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2022年11月

韓国メディア、安保3文書改定に「日本軍が帰ってきた」「日本の軍拡で新冷戦が拡大する」……これが韓国の気分、なのでしょうね

カテゴリ:日韓関係 コメント:(78)
朝鮮半島平和止まると日本軍が帰ってきた[韓半島レビュー](ノーカットニュース・朝鮮語)
後日、歴史が評価する2022年、韓半島情勢の最大の変曲点は、北朝鮮の歴代級ミサイル脅威や米中覇権競争ではなく日本の再武装になるかもしれない。

日本は最近、安保戦略変更を通じて、戦争可能な「普通の国」の宿願を叶えるようになった。 攻撃能力を備えて防衛費の足かせが解けた日本はこれ以上、過去の日本ではない。

日本の強大な経済と工業力が軍産複合に切り替えるならその後の災いはいかにも憂慮される。 太平洋戦争時のような「戦争怪物」が再び誕生しないという法がないからだ。

日本の逆走にブレーキをかけてきたいわゆる平和憲法9条も海外派遣と集団的自衛権のような頻繁な「解釈改憲」によって色あせて現在ではほぼ形骸化した。

日本は国内総生産の約1%である国防予算を今後5年にわたって実に2倍増やす。 財政環境が変数だが、実現されれば国防費基準で世界3位の軍事大国だ。 中国を十分に圧迫できるのだ。

米国は「大胆で歴史的な措置」と絶賛した。 一方、中国は「決然として反対」を表明した後、ロシアと合同海上訓練を行った。北朝鮮も「侵略路線公式化」と反発し、すでに緊張が高まっている。

韓国政府は日本の再武装を事実上容認したが、本音は複雑だ。 米国が日本を積極的に支持しているところに反対も賛成も難しい。 外交部が「今回(安保戦略)文書に専守防衛の概念を変更しないという立場が表明されたものと理解している」と中途半端な態度を取ったことが端的に物語っている。

ここには日本の明確な確答を受けることができなかった情況もにじみ出ている。 実際に、日本は、韓半島(北朝鮮)対象の攻撃能力イベントと関連して「自主的に判断する」と明らかにして、早くから私たちを驚かせた。
(引用ここまで)


 日本政府による「安保3文書改定」について、韓国人が持つ気分、気持ちというものを的確に描いている記事です。
 特に韓国人左派が持つ気分を代表しています。
 「日本が軍事大国に復帰する」といった気分、ですね。

 日本が軍拡競争に乗り出せば中国も強硬になるだろう、新冷戦が強化されていくのだといった「日本がトリガーを引いた」といった論。
 実際の中国の軍拡具合をいっさい考慮しない。
 あと自分たちがGDPの2.8%を費やしている軍事大国であること自体には目をつむっている。
 そうした「韓国の代表的な意見」がよく分かる記事になっています。


 というか……日本を高く評価しすぎなんですよね。
 日本がGDP2%相当に防衛予算を増やしてもできることはそれほど増えない。
 ましてや「中国を圧迫」は相当に苦しい。
 いまやろうとしていることは拒否戦略を徹底してコスパを悪くさせるための手法ですから。どう考えたって。

 ちょっと参考になった記事をピックアップしておきましょう。

「防衛3文書」対中劣勢で打つ拒否・競争戦略の本質(東洋経済オンライン)

 韓国からは「日本は独島侵略や北朝鮮打撃を考えている」といった声がさかんに上がっています。
 イ・ジェミョンも「竹島領有の主張は大陸進出への足がかり」なんてことを話してましたっけ。
 もう半島経営とかご勘弁くださいな。

 対中国においては韓国とは「必要最小限の協力」しか取れないだろうな、と納得できる戦略観の違いが如実に表れている記事です。
 「やっぱりあっち側なんだなぁ」と感じられます。

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韓国、F-35Aを20機追加、かつ軽空母+F-35Bには予算ゼロ……ムン・ジェインの功績をすべて握りつぶす模様

