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2022年07月

韓国での豪雨被害、犠牲者の出たマンホールや半地下家屋に対策をしようとするものの……

カテゴリ:天災 コメント:(73)
豪雨被害のソウル市、マンホールに転落防止網を設置へ(朝鮮日報)
 ソウル市がマンホールのふたの下にネットや鉄製構造物などの「マンホール転落防止設備」を設置することを決めたと12日、明らかにした。8日の集中豪雨によりソウル市瑞草区でマンホールのふたが外れ、成人の姉と弟が転落し死亡するなどマンホール関連の事故が発生したことから、これを防ぐための措置を取ったものだ。

 ソウル市は今年下半期からマンホール転落防止設備を低地帯など浸水脆弱(ぜいじゃく)地域や下水道逆流区間に優先導入し、設置を拡大していく計画だ。マンホールのふたの下に網や鉄製構造物を設置し、ふたが外れても人や物が落ちないようにするということだ。ソウル市内のマンホールは計27万カ所あるが、このうち約1万カ所に今年下半期中に転落防止設備を設置する予定だ。

 ソウル市は既に浸水が多かったり、逆流が発生したりする区間にロック機能がある特殊なマンホールふたを設置している。しかし、今回は1時間に100ミリメートル以上の豪雨となり、水圧によりマンホールのふたが外れて事故が発生した。

 8日午後、ソウル市瑞草区瑞草洞では水圧に耐えきれずにマンホールのふたが外れ、その穴に50代の姉と40代の弟が転落、2人とも遺体で発見された。
(引用ここまで)


 今回の豪雨は総降雨量が500ミリオーバーという激しいもので死者14人、行方不明5人、負傷者18人。
 都市近郊への豪雨災害で、堤防の決壊等による広域の床上浸水がなかったのでこのていどで済んだ、という理解でよいかな。
 半地下の住人や、水圧で開いたマンホールに落ちたという人もいました。

 で、その対策としてソウル市がマンホールが外れてもいいようにネットを設置する……と。
 うん、まあ。
 なんだ。

 ないよりはマシ……なのかなぁ。
 どうやら増水しやすい場所にはボルトで固定しているタイプのマンホールが使われているらしいのですが。
 それよりもなによりも「豪雨の際は外に出ない」が一番なんよね。


 で、半地下住居に対してもソウル市のオ・セフン市長は「新規許可はしない。これまでの住居も10年かけて潰す」と言い出しているのですが。
 その一方で国土交通部長官(国交相に相当)が「半地下も人が住んでいる場所だ」と言い出しまして。

ウォン・ヒリョン「地下階人住む場所」vsオ・セフン「地下階住宅空間禁止」(MBN・朝鮮語)

 「脆弱階層の現実を知らない机上の政策だ」と。
 まあ、「半地下に住んでいるから弱者」ではなく、弱者だからこそ半地下以外に行くところがない人がほとんどなわけで。
 あえて半地下を選んで余剰を貯蓄・投資に廻すというような人もいるようですけどね。

 セウォル号の時にも散々言ったのですが、事故・事件はそれぞれの社会の映し鏡になるのですよ。
 ただ、韓国の場合はそれが過剰な感じがするのもまた確かですかね。

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韓国人YouTuber「整形したら鼻が溶けた」と大騒ぎ

カテゴリ:整形 コメント:(95)
韓国ユーチューバー「7、8回の手術で鼻が溶けた」…病院「管理の問題」(中央日報)
カン・ハクドゥさんは8日、あるオンラインコミュニティーに「ユーチューバーのカン・ハクドゥです。鼻が溶け落ちています」と題したコメントを載せた。

カンさんは4カ月間に7、8回の麻酔手術と4回の鼻の開放をした後、鼻が炎症で腐って溶け落ちていると主張した。これを解決しようと大学病院に行ったカンさんは高難度の手術をしなければいけないという話を聞いたとし、手術の過程について説明した。大学病院側は現在のカンさんの鼻の状態について、菌の侵食が原因と考えられるという話もしたという。 (中略)

一方、カンさんの手術を執刀したというA院長は11日、整形手術専門アプリに長文を載せた。A院長は「一般の患者は痛くても手術部位に触れないが、このユーチューバーのライブ放送を見ると、手術当日から傷の部分を触り、こすり、鼻をかむ習慣があり、回復が遅かった」とし「炎症という部分は『漿液腫現象』だが、粘液が皮膜内にたまっている」と説明した。
(引用ここまで)


 韓国人YouTuberが「整形したら鼻が溶けた」と大騒ぎしている、とのニュース。
 写真を見ると確かにけっこうなグロ画像。
 でもまあ、それをこうやってネタにして行くのでしょう。

 韓国の整形は本当にカジュアルなもので、地下鉄に乗ってて左右の席+前の人がほとんど同じ顔をしていたなんて経験もあるくらい。
 さすがにあれはびっくりしたけども。
 楽韓Webでは整形医院が山ほどあるいわゆる「整形通り」のレポートもしてますので、そちらもご覧ください。

 目頭の切開だけをしたかったのに、「サービスで鼻筋も通しておいたよ」とかやられてしまうなんて話が定番の整形ギャグとしてあると聞きます。


 日本からも整形目的で渡韓するなんて話もよく聞きます。日本では医療目的以外の両顎手術はできないようですしね。
 正直、整形で心の安寧が得られるのでしたらそうすればよいと思いはします。
 ただ、身体にメスを入れるということは、こうしたリスクがあるということも把握しておいてほしいですね。

 死亡事故も起きてますし。
 失敗例もある。

 でもまあ、このYouTuberは一生使えるネタができたってことでよいんじゃないですかね。

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楽韓さん、本日の動向 - おっと推薦図書が半額以下になってた

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 あなたがこれを読んでいる頃、わたしはお台場の某ホテルでまだ惰眠を貪っていることでしょう(予約投稿)。
 入場が10時過ぎなんで。

 あと選挙ギャルズには「おまえのようなギャルがいるか。共産党の手下だな」ってTwitterで書いたんですが、北斗の拳ネタってそこまで鉄板じゃないんだよな。オールタイムベストではないかもしれない。

 あ、Kindleのセールで1冊、これ買っておけってのがあったのでピックアップしておきます。
 ルトワックの本も翻訳されている奥田氏による翻訳。
 前から買おうと思っていたのだけども、半額以下になっていたので今回こそ買う。

地政学 ―地理と戦略―
ジェフリー・スローン
五月書房新社
2022-03-07


 あと早川書房がセールやっているっぽいのでそちらからも2冊ほど。
 ドイツ連銀がやばいって話がいつもピンときてなかったのですが、これでかなり「あー、なるほどな」ってなる部分がけっこうありました。



 こちらはmRNAワクチンの開発はどのように行われたのか、ビオンテック(ファイザーのワクチンの開発元)の創業者兼開発者であるエズレム・テュレジを含めて書かれた本。
 発売当時に紙で買って抜き読みしかしてないなぁ。電子でも買っておくか(検索するのには電子のほうが有利)。



 今日のKindle日替りセールからのピックアップこちら。