11日、全国経済人連合会(全経連)が2度にわたり実施した韓日国民認識調査の結果、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府発足後、韓国人の51%、日本人の33.4%が韓日関係の改善を予測した。韓日関係改善のために両国政府が努力しなければならないという意見は韓国85.8%、日本67.6%で、いずれも過半数を超えた。
韓国人の81%、日本人の63%は両国関係が改善されれば、相互経済発展に役立つと判断した。輸出規制廃止が両国の経済発展に役立つと回答したのは韓国61%で、日本(39.5%)より多かった。韓日首脳会談の早期開催が両国関係に肯定的な影響を与えるという回答も、韓国は50.4%で過半数を超えた。 (中略)
一方、日本は「すでに謝罪をしたため更に謝罪をする必要はない」という意見が60.8%で最も多かった。次に「歴史解決のために謝罪は必要だが、韓国が政権交代の度に謝罪を要求することは自制すべきだ」が32.4%に及んだ。「未来指向的関係のためにドイツ首相のナチス関連謝罪の事例のように追加謝罪をする必要がある」という回答は6.8%に過ぎなかった。
(引用ここまで)
韓国の全国経済人連合会(全経連)が世論調査を行った、という記事。
ちょっと個人的には面白かったのでピックアップ。全経連のサイトで発表されているものはこちら。
光復節記念、日韓関係に対する両国国民認識調査(全経連・朝鮮語)
・韓日関係改善のために両国政府が努力しなければならない
日本 67.6%
韓国 85.8%
これ、日本側の回答がちょっと面白くて。
「大いにそう思う」が29.2%、「まあそう思う」が38.4%。
「あまりそう思わない」が14.4%、「まったくそう思わない」が18.0%。
ちなみに韓国側は43.2%、42.6%、10.6%、3.6%。
日本の否定派は徹底的に否定していて、しかもそれが一定数(1/5弱)いるっていう。
普通、日本人がこの質問をされたら曖昧に「まあ、そう思う」に圧倒的に入ったでしょうけども。
こんな「関係改善のために両国が努力しなければならない」なんていう取っつきやすいお題目についてですら、67%ほどしか賛成してくれなくなっているのですよ。
しかも「大いにそう思う」が3割弱。
「日韓関係の現在」が透けて見えている設問ですね。
あと「輸出規制廃止が両国の経済発展に役立つ」って設問もちょっと面白い。
日本側から39.5%しかない。韓国側は61%。
効いている、ってことだなぁ。
韓国への謝罪云々については「もう謝罪は必要ない」って答えた日本人が60.8%。まあ、実感としてもそんなもんかな。
20年前にこの質問したら「もう謝罪は必要ない」って回答は25%くらいだったかもしれない。
当時、ワールドカップ前なんて韓国のことなんて誰も知らなかったですからね。
どうにかこうにかここまで育ってくれた、という感じです。
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