F-35追加で188億ウォン、ムン政権が力点を置いた軽空母0ウォン…来年国防予算(朝鮮日報・朝鮮語)
来年度国防予算で文在寅(ムン・ジェイン)政府が力点を置いた輕航空母艦予算は「0ウォン」になったが、F-35Aステルス機追加導入予算などは増額されたことが分かった。軽空母事業は今年は72億ウォンの基本設計予算があったが、来年は反映されていない。

新年国防予算は今年より4.4%増えた57兆143億ウォンだ。軍事力建設のための「防衛力改善費」は1.3%増額された16兆9169億ウォン、軍事力運営のための「戦力運営費」は5.7%増額された40兆974億ウォンに通過した。防衛力改善費は政府案より1664億ウォン減額されたが、このうち654億ウォンは北朝鮮の核・ミサイル対応能力強化のための事業に再投資することにした。654億ウォンのうち188億ウォンはF-35Aステルス機20機を来年から来る2028年まで追加導入することに割り当てられた。この事業が終わると、有事の際に北朝鮮の核・ミサイル基地打撃の先封に立つF-35Aステルス機は既存40機から計60機に増えることになる。

軽空母事業の場合、空母及び艦載機(20機)導入に最低7兆~8兆ウォン以上の莫大な予算がかかりますが、中国超音速対艦ミサイルを含む空母打撃手段の発達で攻撃に弱いという指摘などによって予算反映がなされていないと知られた。政府消息筋は「軍当局はKF-21を改良した国産艦載機などを搭載した中型空母をもう少し時間を持って中長期的に推進することが望ましいという視点から軽空母事業予算を反映していないものだ」と話した。

新規事業で増額された6件のうち5件が高度化する北朝鮮核とミサイルに対応する「韓国型3軸体系」事業だ。長距離艦隊空ミサイル事業は新型イージス構築にSM-6迎撃ミサイルを装着、海軍艦艇で初めて弾道ミサイル迎撃能力を持たせるのだ。来年の韓国型3軸体系予算は今年より10.2%増加した計5兆2954億ウォンと策定された。
(引用ここまで)


 韓国で来年の軍事予算が決定したそうで。
 ムン・ジェイン政権が力を入れていた軽空母構想には予算ゼロ。
 実際に韓国国内の雰囲気としては中型空母+KF-21Nへと力点が移りつつあります。
 前政権のすべてを否定しようとする易姓革命としての面もあるとは思います。

 さらにF-35Bを導入する予定だった予算も無視されてF-35Aに振り替え。
 7年で20機を導入するとしていますが、ロッキード・マーティンにそんな余裕あるんですかね?
 カナダ、ドイツ、スイスとF-35Aの導入が決定されていて工場もフル稼働していると思いますが。
 あ、日本のF-35Aは三菱の工場で組み立てられていることもあってマイペースに製造されています。


 で、もうひとつ面白いというか興味深い部分がありまして。
 白善燁将軍像が多富洞戦跡記念館に建立されるのだそうですよ。

故白善燁将軍銅像、洛東江戦線の漆谷に設置する(東亞日報・朝鮮語)

 ムン・ジェイン政権下ではまるで国賊であるかのように扱われてきた白善燁将軍ですが、ようやくまともな扱いを受けられるようになったわけです。
 以前からユン政権では「英雄として遇する」と宣言してきましたが。
 さらには追悼行事を行うともされています。

軍、来年から白禅葉将軍追慕行事主管するように(東亞日報・朝鮮語)

 本当にようやく、その功績に見合った扱いになった……って感じですね。
 ムン・ジェインごときが軽々しく扱って許されるような人物じゃないんだよ。

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楽韓さん、本日の動向 - 中国の「新型コロナの死者数発表」を停止したあとに起きること

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 中国の新型コロナによる死者公表停止はもはや把握できていないって部分と、公表したら恐ろしいことになるという両方の意味があるんでしょうね。
 国内にたまった不満を外征で解消する、といったやりようは世の常で。
 中印戦争が「大躍進政策」のあとに行われた意味とか考えると暗澹たる気分になりますわ。
 というようなことをちらとTwitterで書きました。



