。スケジュールの確認とかそういうレベルで。
 でも、本決まりになるまでではなかったし優先度も高くはなかったのではないか、という感じです。
 で、サリバン氏への質問で「北朝鮮にムン・ジェインが特使として派遣される、という話もありますが」というものもありますが、それを扱った記事がこちら。

文前大統領と会談するバイデン大統領…ささやかれる対北朝鮮特使論(中央日報)

 バイデン大統領側から、ムン・ジェインに「特使として北朝鮮に行ってもらえませんか」という呼びかけがあるだろう、との推測があったとのことですが。
 うーん。微妙。
 いまさらムン・ジェインを北朝鮮に特使として派遣。
 ムン・ジェイン側にそういう意向があったとしても、バイデン側が認めるかどうか。
 そんな信頼関係なんてミリほどもないと思いますけどね。

 ホワイトハウスがムン・ジェイン側のメンツを潰すために仕掛けた……というよりは、ムン・ジェイン側がいつものように暴走した結果、ではないかなと。
 針小棒大に騒ぎ立てて恥をかいた、というオチではないでしょうか。

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楽韓さん、本日の動向 - いくら逆張りしても逆転ホームランは打てないんだよ、というお話

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ウクライナ批判のSNS投稿者、ワクチンでも誤情報発信(日経新聞)

 ワクチンの誤情報発信者が同様にロシア擁護の立場に立っている、という分析。
 まあ……だよなぁ、というくらいの感想しか出てきませんね。逆張りしかやらない。
 多くに行き渡っている価値観を否定することでしか自分のアイデンティティを確立できない人たちですから。
 「一発逆転のホームランなど積み上げた者しか打てん」ってアレ。ずっとエビロールでも作ってるのがお似合いですわ。
 あと毎日新聞に載った和田春樹との対立構造云々というのもホントにひどかった。明日扱うかも。
 本当になぁ……。
 和田は20年前から老害なんだから、いまさら老害がどうのこうの言ってもしょうがないプロ老害なんだけども。

 そうそう、サイゼに行って生ハムにお別れを告げてきました。しばらくの別れだ。

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 そろそろラムランプステーキも終わりかな。

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