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2022年11月

韓国代表がユン大統領主催の夕食会に出席→野党支持者から「少しは考えて生きろ」「梨泰院事故をなんだと思っている」「身体だけ大きくて頭の中味はゼロか」といった悪質コメントが多数寄せられる……韓国だねぇ

カタールW杯:「ちょっとは考えろ」…尹大統領夫妻に会った韓国代表に野党支持者から悪質コメント殺到(朝鮮日報)
最近、野党・共に民主党寄りの大型インターネット・コミュニティー・サイトにはサッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会韓国代表たちに対する苦言や不満を吐露した書き込みが多数寄せられている。中でも、チョ・ギュソン選手の写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「インスタグラム」には9日現在、行き過ぎた非難の言葉やアンチコメントが数十件投稿されている。その理由は、前日の8日、大統領府迎賓館の夕食会で尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領夫妻と仲の良い姿を見せたからだ。 (中略)

 この夕食会の予定が伝えられると、開始前から選手らに対して、野党寄りの人々からネット上で圧力がかかり始めた。「出席するな」ということだ。その口実は「梨泰院事故」だった。

 ツイッターには「サッカー韓国代表たち、お願いだから今日は夕食会に行かないで。あなたと同じ年齢の人たちは国に殺された」「イランのサッカー選手たちを見ろ。自分の国の暴政に対して明確な政治的意思を表明したじゃないか。あなたたちは決して子どもではない」などと書き込み、何度もリツイートして拡散した。 (中略)

 しかし、夕食会は日程通り開催された。そして、夕食会の会場で撮影された尹大統領夫妻と選手たちの和気あいあいとした自撮り写真が話題になった。

 これに対して、一部の人々は選手たちのSNSの個人アカウントに直接、アンチコメントを投稿した。ターゲットになったのは金建希夫人と自撮りしたチョ・ギュソン選手だ。チョ・ギュソン選手のインスタグラムには「建希と自撮りしたいのか? ちょっとは考えろ」「体ばかりデカくしていないで、頭の中身も少しは詰めろ」などのコメントが数十件以上投稿された。

 共に民主党寄りのコミュニティー・サイトにも選手たちに対する不満をつづった投稿が多数寄せられた。「サッカー韓国代表選手たちは自撮りで楽しそうに遊んでいましたが、これは本当に私が応援した選手たちですか?」「サッカーがうまくて、今回(W杯)本大会に進出して、全部いいことなんだけど、最低限の政治・社会・歴史くらいは教育しておいてほしい」「夕食会を断った選手が1人もいないなんて。心の底から失望した」などの投稿だ。こうした投稿には同調するコメントも寄せられた。
(引用ここまで)


 何度か書いていますが、韓国のポータルサイトにおけるニュースでは芸能、スポーツ関連ニュースでコメントは一切できないようになっています。
 社会的なニュースについては別なのですけどね。
 とてつもない量の悪性リプライ=悪プルがつけられて、統制が取れなくなるほどの事態になっていたのです。
 とはいえニュースでコメント禁止にしたところで、本人のSNSに殺到するのでほぼ意味はありません。

 韓国人の対戦相手になった外国人選手のSNSに、韓国人が殺到するなんてことが何度も何度も起きていますね。
 それ以外にも韓国人が気に入らない、韓国人を害したと認定されたクリスティアーノ・ロナウドなどの選手、審判。
 あるいはFIFA、イギリスサッカー代表等の団体もターゲットになりますかね。
 これまでの一覧も用意してますので、そちらもご覧ください。


 こうしたSNSや掲示板に韓国人が大挙してやってきて「アグリーコリアン」ぶりを発揮していく、というおなじみの光景。
 あれは国内と同じノリで悪プルを垂れ流しているのです。
 なぜか日本人選手等が韓国人の悪プル被害に遭うことは、これまでほとんどないですね。

 イチローの「30年日本に勝てないと思わせたい」という発言がかなりの狂乱を巻き起こしたことがあるのですが、当時はこれといったSNSもまだない頃だったのでセーフ。
 WBCについてはここ2回ほどは韓国がファーストラウンドで脱落してたことが大きいかな。
 あとサッカーは3−0で叩き潰されているからぐうの音も出ていない。

