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2022年11月

韓国メディア「日英伊の次世代戦闘機のせいでKF-21のマーケットが狭まってしまう」……そんな心配必要ある?

カテゴリ:KF-X事業 コメント:(58)
日本「6世代戦闘機輸出」…KF-21を妨げる? (OBS・朝鮮語)
日本は「2035年配置」を目指し、イギリス、イタリアと手を握りました。
攻撃兵器の輸出を禁止した指針も改正し、海外販売にも乗り出す方針です。

浜田靖一 日本防衛相(昨日9日):「現時点において何ら決定したものはありませんが、英国が輸出を重視していることを踏まえ、今後、英伊とともにですね、検討してまいりたいと考えております」

この構想が現実化すれば私たちが作るKF-21にも相当な余波が予想されます。
ヨーロッパを含む主要市場が浸食される可能性が高いからです。
最悪の場合、KF-21は低段階の低価格機種に転落する可能性もあります。
武装力の強化や性能の拡張などが引き続き推進されますが、100%確信することも困難です。

ユ・ヒョングン防衛事業庁中佐「必ず完了する、といった形で申し上げるのは適切ではありません。リスクを最小限に抑えながら、適期に推進できるよう努力します」

ただ、3カ国が予定された時点に開発を終了できるかどうかは未知数です。
ユーロファイターの共同開発事例のように相互の意見の食い違いが浮き彫りになる余地も大きいです。
(引用ここまで)


 日本、イギリス、イタリアが共同開発する次期戦闘機について発表が行われました。
 IHIもロールスロイスと共同で搭載するエンジンの開発を担うことになるのでしょう。
 第6世代戦闘機として2035年に戦力化を予定しているというもの。

航空自衛隊向け次期戦闘機 日本・イギリス・イタリアの3国共同開発が決定(乗りものニュース)

 一応、アメリカとは無人機の開発とかで協力するらしいですけどね。
 というか「第6世代」のカテゴライズもいまひとつ不明瞭ですが、まあ第5世代+αという感じなのかな。


 んで、韓国メディアは「日英伊の戦闘機が完成してしまうとKF-21の市場が侵食されてしまう」と恐れているのですが……。
 うーん。
 あんまり……関係ないんじゃないかな。

 第6世代機と正面RCSを機体形状だけで減らしただけのKF-21じゃ話にならんよ。
 KF-21の想定ユーザーは2030年代でもF-16を買うくらいの国。
 次世代戦闘機は現状でF-35を運用できている国でしょ。
 韓国自身も東南アジア、南ア、ブラジルあたりがターゲットってしてましたから。

 ポーランドにK-2戦車とかが売れていることもあって「韓国はすごいんだ!」ってなっちゃってるっぽいですが。
 さすがに次世代戦闘機をライバル視するのはどうなんですかね、ってところです。

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韓国メディア「ゴールドマンサックスが未来の韓国はマイナス成長する唯一の国になると予測!」……その未来は現在進行形なんですけどね

【時視各角】恐怖の50年後の未来=韓国(中央日報)
米投資銀行ゴールドマン・サックスは半世紀後の世界を予想する報告書を出した。国内総生産(GDP)基準で韓国の経済規模は2075年にマレーシアやナイジェリアに抜かれ15位圏外に追いやられると予測された。現在は12位だ。2040年代に韓国の実質GDP成長率は0.8%で比較対象24カ国中23位(日本が0.7%で24位)になると記されている。その後の韓国の予想経済成長率はぞっとする。2050年代が0.3%、2060年代がマイナス0.1%、2070年代がマイナス0.2%。主要国のうち40年後にマイナス成長をするだろうと診断された国は韓国が唯一だ。

察するようにこの暗鬱な予測の原因は人口の崖だ。韓国人が怠けているからでもなく、戦争が起きたのでもない。 (中略)

