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2022年08月

韓国大統領府「アメリカのハリス副大統領と通貨スワップ協定の実質履行の意思を確認した!」→ホワイトハウス「……」

大統領室「アメリカ行政部の通貨スワップ実質履行の意思を確認」(ファイナンシャルニュース・朝鮮語)
韓国と米国間のグローバル景気低迷を克服する案の一つである「韓米通貨スワップ」措置を含む金融強力案が徐々に具体化されている。

ユン・ソクヨル大統領とカマラ・ハリス米副大統領が29日午前、ソウル龍山庁舎で会い、米国インフレ削減法(IRA)規制緩和と通貨スワップを含む金融流動性供給装置協力を再確認した。

この中で通貨スワップと関連して、大統領室は韓国銀行と米国連邦準備制度が積極的に情報を交換しているということまで言及しながら最近の高為替レート基調に対する対応を示唆した。

ユン大統領とハリス米副大統領がこの日、ソウル龍山大統領室庁舎で接見をした後、大統領室関係者はブリーフィングで「政府と韓国銀行は金融市場安定のために米国との流動性供給装置発動に対する協議が必要だという認識を共にしている」とし「このような認識のもと市場状況に応じて流動性供給装置を稼動できるように韓銀と米連邦の間で積極的に情報を交換していると承知している」と話した。

大統領室の高位関係者も記者たちに「通貨スワップとして認識できる流動性協力に関連して水面下で調整後、ニューヨークで韓米首脳間協議する過程があった」とし「今日(29日)ハリス副大統領を通じて実質的に(通貨スワップを含む流動性供給を)履行するという米政府の意志を再確認した」と説明した。
(引用ここまで)


 えーっと、ハリス副大統領が訪韓しまして。
 予告通りに日帰りしたのですが。
 韓国大統領室は「実質的に通貨スワップ協定と呼べる金融流動性供給装置を実行する意思を確認した」とアナウンスしているそうです。
 大統領府のこのリリースによると……

ユン・ソンニョル大統領、ハリス米副大統領の接見結果(韓国大統領府・朝鮮語)
また、ハリス副大統領は、必要に応じて金融安定のための流動性供給装置を実行するために緊密に協力することにした両国正常次元の合意事項も再確認しました。
(引用ここまで)

 7月にイエレン財務長官が訪韓した時に言っていた「金融安定のための流動性供給装置」云々の話ですね。
 あと5月にバイデン大統領が訪韓した際の「為替市場での協力」というアレ。
 最初のバイデン大統領訪韓時からすでに4ヶ月が経過しているのに、なんら動きなし。


 まあ、これまでも水面下で交渉はしてきた、という設定になっているそうですわ。
 で、先日の48秒の米韓首脳会談で通貨スワップ協定に言及した、ということで。
 今回のハリス副大統領の訪韓で「実行履行の意思を確認」に至ったそうですよ。

 さて、ここでいつものようにホワイトハウスのリードアウトを見てみましょうか。

Readout of Vice President Harris’s Meeting with President Yoon of the Republic of Korea(ホワイトハウス・英語)

 ……まあ、いつものようになのですが。
 前回と同様、為替のかの字にすら言及がないってオチ。
 毎度毎度同じオチで申し訳ない(笑)。

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ワールドカップ直前! ヨーロッパで親善試合をこなす各国代表と、ホームに引きこもる韓国代表……

サッカー韓日代表、9月の強化試合は共に1勝1分け…内容は大差(朝鮮日報)
1勝1分け。2022国際サッカー連盟(FIFA)サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会に出場する韓国と日本が9月に行った2回の強化試合の結果は同じだった。しかし内容は全く違った。

 韓国(FIFAランキング28位)は強化試合の相手チームをホームに呼び、23日に京畿道高陽市内の高陽総合運動場でコスタリカ(34位)と、27日にはソウル・ワールドカップ・スタジアムでカメルーン(38位)と強化試合を行った。(中略)解説者のハン・ジュンヒ氏は「今回のAマッチ期間にブラジルをはじめとする多くの強豪国がヨーロッパに集まった。韓国が海外で強化試合を行った場合、相手国の選択幅がさらに広がっていた可能性がある」と語った。

 日本(24位)は中立地域のドイツ・デュッセルドルフで強化試合を行った。W杯まであと2カ月余りという時期に海外での経験を積むという趣旨だった。 (中略)

