25日、韓国不動産院が発表した週間マンション価格動向調査によると、今週の22日基準でのソウルのマンション価格は、一週間前より0.11%下落した。 先週(-0.09%)より下落幅が0.02%Pさらに広がり、2019年3月4日の調査(-0.11%)以来3年5ヵ月ぶりに最も大きな下げ幅を記録した。 (中略)
実際に国土交通部の実取引加工システムによると、2020年に竣工された江東区上日洞「高徳アルテオン」占有84平方メートルは、先月18日と去る6日に14億8000万ウォン(18~19階)に取引された。去る4月取引された19億8000万ウォン( 11階)で5億ウォン下落した取引が相次いで2件も出たのだ。
該当取引関連不動産コミュニティには「34坪を14億8000万ウォンの安値で売ったのはいったい誰なのか」という文が上がった。掲示板に書いた者は「隣人の財産をこんなに削って食べて高徳の価値を破壊する」とし「無責任に他人に被害を与えた」と怒った。
昨年12月に入居開始された恩平区水色洞「DMCロッテキャッスル ザ ファースト」占有84平方メートルも10億4000万ウォンに取引が締結され、2億6000万ウォン下落した。銅雀区黒石洞「アクロリバーハイム」( 2019年入居)占有84平方メートルもやはり2月25億4000万ウォンから先月25日に19億8000万ウォンに落ちた。
(引用ここまで)
韓国の高級マンションががんがん値下がりしている、というニュース。
高徳アルテオンという高級マンションで4月に20億ウォン近くいっていたものが、一気に15億ウォンすら切る価格に。
「고덕아르테온」で検索すると、ゲーテッドコミュニティではない感じか。
韓国で超高級になると完全なゲーテッドコミュニティになるのですけどね。
画像検索の結果はこんな感じ。
高級マンションであるのは間違いないかな。
それでも占有84平米で20億ウォンは異常だなぁ……。
今回の政策金利の利上げで市中金利が6%を突破し、このままだと年内に7%になりかねない。
変動金利が重い不動産ローンを抱え続けているよりも、高いうちに売ってしまってローンを完済してしまいたいという考えもあるでしょう。
不動産は株や投資信託と違って、一部を売り払うということができないのが厳しいところ。
まあ、売れるうちに売ってしまえというのは考えかたとしてあり、なのですが。
同じマンションの所有者から「こんな安値で売ったのは誰だ!」って書きこみが不動産掲示板にあったそうで(笑)。
いまちらっと見てみたら「すぐに20億に回復します、心配しないでください」って書いてあって草。
まあ、そうなるとよいよね。
ムン・ジェインがあれこれ手を変え品を変えでやってきた不動産価格下落のための政策ですが、やっぱり金利には勝てないんですよっていうオチだったなぁ。
こういう部分においてもムン政権は経済原則を知らなかったということになりますね。
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