 今回はユン大統領のファーストレディであるキム・ゴンヒ夫人とツーショットを撮ったことから、「ワールドカップの英雄」であったはずのチョ・ギュソンのSNSに死ぬほど悪プルがついているそうです。
 これも「ウリとナム」の延長線上にある事柄。
 ウリ(我々の意味。仲間意識)ではない、ナム(他人)に対してはなにをしてもいい、という韓国人の意識がこうした苛烈な悪プルにつながっているわけです。

 この記事の韓国版には6000以上のコメントがついていて、それ以外の同じニュースにも1000〜3000くらいのコメントがついています。

「少しは考えて生きろ」… ユンに会ったサッカー代表チームに野党支持者らの悪質な書きこみテロ(朝鮮日報・朝鮮語)

 韓国に置いて左右の分断がとことん進んでいるのがこうした部分からも見えてくる、というニュースでした。

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韓国の物流スト、前例のない「完敗」で終了……不況の中で国民の軽蔑のまなざしに耐えられなかった模様

韓国の物流スト、異例の自主的終了…前例なき「政府への完敗」(朝鮮日報)
16日わたり続いた全国民主労働組合総連盟(民労総)貨物連帯による集団運送拒否が組合員による投票の結果9日に終了し、民労総は大きな打撃を受けた。民労総は韓国政府が提示した「安全運賃制の3年延長」という妥協案を受け入れず運送拒否を強行したが、最後は何も得られず終わった形だ。簡単に手に入るはずだった「3年延長」も韓国政府が最初から再検討を行う方針を示しているため予断を許さない状況だ。

 「法と原則」を強調する韓国政府の強硬な姿勢に加え、世論の悪化にも直面した貨物連帯執行部はスト撤回を組合員投票で決めることにしたが、これにも雑音が聞こえてくる。民労総内部の論理では重要な決定を下す際には最初に内部の承認手続きを経るはずだが、今回は「スト撤回を決めるので組合員が承認してほしい」ではなく、「スト撤回かどうか組合員が投票で決めてほしい」となったからだ。貨物連帯組合員の間からは「責任を下に押しつけた」などの批判も相次いでいる。9日に行われたスト撤回投票の投票率は13.67%と伸び悩んだ。そのため「組合員たちは貨物連帯の現執行部を事実上ボイコットした」とまで言われている。

 労働団体などからは「1995年11月に民労総が発足して以来、今回のように政府に完敗するのは前例を見いだしがたい」などの声も出ている。民労総が政府の原則対応に押され、自らストを撤回するケースはこれまでほぼなかったからだ。
(引用ここまで)


 韓国での物流ストが終了。
 今回は珍しく「なんの成果も!! 得られれませんでした!!」で尻すぼみ的に終わりました。
 20年以上に渡って韓国のストライキ風景を見てきましたが、これくらいしょんぼりと終わったストって記憶にないですね。

 朝鮮日報の記事でも投票率は13.7%。
 内訳は61.8%がスト終了、37.6%がスト継続だったとのこと。
 もうほとんどスト自体へのやる気が削がれていたのが実情なのでしょう。
 ユン政権によって職場復帰命令が出されたことでストから離脱する運転手が三々五々と出てきて、最終的にはあの民主労総が尻をまくったっていう。


 今回のストライキがこうして寂しい終焉を迎えた最大の要因は韓国経済が疲弊している中、それを加速させるような物流を滞らせたことで、国民からの軽蔑のまなざしにスト参加者が耐えかねたことが挙げられると思います。

 「世界最悪の労組」として恐れられている民主労総としては大変な失点です。
 これ、もしかしたら新しい社会的潮流になるかもしれませんね。
 日本でもかつての国鉄ストが国民から乖離していたことで一気に労働組合が脆弱化していったように。

 今回、ユン政権は「法と原則」を主張して、国に被害を与えようとするストに断固として対抗しました。
 これが続くようであれば、民主労総の立つ瀬はなくなってしまうのですよ。
 ……まあ、政権が変われば一夜にして立場は再逆転することになるので、民主労総としては共に民主党との距離をさらに縮めていくことになるのでしょうが。
 もし次の大統領選でも保守政権が続くのであれば、民主労総の力をかなり削ぐことになるのかもしれません。

