日本で、「日本人の英語力は世界平均に比べ大幅に後れを取っている」「日本人の性格に合った教育方法が必要だ」という意見が報道された。
時事週刊誌ニューズウィーク日本版は23日、日本人の英語力のレベルが下がっている原因について分析した。同誌は、2020年のTOEFL iBT国別平均スコアで日本人は韓国・中国・台湾より10以上低いと伝えた。 (中略)
同誌は「韓国も20年前は日本と同じ英語下手で知られていたが、今ではアジアでも香港に匹敵するほど『英語が得意な国』に生まれ変わった」「同じ時期、日本は世界のレベルとの格差が依然として大きく、世界の(英語力上昇)スピードに追いつけていない状況だ」としている。
また、ニューズウィークは日本人の英語力が上がらない原因に間違った教育方式を挙げた。同誌は「韓国は1997年から英語教育改革に着手し、英語教育の目標を高くした。英語教育のスタートが早期化し、英語の学習時間が増え、英語の学習内容が高度化し、英語ができる生徒が増えた」と紹介した。
(引用ここまで)
「韓国人は英語が話せるのになんで日本人は苦手なのだ?」と。
ふむ。
経験上ですが、タイ人でも台湾人でも大学院にくるような人だと英語ペラペラですけどね?
なんでって必要があるから。
日本みたいに英語話せなくても研究できる環境がおかしいというだけで。
一定の知識までであれば日本語で入手できて、学術書も小説もけっこうな頻度で翻訳される。
英語が必須じゃないからうまくならないというだけ。
本当に必要であればうまくならざるを得ないし、そうじゃないと人生から脱落する。
韓国では大手財閥への就職にはTOEIC850点が必要になるとされています。
さもなくば親子3人でコンビニ経営、365日休みなしとかの自営業行きか、賃金半分以下の中小企業行き。
あとは競争倍率40倍以上の公務員試験にチャレンジするか。
そういう社会的背景があれば英語がうまくなるんじゃないでしょうかね。
少なくともこれまでの日本はそういう社会ではなかったわけで。
幸いなことに。
1997年以降の韓国とは異なって、ということです。
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