「上場廃止はないと述べたことが問題なのかそれで投資者たちが汗水流して稼いだ金を人質に『手本を見せてくれなければならない』と思ったというのか? これがそうすることか」
25日チャン・ヒョングク WEMADE代表は、自社の仮想通貨「WEMIX」が上場廃止事態を迎えたことに対してこのような憤りを露にした。 チャン代表がWEMIXが上場廃止される前の注意銘柄に指定された時、懇談会などで「(上場廃止は)想像し難い」という立場を明らかにしたが、これが悪影響を及ぼしたという話だ。
一種の「不敬罪」と考えることができるという主張だ。 実際のアップビート、ビットサム、コインウォン、コビット、ゴーバクスで構成されたデジタル資産取引所の共同協議体(DAXA)は「投資者たちに誤った情報を提供した点、ダクサの取引支援を終了するか否かについて確認されていない情報を何度もマスコミなどを通じて発表し、混乱を招いた点などが確認された」と、チャン代表を迂回的に狙撃した。
問題は今回の事態で善意の被害者が生じかねないという点だ。 ダクサが取引支援を終了すると発表した後、2000ウォン台を上回っていた上ミックスは取引終了のニュースを聞いた後、600ウォン台へと下がった。 時価総額3000億ウォンが蒸発したのだ。
株式市場では、WEMIX発行会社であるWEMADE、WEMADE MAX、WEMADE PLAYの株価が最安値に直行した。 株価暴落に時価総額も8200億ウォン以上急減した。 WEMADEの時価総額が5678億ウォン減少し、ウィメイド・マックス(-1848億ウォン)、ウィメイド・プレイ(-740億ウォン)の時価総額も蒸発した。
ゲーム州全般で見れば、被害者はさらに増える可能性がある。 有価証券市場では、エヌシーソフト(-1.41%)、ネットマーブル(-3.39%)、クレプトン(-3.73%)、コスダックでは、カカオゲームズ(-3.71%)、パールオビス(-1.79%)など、国内の代表的ゲーム株の株価が下落した。
(引用ここまで)
ゲーム内で流通する暗号通貨であるWEMIXが暴落したことで、韓国国内で時価総額1兆ウォンが蒸発したそうです。
主要コイン取引所から上場廃止が決まったことで大暴落。

さらには発行主体のWE MADEやその傘下企業の株価も一気に下落したとのこと。
それら損失の総額が1兆ウォン以上、と。
WEMADE側は「取引所が上場廃止させるのは不当だ」と公正取引委員会に訴え出るとのことで。
まだどうなるかは不明ですが……いつでも上場廃止になりかねないような暗号通貨に手を出す人いるんですかね?
ただ、そもそも上場廃止前に何度か「この暗号通貨は取引注意です」とされていたものの、発行主体側が「いや、上場廃止とか(笑)。ならんでしょ」くらいの態度でいたと。
それが取引所の逆鱗に触れたのではないか、とのことですね。
とりあえず記事タイトルは「不敬罪」と機械翻訳のままにしておいたのですが、こう微妙にイメージが違う感じ。
韓国におけるこの単語は「目下の者が目上の者に刃向かって断罪された」みたいな感じです。両班に逆らった常民が半死半生にさせられた……みたいな。
まあ、そういう側面もあるのでしょうね。
個人的に面白いのはWEMADE側が「彼ら取引所は民間企業なのに上場廃止の決定で投資家に多大な損害を負わせた」とか言っているところ。
……じゃあ、自前の取引所でも作ればいいんじゃないかな。
そもそもそうした取引所を利用してきたくせになにを言っているのやら。 暗号通貨は中央政府に仕切られるものではないのだから、好きにできるはずなのにね。
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