日本の支配のおかげで韓国が発展した…日本の右翼勢力などが主張しそうな内容です。 ところが世界最高の名門ともいえる米国のハーバード大学がこのように教えていました。 それも必ず学ばなければならない必須科目にです。 JTBCがこの教材を入手して分析しました。 日本の立場が多数反映されていて、慰安婦問題は言及さえありませんでした。 (中略)
ハーバード経営大学院で教える教材の「韓国」に対する内容です。
日本植民地時代を説明し、「日本は1910年に韓国を武力で合併した」と書きました。
「植民地」という表現ではなく「併合」「統合」という単語を使用しました。
これは、日本政府の公式立場と似ています。
ハーバード大学所属の職員「まず植民地化という単語がありません。 二番目のページに出るがそこで完全大きく衝撃を受けてその次に数ページ読んで本当にとても怒りを感じました」
日帝強占期を取り上げながら、慰安婦問題については、何の内容はありません。
反面、「韓国は、この期間にもっと産業化されて、交通と電力インフラも改善され、教育、行政、金融システムも現代化された」と強調しました。 日本の支配のおかげで韓国が発展したという、植民地近代化論に偏った内容です。 (中略)
1965年の韓日請求権協定の締結し、当時、韓国の国家予算の1.5倍に達する金額を韓国に支払っており、問題が解決されているという日本の主張を込めました。
2018年の強制徴用被害者の手を上げた韓国最高裁の判決を事実上批判する内容です。
これも日本側の立場を反映したものです。
(引用ここまで)
アメリカのハーバード大学の経営大学院で「韓国」についての教科書の内容が「日本のおかげで発展できた」というものなのだそうで。
動画版のニュースにはいくつか実際の文章が出てきます(英文)。
ざっくりと見たかぎりではなにも間違っていないですけどね。
annexationともあるのですが、どちらかといったら途中にあるintegrateのほうを使ってほしいという気もしています。
いわく──
・併合時に交通、電力といったインフラが改善された
・教育、行政、金融等のシステムが現代化された
・戦後は韓国の国家予算の1.5倍の金額が支払われ、問題は完全にかつ最終的に解決された
……といった感じ。
ここについては実際には「日本の政府による主張」と書かれてますけどね。
たぶん、「現代における日韓関係」といった項目です。
「韓国人は日本が補償していないと思い、日本人は国内の政治利用のために利用されていると感じていた。2018年に韓国の大法院は植民地時代の強制労働政策の被害者に対する補償を日本企業に命じた〜」のあとにくるセンテンス。
なので「日本の言い分をそのまま書いている」とはちょっと違うんだよなぁ。
ただまあ、韓国人にとっては認められないものなんでしょう。
「ハーバード大学が日本の言い分をそのまま書いている」というだけでも。
「彼らの主張はすべて正義」なのがデフォルトですから。
それをすべて押しつけられてきたのがかつてだったわけですが。
ま、もはや知ったこっちゃない。
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