ユン・ソクヨル大統領が韓国首脳で初めて参加する北大西洋条約機構(NATO・NATO)首脳会議をきっかけに韓米日3局首脳会談の開催が有力だという。ユン大統領とジョー・バイデン米大統領が先月首脳会談で「韓・米・日三角協力」の重要性を強調した後、三国共助の復元が本格化する姿だ。
ただし凍った韓日関係を解決するためのユン大統領と岸田文夫日本首相間の両者首脳会談は開催が不透明だと伝えられた。これまで強制徴用被害者賠償と慰安婦合意問題などで両国間感情のゴールが深まったうえ、来月参議院選挙を控えた日本内部事情が複雑な理由が大きい。
ある外交消息筋は15日、「NATO首脳会議の期間、韓米日首脳会談開催の可能性があると理解している」と話した。ユン大統領と岸田首相は来る29~30日、スペインマドリードで開かれるNATO首脳会議に招待され、NATO主要加盟国である米国のバイデン大統領も参加する。
今回、韓米日首脳会談が開かれれば、文在寅政府初期の2017年9月、国連総会期間の会談以後4年9カ月ぶりだ。文在認政府の時、慰安婦合意破棄と強制徴用賠償問題などで韓日関係が急激に悪化し、これまで三国首脳会談が開かなかったのだ。
(引用ここまで)
NATO首脳会議で日米韓首脳会談はあるかもしれない、と韓国政府高官が言っている……と、韓国メディア談。
実際はどうかは分かりませんが。
日米韓であればまあいいかな、という感じ。
逆にいうと日韓首脳会談は完全にぽしゃったということでもありますかね。
問題は日米韓首脳会談でなにが語られるのか、ということですが。
まあ、対北朝鮮かな。
米韓首脳会談でも北朝鮮についてだけ語られていましたし。
日米韓次官級会議、日米韓防衛相会談でも語られていた……というか。
時期的にも、やっていること(核実験場再稼働)も注目されてしかるべき……ですから。
ま、とりあえず話題はつなげるのは間違いないので、しばらくは北朝鮮関連でお茶を濁すという感じかな。
韓国からは「アメリカも韓国が日韓関係を改善させようという意思があることを認めている」みたいな話が出ているのですが。
今日の夕方のエントリでの「韓国は手を差し伸べたのに……」というエントリのソースでも出てましたね。
本当に韓国の意欲を認めているのだったら、幾度かあった日米韓での会談や会議、あるいは日米首脳会談、米韓首脳会談でも多少は話題として出てくるはずなのですよね。
ですが、これまで日米、米韓間ではそれぞれ韓国、日本の話題はほぼ最小限。
バイデンなんか「日韓の貿易紛争問題? ああ、トランプ政権のやった鉄鋼問題だったら話はするよ」とか言っちゃうレベルで、日韓関係を意識していないことをあからさまにしてしまったわけで。
韓国の望むような「アメリカからの日本への圧力」は出てきそうにもないですね。
Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローよろしくお願いします。→Follow @rakukan_vortex