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なおも下落の続く韓国不動産……「だから固定金利にしようって言ったのに!」と夫婦喧嘩の要因になっていたりもする模様

ソウルのマンション価格、10年ぶりに最大の下落幅…江南圏も下げ幅拡大(ハンギョレ)
 相次ぐ利上げと住宅価格の下落に対する懸念で、ソウルのマンションの売買・伝貰(チョンセ。契約時に高額の保障金を賃借人に預ける代わりに月々の家賃は発生しない不動産賃貸方式)価格が過去最大の下落傾向を継続している。

 8日付の韓国不動産院の「週間アパート価格動向」によると、今週のソウルのマンション売買価格は0.59%下落し、2012年5月の韓国不動産院相場調査以来最大の下げ幅を記録した。 金利引き上げの余波で取引が減少し、マンション価格の下落傾向が6カ月以上続いている。
(引用ここまで)


 週に0.5%ずつソウルの不動産は下落し、いわゆる首都圏とされる京畿道、仁川市の不動産はそれを上回るペースで下落しつつある、とのニュース。
 まあ、ここ何ヶ月か同様のペースなんですけどね。

 11月の消費者物価指数は前年同月比で5.0%。上昇幅こそ下落したものの、まだまだ高い状況のまま。
 インフレ状態が続いていると判断されるべき数字でしょう。
 11月の利上げ幅は0.25%でしたが、年明けの金融通貨委員会(1月13日)でも同様に利上げを行わざるを得ない状況です。
 利払いに耐えきれずに不動産の売りが連続しているので、こうして右肩下がりを記録している、と。


 この高金利状態で夫婦喧嘩になったりするケースも増えているとか。

「金利が上がって、また夫婦喧嘩」。融資返済のために夫婦の葛藤大きくなる(毎日経済・朝鮮語)

 夫は元利払いを増やして、繰り上げ返済をしてしまおうと提案。
 妻は「それでなくても生活が圧迫されているのにこれ以上は無理」と拒絶。
 「そもそも固定金利にしようって言ったのに」なんて話になってなお葛藤が深くなると。

 ちなみに何度か「韓国の典型的な高級マンション」としてピックアップしているヘリオシティですが、以前の6億ウォン下落した売買価格というのは顧客同士の直接取引だったとのこと。
 で、この直接取引は相続税対策である可能性が高いというもので、実勢価格を表していないのではないか……ともされていたのですね。

 ところが今度は通常の仲介取引で7億ウォン下落したそうです。

「今回は直取引ではない」… ヘリオシティ16億で売れ、「7億暴落」(マネートゥデイ・朝鮮語)

 もうこのあたりの価格でないと売れなくなった、つまり実勢価格になってしまったわけです。
 一度そのあたりで値がついたらそれ以上で買おうという購入希望者はいなくなりますわな。

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楽韓さん、本日の動向 - 朝7時コースはさすがに厳しいんよ……

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 「よーし、ブラジル−クロアチア戦だけ見て寝るかな」って思っていたはずが床についたの7時半とかでしたよ。朝の。
 アルゼンチン−オランダ戦は眠い目をこすりながら見る価値があったとは思いますが。
 それにしても2戦連続PK戦はきつい。精神的にも睡眠時間的にも。
 準々決勝で一番見たい試合がイングランド−フランス戦なんだけどもさすがに体力が厳しいかもしれない。

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ドリフターズとその時代 (文春新書)
笹山 敬輔
文藝春秋
2022-06-17


 あとルトワックの文春新書の著作だけでなくて、飛鳥新社から出ているルトワックの日本改造論も対象。
 中国4.0だけでも基本知識で読んでおいてほしいなぁ……と思っています。

ルトワックの日本改造論
エドワード・ルトワック
飛鳥新社
2019-12-13

中国4.0 暴発する中華帝国 (文春新書)
エドワード・ルトワック
文藝春秋
2016-03-18


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