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 以前もおすすめした「豊かさ」を享受できる条件は4つある、流通、資本市場、科学的合理主義、私的財産権。
 この4つが揃ったのは現代よりも前ではローマと江戸だけだとする筆者の話。
 雑学的に見てもかなり面白いです。



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韓国軍「今日も北朝鮮の無人機!? スクランブルだ」→鳥の群れでした

カテゴリ:軍事 コメント:(70)
北朝鮮の無人機1機も撃墜できない韓国軍…「侵犯と同時に撃墜すべき」(中央日報)
2017年に北朝鮮の無人機が慶尚北道星州(キョンサンブクド・ソンジュ)の高高度防衛ミサイル(THAAD)基地の写真を551枚撮影したのに韓国軍当局はこれをまったく感知できなかった。さらにはエンジン異常と燃料不足で墜落した無人機を1カ月過ぎてようやく発見した。

当時韓国軍は対応戦力を積極的に補強し北朝鮮の無人機の領空侵犯は再び起きないと明らかにした。その後韓国軍は小型無人機を探知できるイスラエル製レーダーを導入し、野戦防空システム(防空砲)のK30を改良し無人機対応能力を引き上げた。

しかし、26日に北朝鮮の無人機5機が韓国領空に飛来したのに1機も撃墜できなかった。これに対し韓国軍関係者は「全力を尽くして対応した。都心部上空のため(射撃がはずれ流れ弾が民家に落ちる)非正常的状況が起きる場合の住民被害を考慮し射撃しなかった」と話した。

この日軍事境界線(MDL)を超えてきた北朝鮮の無人機は翼の長さ2メートル程度だ。レーダーでこれを探知することはできるが、速いスピードで飛ぶ戦闘機が相対的にスピードの遅い無人機を撃墜するのは容易ではない。

そのためこの日韓国空軍のKA1軽攻撃機が投入された。KA1はジェットエンジンではなくプロペラで飛行し、最高速度は時速649キロメートルだ。陸軍は攻撃ヘリを投じた。そして攻撃ヘリが西海(黄海)で北朝鮮の無人機をレーダーで捕らえた後機関砲100発以上を撃ったが逃したとみられる。
(引用ここまで)


 昨日、北朝鮮によって複数の無人機が韓国に侵入した件で蜂の巣をつついたかのような大騒ぎになっています。
 「世界6位ともされる我々の軍が北朝鮮の無人機ひとつを撃墜できないとはなにごとか」「大統領室までしっかりと偵察された可能性がある」云々。
 まあ、韓国軍にも同情すべき部分があって「(相対的に)遅い航空機は逆に撃墜しにくい」部分があるのです。
 さらに北朝鮮の無人機は全長2メートルの小型。レーダーで捕捉し続けるのも難しい。

 実際、今日も「北朝鮮の無人機だ!」と大騒ぎになって攻撃ヘリだけでなくF-15K、KF-16までもスクランブルしたのですが、鳥の群れを誤認したものだと判明しました。

合参「仁川江華郡に浮かんだ無人機、鳥の群れを誤認したもの」(国民日報・朝鮮語)

 レーダーに映るのはただの点。それを実際に確認するのは視認によるのがもっぱらです。
 鳥の群れはレーダーで塊として認識されるので、こうした事態も起きるというわけですね。


 韓国軍も「小型無人機の探知・捕捉は難しい」と述べています。

軍「北朝鮮小型無人機は検知・打撃が難しい」公式認定(ニュース1・朝鮮語)

 ただ、敵対国と地続きである以上、こうした小型無人機の捕捉や撃墜手段は韓国において優先すべき事柄のような気がしますけどね。
 ちなみに昨日の無人機侵入では対空砲は一切使用されず。

北無人機がソウル上空を飛び回っても何もできなかった対空砲(アジア経済・朝鮮語)

 ユン・ソンニョル大統領は「過去数年間、対北朝鮮の訓練をしていないからだと軍関係者を叱責したとのこと。

北の無人機撃墜失敗で謝罪した軍… ユン「5年間訓練していないせい」(韓国経済新聞・朝鮮語)