こうした事態は突然やってきたのではない。3年前に小児青少年科専門医志望率が70%台に落ちると、夜に体調が悪化した子どもたちが行ける病院が次第に消える、医療システム崩壊を心配する声があちこちから出た。2年前に志望率が38%に急減した時に医療界は小児青少年科開業医に対する補償を増やすなどの対策を政府に要求した。10年ほど前に日本が選んだ方法だ。韓国はそのまま時間を過ごした。コロナ禍の余波だと信じたがった。38%から25%を経て現在16.6%に達した。

まだ始まっただけにすぎない。学生減少にともなう大学枯死、徴兵制存続危機、必須労働力不足などが衝撃の現実の扉の裏で待つ。事実私たちみんな問題の根源をわかっている。結婚や出産の忌避または放棄だ。今年の統計庁意識調査で確認された若者が結婚しない主な理由は、資金不足(28.7%)、雇用状態が不安(14.6%)、出産と育児養育が負担(12.8%)だった。資源分配をめぐる社会の再生産システムが正常でないことを意味する。
(引用ここまで)


 なにやらものすごい勢いでこのゴールマンサックスの出したレポートが韓国メディアを揺るがしているのですね。

The Path to 2075 — Slower Global Growth, But Convergence Remains Intact(ゴールマンサックス・英語)

 「2060年代にはマイナス成長に陥る唯一の国だ!」って。
 2040年代には日本よりも上ということで一息入れられるのだけども、それ以降は韓国のほうが早くに衰退してしまうとの予測。

 でもまあ、その「恐ろしい未来」は別に30年後とか40年後とかの話ではなくて。
 いまもうすでに起きていることなんですよ。


 つまり、去年の合計特殊出生率0.81、今年の数字は0.8を割りこむことが確実視されています。
 「恐ろしい未来」はもうすでに、あるいはいま現在生産されている。

 合計特殊出生率はパク・クネ政権下の2016年には1.17。ムン・ジェイン政権下の2021年では0.81。
 出生数は2016年には40万6200人だったものが2021年には26万人。たった5年で2/3にすることに成功してしまった。
 なんだそりゃ。魔王か。

 もちろん、ムン・ジェイン政権だけの問題ではなくそうした傾向がすでにあったことは間違いないですが。
 それでもソウルの不動産価格を2倍にして結婚市場を極限にまで冷えこませた結果、ではあるんだよな。
 人為的に出生数、合計特殊出生率を下げることができるという社会実験だったかもしれませんね。

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韓国、「中国の影響力浸透度」で13位、経済では中国から圧倒的な支配を受けている模様

カテゴリ:中韓関係 コメント:(72)
タグ: 中韓関係
「中国の影響力浸透」韓国は13位…パキスタン1位、日本52位(中央日報)
世界で中国の影響力が最も大きく及ぶ国はどこだろうか。韓国内で中国の影響力が最も大きい分野は何だろうか。このような疑問を解消する研究結果が公開された。台湾の非営利団体「台湾民主実験室(Double Think Labs・DTL)」が最近発表した「チャイナ・インデックス(中国の影響力指数)2022」だ。

チャイナ・インデックスとは、中国が政治・経済的な影響力を利用して世界各国に浸透している状況を指数化したものだ。今年初めての調査でDTLは全世界82カ国を対象にした。 (中略)

調査結果、中国の影響力が最も大きく及ぶ国はパキスタンだった。 (中略)

地域別には、東南アジアで中国の影響が最も大きかった。カンボジア(2位)、シンガポール(3位)、タイ(4位)、フィリピン(7位)、マレーシア(10位)などが上位だった。 (中略)

韓国は82カ国のうち13位だった。分野別には、経済領域での影響力が最も高かった。経済分野での中国の影響力は82カ国平均が33.6%だが、韓国は72.7%だった。次に法執行(62.5%)、国内政治(52.3%)、外交(52.3%)、学界(47.7%)などが世界平均より高い数値を見せ、中国の影響から自由ではないことが分かった。反面、社会(18.2%)と軍事(18.2%)分野は世界平均より低かった。