 韓国代表のベント監督はこれまでの精鋭メンバーを中心にコスタリカ戦に臨んだ。そしてカメルーン戦で5人の先発選手を変更した。各試合に交代カードが6枚ずつあったが、召集された26人のうち7人はピッチに一度も立てず、所属チームに戻った。特にスペインのプロリーグ「ラ・リーガ」でアシスト数首位・李康仁(イ・ガンイン)=RCDマヨルカ=も出場がなかった。このため、「結果も重要だが、強化試合なのだから選手たちの実力をチェックすべきではなかったのか」と指摘の声が上がっている。

 一方、日本は米国戦で久保建英=レアル・ソシエダ=、冨安健洋=アーセナル=、鎌田大地=フランクフルト=など精鋭メンバーが先発出場した。だが、エクアドル戦ではGKを含め11人全員、違う顔ぶれだった。これについて、日本代表の森保一監督は「誰が出てもチーム力を落とさない、戦力として機能するというのは常に持っておかないといけない」と言った。
(引用ここまで)


 日本代表のアメリカ戦、エクアドル戦、なかなかよかったと思います。先発総取っ替えは賛否ありますが、やってよかったかな。
 エクアドル戦の半ば以上アウェイの雰囲気もよかったわ。ホームの生ぬるい環境じゃない、と覚悟できたでしょうし。

 さすがこれで柴崎を切ることができるでしょう。
 個人的には柴崎のプレイスタイルは好きなんだけど、少なくともいまの日本代表にはハマらないよね。
 というか守田、遠藤の安定度にはるかに及ばない。

 1トップをどうするのか、という課題はあるにしても少なくない収穫が得られたと感じました。
 ただ、こういう「あれ、もしかしていけんじゃね?」っていう直前の気分は前にも味わったなぁ……と思って記憶を遡ったところ、2006年のジーコ監督時代でした。
 あー。うん。既視感があるというだけでしょう。たぶん。

 直前にカナダ戦が組めたのもよいですね。
 JFAはこの3試合についてはかなりいい仕事をしたのではないかなー。


 んで、その一方で韓国代表はホームで2戦。コスタリカとカメルーン。2−2のタイと1−0の勝利。どちらもソン・フンミンがゴールしたそうですよ。
 コスタリカ戦はちらっと見たんですが……。
 1.5軍ですよね、あれ。ソンのフリーキックで追いついたものの、全体としてのできはさほどでもないように感じました。

 んで、ホームで2戦してほぼスタメン固定。
 練度を上げた、という言いかたはできるかな。
 昨シーズン、久保のチームメイトだったイ・ガンインは招集したのになにもさせずにスペインに帰らせたそうですわ。
 ワールドカップメンバーから落選なのでは、ともされてますね。

 ほぼ世界の代表チームがヨーロッパで戦っているAマッチウィークに、なぜか韓国はぬるいホームで2連戦。大韓サッカー協会の予算の問題でしょうね。
 んで、カタールに入る前にもう1戦どこかでやるとしていますが、これまた対戦相手が見つかっていません。
 日本に来る代表チームの落ち穂拾いをするバリューセットも使えなかったためにマッチメイクで苦労しまくってますね。

 そういえば、「栄光の2002年」のあとのドイツワールドカップではなぜかドイツで合宿をせずにスコットランドに滞在
 スコットランドで練習試合できずになぜかノルウェーにまで行って、ワールドカップに出場しなかったノルウェー代表と戦ってましたっけ。
 まあ、そのくらいが実際の韓国の地位だといえるんじゃないですかね。

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韓国大統領の「バイデンは赤っ恥」発言で韓国政界が大紛争に……大統領側は「このように字幕をつけた根拠を出せ」とMBCに質問状

韓国大統領室、MBCに回答求める公文「尹大統領の発音、特定した根拠は何か」(朝鮮日報)
韓国大統領室は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の米国ニューヨークでの発言を巡る論争に関連して、最初に報道を行ったMBC放送に公文を送り、大統領の発音だと特定した根拠などについて回答を求めた。

 大統領秘書室は26日午後、対外協力秘書官の名義でMBCに送った公文で「事実を特定するに先立ち、多様な確認の努力と共に反論権を保証することがジャーナリズムの基本」だとし、計6項目の質問を行った。公文の宛先は朴晟済(パク・ソンジェ)MBC社長だ。 (中略)

