韓国U-23以下男子サッカー代表チームが12日2022 AFC(アジアサッカー連盟)、アジアンカップの日本との8強戦(ウズベキスタン・タシュケント)で0-3で惨敗を喫した。 実に屈辱的な敗北に過ぎた2日ブラジルを相手にした評価戦で1-5を受けたベントゥ号に続き、韓国サッカーのもう一つの惨事といえる。 しかし、今回の黄善洪(ファン・ソンホン)号の惨事がもっと衝撃的なのは、彼らが韓国サッカーの未来を担う主役たちという事実だ。 (中略)
韓国サッカーが「じゃんけん」ですらも負けてはならないという日本に、それもU-23ですらないU-21のチームに翻弄され、歴史に残る恥辱の敗北を喫したという事実は実に韓国サッカーに示唆するところが大きい。 (中略)
日本は韓国よりおそらく一歩リードしていると見られる。そしてその結果がついにファン・ソン号に恥辱的な惨敗を強いたと見て差し支えない。
(引用ここまで)
いまだにU-23 アジアカップでU-21日本代表に惨敗したことが尾を引いているようで。
どうも韓国国内では「U-20ワールドカップで準優勝した韓国のこの世代は世界最強になり得る」くらいの意識があったっぽいのですよ。
韓国サッカーの未来は順風満帆だと。
特にU-20ワールドカップで最優秀選手になったイ・ガンインがいる、ということで。
その幻想が今回のU-23アジアカップで木っ端微塵に砕けた、という感じ。
世代別の大会だと、時としてジャイアントキリングが起きがちですし、早熟な人種のほうが有利。
U-17ワールドカップとかアフリカ大陸からの代表チームが勝つことが多いし、U-20でも3位くらいに来ることが多い。U-23になるオリンピックになるとそうでもないんですけどね。
イ・ガンインの成長曲線が期待したように描けていない、というニュースもありました。
イ・ガンインの不運… 後退する韓国サッカーの未来(プレビュージャーナル・朝鮮語)
去年のA代表との親善試合に続いてイ・ガンインが日本に通用しなかった、ということもけっこうなショックだったようですね。
イ・ガンインはそこそこよいプレイヤーだと思いますが、メッシでもネイマールでもないっていうだけの話なのですけどね。
これはソン・フンミンについてもいえますが。
んで、9月のAマッチデーで日本代表はヨーロッパでアメリカ代表の親善試合が決まったことについても「日本と韓国の状況が違いすぎる」と焦っているようです。
というか9月はUEFAネーションズリーグがあってヨーロッパの強豪国との試合は難しい。アフリカネイションズカップ予選もあってアフリカともできない。
というわけで日本がアメリカ代表との試合を組めたのは、なかなかのヒットでしたね。
足速い日本、9月ヨーロッパで米国と評価戦確定… カタールワールドカップでのコントラスト(ニュース1・朝鮮語)
韓国代表は韓国国内で2試合をこなす予定とのこと。
ただし、対戦相手は未定。ゆったりしてますねー。
20年前のワールドカップでなにがあったかという特集記事が組まれたことで、多くの国々で記憶がリフレッシュされたっていうのもあるかもしれませんね。
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