ユン・ソクヨル大統領の来週米国国連総会に出席するきっかけに開かれる韓米首脳会談で、韓米通貨スワップ議論が一定の部分になるか注目される。
大統領室チェ・サンモク経済首席は16日、龍山大統領室ブリーフィングで「韓米首脳会談で通貨スワップが議論されるか締結される可能性があるか」という質問に「首脳会談でどのように議論されるかは、首脳会談当日になればわかる事案」と原論的な答えを出した。
一方、「今年5月の韓米首脳会談で、外国為替市場と密接に協議することで首脳間の言葉を交わし、財務長官間の会談もあったため、関連する共通の関心事であるため、自然に議論があると予想する」と説明した。
「韓米政府が通貨スワップを中心に議論する可能性があるのか、両国中央銀行間の協議もあるのか」を尋ねる質問には「両国首脳が外国為替市場と緊密に協議することにしたという面でさらに議論があるかもしれない」と述べた。
(引用ここまで)
「韓米首脳会談で通貨スワップ協定について議論されるのか」という質問に対して、韓国大統領府から「あるかもしれないし、ないかもしれない」というあやふやな回答をしたと。
さらに「首脳会談、財相会談で為替について話題に出たので、今回も自然と議論に出るのではないかと予想する」と少し突っこんだそうです。
で、その発言に市場が反応して1ドル=1400ウォン弱だったものが1386ウォンに上昇しました。
「ローラーコースター」為替レート、1388ウォン締め切り… 当局「通貨スワップ」の言及に急落(ニュース1・朝鮮語)
13年ぶりのウォン安水準だったものが少し落ち着いたのだそうで。
ちなみに15日にも口先介入してたのですが、市場からはミリほども反応がなかったそうです。
まあ、もうなりふり構っちゃいられないっていうのが実際でしょうね。
「日韓首脳会談やるぞ!」って叫ぶのも。
「米韓首脳会談で通貨スワップ協定の話題? 出るかもしれませんねぇ」とか言うのも。
ユン政権の叫びと考えてみると一貫してはいるのか。
ムン・ジェインの尻拭いという部分が大きいとはいえ、経済については本当に詰んでいるからなぁ。
21日にFOMCでおそらく0.75%の利上げ。
これに対して韓国政府、韓国銀行はどう対応するのか。個人的にはとても楽しみにしているのですけどね。
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