一方、中国と覇権競争を繰り広げる米国で、中国の影響力は21位だった。学界や国内政治、メディア領域で特に中国の浸透力が大きかった。日本は中国と貿易、観光などで深く関わっているにもかかわらず52位に過ぎなかった。
(引用ここまで)


 台湾のNPOが制定した「チャイナインデックス」なる数字で全世界82カ国中、韓国における中国の影響は13位だった、とのニュース。
 ざっくりと見てみたのですがなるほどな、となる感じのランキングでした。

China Index 2022(Double Think Lab・英語)

 韓国周辺のランキングは──

10位 マレーシア
11位 台湾
12位 オーストラリア
13位 韓国
14位 ナイジェリア
15位 カザフスタン
16位インドネシア

 ……といったところ。
 オーストラリアでは「メディア」、「経済」、「内政」に強く食いこまれていて、韓国は「経済」、「法執行」、「内政」、「外交」に影響があると判断されている。
 ざっくりとですが違和感ないかな。
 日本は東アジア、東南アジアで最下位となる52位。全体的に低いもののその中でも「社会」、「外交」、「学会」で比較的高い数字になっていると。
 こちらもなんとなくですが納得できる結果。


 さて、韓国はすでに経済面で中国に圧倒的なほどに支配されている、というのは実情でしょうね。
 だからこそアメリカの半導体輸出規制にフルコミットできずにいるわけです。

 SKハイニックスがインテルが中国に持っていたNANDフラッシュ工場を買収するまでもなく、すでにサムスン電子、SKハイニックスは中国にDRAM、NANDでかなり大きな工場があったのです。
 アメリカの輸出規制に準じるとこれらの工場に最新の製造装置を入れることができなくなり、競争力が一気に落ちるようになってしまう。 

 中国が韓国に対して「我々も含めてCHIP5にすべきだ」なんて言っている(圧力をかけている)のは、こうした中国への経済依存がにっちもさっちもいかないレベルにまで達しているから。
 国賓として訪問したはずのムン・ジェインをあそこまで蔑ろにできたのも、そうした優位性を中国側が認識し、かつ韓国側がそれを耐える必要があったから。
 これを覆すことは保守政権の5年とかじゃ無理だよなぁ……。

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楽韓さん、本日の動向 - いわゆる「トゥキディデスの罠」はチェックしておきたい

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 んー、アルゼンチンか。
 かつての「戦術メッシ」ではなくなって、ちゃんとアルゼンチンのチームに組み込まれているのが効いてますね。

 テレ東BIZのこれは面白かったのでおすすめしておきたい。



 元ネタはグレアム・アリソンの米中戦争前夜ですね。



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 本好きの下剋上のセールが今日まで。
 1部のコミカライズ3巻まで無料なので、それでピンとくるようなら買っておいたほうがいいと思います。
 原作もかなりセール対象になってますので、そちらも。個人的におすすめしたいラノベのひとつ。




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 2章の頭ほぐしをたまにやってます。すっきりしますよ。



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 昨日は新宿にいてランチギリギリにサンサール新宿店……「もう終わりだよ」って言われたのだけども「お弁当は?」と聞いたらできるとのことなのでダルバート弁当で。

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 近くのネカフェで更新がてら食べてみた。ダルカレーもチキンカレーもおいしい。ここのダルバートが一番しっくりくるなぁ。

 たまにやるレトルトカレーレビュー。
 S&Bの噂の名店 南インド風チキンカレー。……いや、いまさらなんですが。
 なにしろ、去年だけでこのカレーを3400食以上売ってますから。

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 マスタードシードをはじめとした強めのスパイス使いで、トマトの旨みとタマネギの甘みもリッチ。
 チキンもごろっと入っていて、1パッケージあたりたんぱく質14.4グラム。
 はじめてこれが出た時にはかなり衝撃を受けたものですよ。「日本の一般的なカレーがここまできたか」って。
 これがレトルトでそこらへんのスーパーで入手可能。それでいて味のバランスがいいんですよね。
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