 これに対しMBCは「報道に異議を提起できる制度的装置が厳然として存在しているにもかかわらず、最高権力機関である大統領室から『報道の経緯を釈明せよ』という形で公文を公営放送局の社長に送ることは、言論の自由を脅かす圧迫と映りかねず、極めて遺憾で憂慮すべきもの」とコメントした。
(引用ここまで)


 ユン大統領が「国会で、このXXどもが承認しなければ、バイデンは赤っ恥だろう」と発言した、と報じた韓国の公共放送のMBC。
 それに対して大統領室、および与党である国民の力は完全抗戦を選択した、と。
 まず大統領室がMBCに対して公文を送致。
 「どのような経緯でユン大統領の発言をそのような字幕をつけて報道したのか」と質問しています。

 ほぼ同時に与党・国民の力はMBCの社長、報道局長、取材記者に対してユン大統領への名誉毀損で告発。

韓国与党「MBC社長・報道局長・取材記者、尹大統領に対する名誉毀損で告発」(朝鮮日報)

 すでに各社が音声解析をしているのですが、結論としては「よく分からない」「雑音が大きすぎる」というもの。
 どちらかというと「少なくとも『バイデン』とは言っていないのではないか」とする意見が多いようです。


 さて、それに対して国会議席の2/3弱を支配する巨大野党である共に民主党は、パク・ジン外交部長官(外相に相当)を対して解任決議案を発議し、通過させました。

韓国、「巨大野党の独走」で政治失踪…外交長官解任建議案を強行(中央日報)

 あくまでも「解任決議案」であって、大統領が拒否することができるものですが。
 記事にもあるように長官職への解任決議案が国会を通過したのは現行憲法下の45年間で3回目。
 かなりのレアケース。

 共に民主党側は嬉々として通過させたのですが、与党の国民の力はもちろん第3党の正義党すら国会から退場しての採決となったそうです。
 正義党は極左として知られているのですが、そこすらも「こいつらといっしょに動くと今回はやばい」と認識したと。

 MBC側は「訪米に随行した複数の報道陣とチェックして、字幕をつけた」と他社も巻きこもうと必死の釈明。
 ただ、少なくとも現状はMBC側に不利かな、といった感触。
 共に民主党もそれに乗ろうとしている……というか、どうもMBC側から共に民主党側に事前にリークがあったことで色めき立って騒いでいるのですが。
 これ以上、戦線を拡大するのは無理筋な感じがしますね。
 国会を空転させてまでやることか、となるんじゃないかなぁ。

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楽韓さん、本日の動向 - 9月……まだ行かないでくれ

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・悲報:9月今日まで
 9月、待ってくれ。今月は本当にスケジュールぐだぐだで取り戻せてないんだ。
 まあ、スケジュールがダメでも体調は保てているのでよしとする。
・大谷8回2死までノーノー
 大谷は8回2死までノーノーでしたが残念でした。あの打球はショートが取れててもアウトにするのは難しかったかな。

・サッカー日本代表欧州遠征
 2試合ともそれなりに得るもの(捨てるべきもの)があってよかった。あとでエントリ書くことになると思いますが。
 少なくともボランチ2枚は確定。鎌田からセンターバックまで、センターラインがけっこう強力よね。あとカナダ戦が決まったのもよい感じ。JFA仕事してんじゃん。

 さてニコニコカドカワ祭りが今年もやってまいりました。年末一歩手前を意識させられますね。
 企業として祭りやっている場合なのかっていうのはあるかもしれんけども。

 とりあえず何冊かピックアップしてみよう。
 宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する、は絵柄がとてつもなく原作にフィットしています。ただ、もう少しコミカライズが進んだあたりで原作が迷走に入るんよね。でもま、異世界ものとしてはかなり上質。5巻まで半額。



 元・世界1位のサブキャラ育成日記 ~廃プレイヤー、異世界を攻略中!~は最新刊以外半額。
 んー、ゲーム世界に転生という部分が強すぎる感。でもま読めます。1巻だけ読んでみるのがよいかな。けっこう人を選ぶと思う。あと表紙のデザイン悪すぎない?



