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2022年11月

ワールドカップ:韓国メディア「スペインはわざと日本に負けたんだ」「ブラジルと同じ山に入らないことを選択したんだ」と泣き言……

カテゴリ:サッカー コメント:(110)
「スペイン、日本にわざわざ負けた」陰謀論提起… ブラジルを避けたい大きな絵か?(ソウル新聞・朝鮮語)
英国のあるメディアがスペインサッカー代表チームが日本にわざと負けたという「陰謀論」を提起した。 (中略)

試合後、世界のマスコミが日本の奇跡に焦点を合わせた間、英国の「ザ・サン」はスペインの陰謀論を取り出した。 スペインがわざわざ日本に負け、組2位をしたということだ。 理由はトーナメントでブラジルを避けるためだ。

ザ・サンは、「余裕のあるルイス・エンリケ監督は日本戦が行われる前に、トーナメントでブラジルを避けて決勝戦に行きは、もっと簡易なルートを確保するため、戦術的に趙2位を考慮した」と報道した。 そして「偶然にも本当にそうして終わった」と指摘した。
(引用ここまで)


 はいはい、陰謀論陰謀論。
 まあ、言われてみればアディショナルタイムのプレス、チェイスはそこまできつくなかったとは感じます。
 ドイツ戦での向こうが必死になって勝ち点を奪いにきていた時に比べたら……まあ……緩い感じではあったかな。微妙に。

 スペイン側もスタジアムの掲示板で同時進行中のドイツ−コスタリカ戦が4−2であるということは分かっていたわけで。
 じゃあ、ケガもしたくないし2位抜けを甘んじて受け入れよう、という方向性になっても不思議ではない、ともいえるかなー。
 最後の数分間だけね、最後だけ。
 「グループリーグ抜けできるならいいか」という考えがスペインに皆無だったとはいえないかなー、とは思います。


 でもま、それって日本がドイツを破ったから選択できた話なのですよ。
 ついでスペインがコスタリカに7点ぶちこんで得失点差での追随を不可能にしたため。

 最大要因である「ドイツが第3戦までに勝ち点1に抑えられていた」のはなぜか、ということを考えるとその利益を受けるのは日本であって当然というべきでもある。
 受益者というか、英語でいうところのdeserveかな。「その立場についてふさわしさを持っている」っていう意味なのですが。

 前回のワールドカップでもさんざん語りましたが、グループリーグ第3戦は条件戦になるのでいくらでも不思議なことが起きるんですよ。
 どの国の代表であろうとも2戦までに決まっていないかぎりは揺らぎの中にいるわけで。

 E組は本当に混沌の中にあって試合中にもどんどん状況が変わっていたほど。
 その中で確実だったのは「日本がスペインに勝った場合」に「ドイツはコスタリカに7点以上の点差をつけて勝たないとダメ」という条件。
 スペインとしてはむしろコスタリカが勝って勝ち点で逆転されるほうが危うかったの です。
 ドイツが生半に点差をつければつけるほどスペインはセーフティになっていたっていう。

 やっぱり初戦は勝っておくべき、なのですね。

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ワールドカップ:韓国メディア「日本は確かに勝った。それでも……それでもあのVAR判定にファンもメディアも異議を唱えている」「またVARが失敗したとの声もある」と粘る

日本16強上げた議論のVAR判定に一部ファン嘲笑… 「VARまた失敗した」(江原日報・朝鮮語)
2022国際サッカー連盟(FIFA)、カタールワールドカップ日本とスペイン戦VAR(Video Assistant Referee)判定がSNS上で議論になっている。 (中略)

様々な角度で撮った現場写真やTV映像などをもとにサッカーの宗家を自負する英国のマスコミとSNS利用者たちはVAR判定の適切性に疑問を提起した。

肉眼上、確かに出たボールに見えるが、より正確な機械が見た時はボールの曲面がラインにわたったという解釈を容易に受け入れられない格好だ。

デイリーメールとBBC放送は日本のサプライズ勝利を認めながらもVAR判定だけは「議論が多い」(controversial)との表現で指摘した。

デイリーメールは日本の勝利でグループリーグで脱落したドイツのある激怒したファンがこの場面について「数ミリの差でドイツが落ちた」と寸評した内容を紹介したりもした。

英国の大衆紙ザ・サンは線審がアウトを意味する旗を示した際、異議を提起する選手はほとんどないとし、映像を確認された審判がボールをアウトではなくインと判定した明確な証拠はまだ提供されなかったと伝えた。 (中略)

英紙デイリーメールは「この判定が正しいのかをめぐり、オンライン上で議論が続いている」、「ほとんどの角度から見る際、ボールは、ラインを完全に越したように見えるが、VARは違う視点だった」と疑問を提起した。
(引用ここまで)


 「サッカーの宗主国であるイギリスが日本のゴールに疑問を呈している」という体で韓国からまた日本の勝利に難癖です。
 まあ、大半の韓国メディアも韓国人のコメントも「やっぱり日本さんつえーっす」「韓国で0-3で負けて当然の相手だった」みたいにしおしおなんですけどね。
 なんとかこの「VARで救われた」って部分だけでも食らいついておきたい、という感じ。

