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2022年09月

じわじわと下落するソウルの不動産価格、0.1%単位ながらも18週連続で下落……その背景にある理由とは?

カテゴリ:韓国不動産爆弾 コメント:(56)
ソウルのマンション価格、ここ10年で最大の下げ幅…18週連続で下落(ハンギョレ)
 金利引き上げ、景気萎縮などの余波でマンション価格の下落幅がさらに拡大している。ソウルのマンション売買価格はここ10年で最大の下げ幅、首都圏のマンション売買価格も2012年5月の相場調査開始以来最大の下げ幅を記録した。

 29日に発表された韓国不動産院の「週間マンション価格動向」によると、今週(26日現在)のソウルのマンション売買価格は先週に比べ0.19%下落した。先週の-0.17%より下げ幅が拡大しており、2012年9月最終週(-0.21%)の調査後の10年間で最大の下げ幅だ。週単位で18週連続の下落だ。ソウルだけでなく京畿道(-0.27%)と仁川(インチョン、-0.31%)のマンション売買価格も先週より下落幅が拡大したことで、首都圏全体で先週(-0.23%)より大きい-0.25%の変動率を示した。今週の首都圏のマンション価格の下落幅は、2012年5月の韓国不動産院による相場調査の開始後で最大。

 全国のマンション価格も今週0.20%下落し、2週間連続で相場調査開始後最大の下落幅を記録した。地方のマンション売買価格は今週0.16%下がり、21日の調整対象地域、投機過熱地区などの規制地域指定の解除にもかかわらず、下落幅が先週(-0.15%)より拡大した。
(引用ここまで)


 ソウルのマンション価格が0.1%単位ですがじわじわと下落しています。
 1週間につき0.1〜0.2%ほどですが、18週連続での下落。
 これ、株でもありがちなのですけども。
 一斉に売りに走っているのではない。
 「傾向として下落している状況下」ではまだ多くの人が様子見になるのですね。

 目端の利く人だけが売り抜けていて、多数ではないからじわじわと落ちるだけ。
 多くは「まだどうにかなる」というか、「どうにかなってほしい」として現状維持を選んでしまうのです。
 正常性バイアスってヤツですね。
 「きっと大丈夫」と思いたいので動かない。


 外から見るとじわじわと増えている洪水で崖が削られているようにしか見えないのですが。
 まだ尖っているところだけが削られているだけなので、崖から失われた部分は極小でしかない。
 なので「少し下がっただけだから」と思えるのですよ。

 これになんらかの材料が加わった時、それこそが洪水の水が増えた時なのです。
 具体的にいえば利上げですけども。

 まあ、もしかしたらユン・ソンニョル政権に類い稀な経済の専門家とかがいて魔法のような手腕を発揮してソフトランディングさせてくれるかもしれません。
 あるいはムン・ジェイン政権の5年間で2倍になったソウルのマンション価格が正常なものであれば、価格下落もそこまででなく抑揚の効いたものになるのでしょうけども。

 いまのところはジェンガの棒が数本引き抜かれただけに過ぎない、という感じです。

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米韓の財務相が「韓国に流動性危機があったら通貨スワップも導入する」との意志を再確認。なお、アメリカは「韓国に流動性危機はない」と評価……つまり、やる気なんてないってことね

美、通貨スワップへとウィンカー入れるか… まず会話を要請して「流動性協力」再確認(ソウル新聞・朝鮮語)
ドルに対するウォン相場が先週13年6ヵ月ぶりに取引中の1440ウォンを突破するなど、外国為替市場が不安定化によって、韓米財務長官が必要なら流動性供給に向けて協力するという立場を再確認した。 ウォン安ドル高が年末まで持続するという観測の中で、韓米通貨スワップ推進について得と失を計算する意見がまた政策を実現するようになるか注目される。

チュ・ギョンホ副首相兼企画財政部長官とジャネット・イエレン米財務長官は先月30日、電話会談を通じてドルに対するウォン相場の急激な上昇にもかかわらず、韓国経済は良好な外貨流動性状況、十分な外貨保有額などに支えられ、依然として堅調な対外健全性を維持していると評価したと企財部が1日に明らかにした。 両長官は韓国を含めた主要国の流動性収縮の広がりで金融不安が深刻化するなど、必要な場合には流動性供給装置を実行するために、両国が緊密に協力する準備ができていることを確認し、関連の議論を継続することで合意した。

流動性供給に対する共感はこれに先立ち、先月19~21日ユンソクヨル大統領とバイデン米大統領がロンドンとニューヨークで三回会った時も議論されている。 ただ、韓米両国が通貨スワップの再開に向けた議論に本格着手していなかったと思われる。 (中略)

今回のコンファレンスコールは、米財務省の要請で行われた。 二人が公式的に対話したのはチュ副首相の就任から四度目で7月19日、韓米財務長官会議以降二ヵ月ぶりだ。
(引用ここまで)


 韓国の財務大臣に相当するチュ・ギョンホ企画財政部長官とイエレン財務長官が電話会談。
 韓国側は「この電話会談はアメリカ側から要請されたもの」としています。

 ただまあ、少なくともアメリカの財務省にプレスリリースで「韓国と対話した」というものはありません。
 またイエレン財務長官のTwitterにもそうしたツイートは見あたりません。
 まあ、電話はあったのかもしれません。知らんけど。