 歴史に残る悪女になるぞは1巻無料、2巻半額。最新刊は定価。とにかく画力が高い。

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 それとメイドインアビスがセールやってますね。アニメ2期が終わったからか。3巻まで109円、5巻まで半額。以降、最新刊以外は30%オフ。
 とりあえず3巻まで買っちゃってあとはそれぞれで判断でもいいかな。ジャンルとしてはなんだろう。ハートフルダンジョンアクション?(心臓という意味で)



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 今日のKindle日替りセールからのピックアップこちら。

韓国メディア「くっ、TSMC、TSMC! どいつもこいつもTSMC! なぜヤツを認めてサムスンを認めねえんだ!」……性能が低いからでは?

米エヌビディア・クアルコムが再び台湾TSMCに発注、韓国サムスンのファウンドリーはなぜ劣勢なのか(朝鮮日報)
半導体メーカーのエヌビディアが新しいグラフィック処理装置(GPU)の製造をファウンドリー(半導体受託生産)世界最大手である台湾積体電路製造(TSMC)に発注した。GPUはコンピューターグラフィックや人工知能(AI)の演算に欠かせない半導体だ。前世代の製品はサムスン電子に製造を発注したが、新製品は発注先をTSMCに戻したのだ。 (中略)

米クアルコムは11月に発売するスマートフォン向けシステムオンチップ(SoC)である「スナップドラゴン8」第2世代(Gen 2)の製造をTSMCに任せた。クアルコムは昨年末、同第1世代(Gen 1)の製造をサムスン電子に発注したが、今年5月にTSMCに乗り換え、次のモデルでもTSMCを選んだ格好だ。半導体業界ではサムスン電子製のチップが発熱と性能低下の問題に直面したため、クアルコムがTSMCを選んだとの分析が聞かれる。 (中略)

顧客獲得戦で押され、サムスン電子とTSMCのファウンドリー市場におけるシェアの差はますます拡大している。台湾の市場調査会社トレンドフォースによると、今年第1四半期のTSMCのシェアは53.6%、サムスン電子は16.3%だった。サムスン電子がファウンドリー事業に本格参入した19年第1四半期には両社の差が29ポイントだったが、現在は37.3ポイントに広がった。 (中略)

顧客獲得戦で押され、サムスン電子とTSMCのファウンドリー市場におけるシェアの差はますます拡大している。台湾の市場調査会社トレンドフォースによると、今年第1四半期のTSMCのシェアは53.6%、サムスン電子は16.3%だった。サムスン電子がファウンドリー事業に本格参入した19年第1四半期には両社の差が29ポイントだったが、現在は37.3ポイントに広がった。
(引用ここまで)


 エヌビディアの次期グラフィックチップであるRTX4000シリーズはTSMC製造とアナウンスされています。
 さらにクアルコムのSnapdragon 8シリーズともにTSMCが製造することになりました。
 どちらもサムスン電子のファウンドリから逃げてきた陣営となります。

 さらにAMDのZEN4アーキテクチャとなるRyzen 7000シリーズもTSMC。
 AppleのiPhone、Macに搭載されているチップもすべてTSMC。
 インテルもTSMCに一部製造を委託するのではないか、とまでされている状況です。

 韓国メディアからは「なぜこれほどまでに差がついているのか、といった記事が朝鮮日報にかぎらずぽつぽつ出ています。
 まあ、簡単にいえばTSMCのほうがはるかにいい仕事をしてくるから、なのですね。

 クアルコムがサムスンに委託したスマートフォンの心臓部であるSnapdragon 8 Gen1というハイエンドチップは発熱、バッテリー消費共に問題外の代物でした。
 歩留まりも上がらなかったためにクアルコムは同業他社のMediaTekの追随を許してしまい、ついには今年になってSoCのシェアで逆転されたと報道されています。
 結果、クアルコムはTSMCに製造委託するしかなくなった(そして発熱と歩留まりについてはかなり解決された模様)。


 いま、大手でサムスンに委託しているのはGoogleくらいですかね?
 GoogleのPIXEL6シリーズはそこそこにいい出来ですが、ボリュームがあるかといったらそういうわけでもなく。いいところ出荷台数で500万〜1000万台ていど。
 ちなみにAppleのiPhone製造台数は1年で2億台以上。
 桁が違いますね。

 しっかり製造してくれるのであれば、委託側はTSMCだろうがサムスンだろうがかまわないのですよ。
 とはいえ、スマホで競合しているAppleがサムスンに委託することはもはやないでしょうけども。

 サムスンは「新しいプロセスでTSMCをリードした」としていますが。
 業界からは眉唾で見られてます
 まあ……これまでの実績が実績なのでしかたないですね。

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