 ムン・ジェイン政権下では対北朝鮮を想定した訓練はまったくやっていませんでしたからね。
 ムン政権にとってなによりも大事なのはキム・ジョンウンの機嫌を取ることでしたから。
 たとえ南北共同連絡事務所が爆破されようとも、「仲介者気取りをやめろ」と罵倒されても。

 日頃の訓練で常にどう対応するかを慣らしておかないとこうなる、といういい例ですわな。

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韓国メディア「サブプライムローン問題と現状の韓国はそっくりだ。金利引き上げで破綻に向かっている」

【噴水台】韓国版サブプライムの影(中央日報)
韓国の不動産市場が果てしなく滑っているところだ。底にはまだついていない。不動産価格を消してしまった金利がどこまで上がるのか、高金利があとどれだけ続くのかまだ霧の中だ。

2007年米国サブプライムローン危機で「引き金」の役割をしたのも金利だった。米国の中央銀行に当たる米連邦準備制度理事会(FRB)は年1%まで下がった政策金利を5.25%まで引き上げた。高騰する物価のためだった。超低金利で隠されていた住宅ローンの問題が表面化して金融市場崩壊につながった。まともな職も所得もない人に貸付(サブプライムローン)をして家を買うようあおったのが禍根だった。

現在の状況は当時とそっくりだ。物価上昇→金利引き上げ→不動産価格下落。静かに段階を踏んで行くところだ。違う点もある。韓国の家計負債状況だ。2007年7-9月期に68.2%だった名目国内総生産(GDP)比の家計信用比率は今年7-9月期に105.2%まで上昇した(韓国銀行「金融安定報告書」)。1年間に国全体が稼いだ金額をすべて注ぎ込んでも家計の借金をすべて返済することができないという意味だ。

そのような渦中で韓国政府は住宅担保認定比率(LTV)、総負債償還比率(DTI)、総負債元利金償還比率(DSR)のような貸付規制があり銀行が相次ぎ倒れる「システムリスク」の可能性は小さいと繰り返し強調する。あらゆる手段を講じて買った住宅価格が半減しようが、ギャップ投資詐欺で伝貰保証金を失おうが、銀行は上がった金利に合わせてきっちりと貸出利子と元金を徴収するので問題ないという話も同然だ。
(引用ここまで)


 サブプライム問題と韓国の現在の不動産爆弾において違いがわずかですがあります。
 サブプライムローンの最大の問題は「債権を小刻みにしてさまざまな投資信託等に紛れこませていた」という部分で。
 どこにどれだけ債務がまぎれているのか市場の誰も分からず、疑心暗鬼になったことが原因でした。

 サブプライムローン自体の割合は全体の数パーセントであって、これらが全部不良債権化しても問題ない……とされていたのですが。
 「市場の不信感」が伴ったために大恐慌的な動きとなったのです。
 現状、韓国の不動産市場にないのはこの「不信感」。


 ただ、サブプライムローンにおける「債権細切れ問題」が明らかになったのは相当に後期。
 なので韓国の不動産ローン等になんらかの問題があったとしても、いまはまだ見えていないだけかもしれません。
 個人的には不動産ローンなのに変動金利で組んでいるのが7割とか8割に達している時点で詰みだとしか思えませんけどね。

 不動産爆弾の炸裂はそのまま銀行の不良債権化問題に直結し、そこから貸し剥がし、貸し渋りに至る一方通行につながります。
 韓国の不動産所有者が高騰する金利払いにどこまで耐えられるのかのチキンレース。
 金利が上がればチキンレースを競っている自動車の速度はさらに上がります。
 早めに不動産を売り払ってしまえば損を最小限にすることはできると思うのですが。
 人間の心理はそう合理的には働きませんからね……。
 ましてや韓国における不動産購入は「人間としてまともに扱われる手段のひとつ」ですらありますから。
 難しいだろうなぁ。

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 サブプライムローンの瑕疵にいち早く気づいて空売りをかけた金融マンのドキュメンタリー。