 んで、またもや「流動性に問題があった際には流動性供給装置について考慮する」との「意志を確認 しあった」のだそうで。


 意思の確認好きですねぇ?
 でもって、アメリカからは「ドル高局面であるにも関わらず、韓国は十分な外貨準備高と流動性を確保している」と評価されたそうですわ。
 つまるところ、「流動性に問題が出たら通貨スワップも含めて対策を考えないことはないけど、いまのところ大丈夫だよね」「じゃ、そゆことで」って去られたって話です。

 まあ、問題は今回、韓国に経済危機が訪れるとするのであればそれは外貨の流動性不足とかに起因せずに、内部の問題から生じるであろうということくらいですね。
 クレジットカード危機というものがありまして。
 LGカードが破綻した際にドミノ式に金融危機が起きたのです。

 今回、起きるとしたらそれに似た形のものになるのではないかな、と考えています。
 いわゆる不動産爆弾の炸裂による不良債権の嵐が韓国を襲うだろうと。
 もう一本のエントリで不動産の状況をお伝えする予定ですが、かなりやばいっすよ。
 完全に前夜です。

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ムン・ジェイン前大統領、北朝鮮当局によって韓国人公務員が射殺された事件の書面捜査を受け取り拒否……野党側は「政治報復だ」とするものの……

文在寅前大統領、書面調査用紙の受け取りを拒否=韓国公務員射殺事件(朝鮮日報)
 7月から西海公務員射殺事件に関する監査を進めている監査院は9月28日、文前大統領に書面調査を申し入れた。書面には文前大統領が関連する情報を知った過程、その後どんな指示を下したのかなどに関する質問が含まれているとされる。文前大統領は側近から報告を受け、強い不快感を示したという。文前大統領側は質問用紙の受け取りを拒否し、今後の調査にも応じない方針だ。

 事件は2020年に海洋水産部職員のイ・デジュン氏が西海で漂流中に北朝鮮軍銃撃で死亡した後、遺体が燃やされたもので、監査院はイさんが「越北した」と文在寅政権が断定した経緯を調べている。朴智元(パク・チウォン)元国家情報院長が諜報関連資料の無断削除を指示したとし、国家情報院が朴元院長を国家情報院法違反(職権乱用)、公用電子記録等損傷罪などで告発したことを受けた動きだ。
(引用ここまで)


 韓国の公務員が「越北した」として、北朝鮮当局の指令によって射殺されるという事件がありました。
 当時から「韓国政府が自国民を見放した」「北朝鮮との摩擦を避けるために見殺しにしたのだ」と非難を受けていた事件だったのですね。

 翌日にムン・ジェイン大統領(当時)による国連演説を控えており、その内容が「朝鮮戦争の終戦宣言を出すべきだ」というものだったために、なにも手出しできなかったのではないかともされています。
 また、「北朝鮮が行方不明の公務員を発見したらしい」という大統領への書面報告があってから10時間、ムン・ジェインはなにもしなかったともされています。

 当時から北朝鮮がらみになるとムン・ジェインは一切合切の思考を停止してしまう感がありました。
 その最たるものとして記憶されるべき事件といえるでしょう。


 で、その射殺事件について捜査されているわけですが。
 ムン・ジェイン前大統領がその書面調査用紙を受け取り拒否した、というニュース。
 不快感をにじませた、とも。
 よほど腹に据えかねるのか、あるいは実際に「痛い腹」なのかはまだ分かりません。
 大統領府高官が関連資料を無断で削除したという疑惑で告発されていることもあり、そう簡単には収まらない可能性が高いですかね。

 個人的にはこの件、あるいは北朝鮮漁師の強制送還事件で前大統領自身になんらかの積極的な関与があったとは考えにくいかな、とも思っています。
 関与があったのは大統領府高官までじゃないかなぁ……と。
 ムン・ジェインについては事後の報告があっただけではないかと。

 無作為であったのは間違いないでしょう。
 思考停止しているうちに周囲がさくっと対応していた、というイメージです。
 ただ、「報告を受けてから実際になにをしていたのか」「前大統領はどのように関与したのか」は注目され、かつ評判はかなり落ちるとは思いますが。
 これらの件でムン前大統領が逮捕されるというのは難しいかな。
 パク・チウォン、ソ・フンの元国情院長については逮捕まであり得ると思います。

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 ま、とりあえず。

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 世界紛争地図は2010年の発刊なのですが、ナゴルノ・カラバフ問題に言及があったり、東ティモールの混乱に言及があったりでかなり役立った一冊です。
 情報自体はさすがに12年前のものなので古びていますが、いま見ても答え合わせとして面白いと思います。
 当時続刊を期待していたんだけども出なかったなー。

世界紛争地図 (角川SSC新書)
「世界情勢」探究会
KADOKAWA
2012-10-12


 日経BPのいま中国人は中国をこう見る、も面白かった。
 Z世代の若い中国人に厭世観とでもいうべきものが拡がっているのはちょっと理解できました。あと国粋主義的な気分が拡がっているのも。



 ニコカド祭りはこれといって注目作ないんだよなぁ……聖女じゃなかったので王宮でのんびりご飯をつくることにしましたはけっこう好きだった。
 1巻は無料なのでとりあえず入手してもよいと思います。絵柄が好みならおすすめ。



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