 いえーい、韓国クーン。見てるー?
 スペインとドイツ食っちゃいましたー。

 まあ、イギリスの報道でも新聞によって異なる、といったところ。
 クオリティペーパーのひとつ、The Timesだとこんな感じ。



 すごい瞬間を撮影したなぁ……。
 角度的にワイヤーで吊されたカメラなんだろうけど。


 今朝のエントリでも書きましたが、これまでの判定であれば9割がたラインを越えていると判断されたことでしょう。
 ちなみにこの判定を実現させたセンサー技術についての解説記事があったのでピックアップしておきましょう。

【W杯】日本勝たせた進化したVAR、ボール内蔵チップで1ミリ以下まで驚異の計測 開発者証言(ニッカンスポーツ)

 こうした技術が進んだのも、2002年のアレがあったからかもしれませんね。
 知らんけど。

 っていうか1位抜けしたほうが2位抜けより休み少ないとかおかしくないか。
 最初から決まってたことだからしょうがないけど。

 ま、韓国代表もがんばってこの風景を見にきなよ。
 いいぜ、ノックアウトステージっていう頂からの風景は。
 まだ端っこだけどさ。
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韓国メディア「日本代表の2点目は明らかな誤審だと海外メディアも言っている」……いやもう、なんとでも言うがいいさ

「明白な誤審 vs VARが判定」…日本の逆転ゴールについて甲論乙駁(ファイナンシャルニュース・朝鮮語)
日本の逆転ゴールを置いての議論が行われている。

2日(韓国時間)、カタール・ドーハのハリファ・インターナショナル・スタジアムで行われた2022、カタールサッカーワールドカップの組別リーグ組3ラウンド、スペインとの試合で、日本が後半6分に入れた二番目のゴールがまさにそれだ。 (中略)

スペイン選手たちはオフサイドに、ゴールラインを抜け出したと積極的に対応しなかった。主審も副審の判定によりこれをオフサイドと判定した。 (中略)

ところが、該当ゴールを遅い絵で見た時、ボールがゴールラインを抜け出したとみられ、噂が咲いている。そばで捉えた中継画面だけでなく、上から見た時も肉眼上ボールがゴールラインを抜け出したということだ。

カタール大会公認ボール「アル・リフラ」には慣性測定センサー(IMU)を搭載し、試合中、ボール位置情報を測定している。 IMUは人工衛星、航空機、ミサイルなどの航法システムに使われる先端技術。 試合中、毎秒500回スピードでボール位置情報を測定してVAR室に電送する。

首をかしげられたゴールは、世界SNSで話題になっている。 ESPNはSNSに誤審か否かを言及する代わりに、「ドイツをワールドカップで脱落させた判定」と掲載した。 また、世界の多くのネットユーザーらが該当の判定を誤審だとし、論議をしている。

英国「BBC」解説者は横よりは上から見るのが重要だとし、当該ゴールを認めなければならないと明快に結論を下したりもした。

該当ゴールがなかったら、H組の結末は一変する。 ドイツがコスタリカを4-2で勝っているために、ドイツの16強進出だ。 しかし、当該VARで、両国の運命は完全に覆して負うことになった。
(引用ここまで・太字原文ママ)


 いやもう、テクノロジー様々な試合結果でしたね。
 あれ、普通の審判ならラインを越えてるって判断されてしかたないし、スロー再生でも越えてるように見えました。

 うちもスロー見てTwitterで「あー、これは越えてるか」ってつぶやいたほど。
 ところがボールに内蔵されてるセンサーのおかげでライン上に留まってると判断され、ゴールも認められたと。

 結果、あれが決勝ゴールになって1位通過を決定づけたのですから分からんもんです。
 重要なのはあの判定がすべての試合に適用されていること。
 バイロン・モレノのような恣意的な判断はしていないことが重要なのです。


 ただまあ、あのゴールで最終的にグループリーグを突破できなかったドイツはかなり気に入らないようで。
 極左紙の南ドイツ新聞とか「なんでアレがゴールなんだ」と激オコ。
 他のメディアも最終的には納得しつつも、「気分的には受け入れがたい」といったところのようです。

 んで、その気分は韓国も変わらないようで。
 引用文の太字部分、うちがやっているのではなくて原文ママですからね?

 でもま、韓国メディアごときになにを言われてももはや心地よいくらいのもの。
 むしろもっと言え、おまえらの魂が打ち震えるほどの口惜しさをこちらに聞かせろくらいの気分です。

 こっそり「なんだかんだでどさくさにまぎれて2位通過とかできるんじゃね?」くらいには思ってましたが。
 ドイツとスペインを破ってグループリーグを1位通過。
 まさかこんなことになろうとは。ブラボー。
 生きているうちにこんな光景を目の当たりにするとは思いもしてませんでした。

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 1点目、ホント痺れた!