「いくら私有地であっても、十分に言葉で解決することができたのにこんなに全部壊し方が世間にどこにあるのか」 (中略)
この17日午後、明洞通りの入り口にある漢城華僑小学校近隣の路地で中区役所公務員30人余りと作業者たちが路地にむやみに散らばった板と食器具、食材などを整理するために慌ただしく動いていた。 50mあまりに積もった廃棄物は5トントラックをいっぱい満たしても足りなかった。 この日に出た廃棄物は20トンを超えた。 露天商らはこれを呆然と見つめるだけだった。 (中略)
撤去直前までだけでも夜遅くまで商売をして家に向かっていた露店商たちは虚しい心情を隠せなかった。ここで数十年間商売をしてきたというキム某さんは「一生を起こしたものが一晩で消えた」と憤りをぶちまけた。
露店側は「学校や区役所から撤去要請を受けたことはなく、学校リモデリング社説会社で店の方に建物の入口を出すと撤去しろという話だけ聞いた」とし「具体的に撤去時期は調整されたこともない」と伝えた。
一方、学校側は「何年も自ら撤去するように通知し、8ヶ月前からは具体的に撤去要請をしてきた」という立場だ。事実上露店が無断で地を私有化していたという説明だ。
露店側は事前に学校側と協議がなかったとし、学校やリモデリング業者を財物損壊などの容疑で警察に訴える予定だと明らかにした。露店商は「毎年5000万ウォンに達する席料を払って正当に商売をしてきた」とし「私たちが学校に補償金を要求したが離島事実ではない」と明らかにした。
しかし、中区庁によると、彼らの営業は違法で、商人が取り沙汰している席料は無断占有者に課される懲罰的意味の行政制裁金だ。 (中略)
「区役所は私有地に関与できない」とし、「学校側から任意に撤去を進めた後、道路に残骸物をそのまま置き、これを整理しろという内容の原状回復命令を下し、市民たちの通行のために整理に乗り出したもの」と付け加えた。
(引用ここまで)
先日の漢城華僑学校にへばりついていた露店が一斉に撤去された件の続報。
店主らは「年間5000万ウォンも支払ってまっとうに商売してきたんだ」と主張しています。
違法占拠であるとする華僑学校側に反論している形ですね。
「私有地であってもこんなことをしていいわけがない」と。
担当自治体の中区側は「5000万ウォンは道路占拠の過料であって、賃料ではない」とばっさり。
んでさらに「我々は私有地のいざこざには関与できない」「道路に放置されたゴミに関しては原状回復を命じた」と。
これはあれだなー、役所側が見せしめにした部分もあるのでしょうね。
韓国の屋台や露店にはこうした明白に違法占拠のものが少なくないのですね。
私有地やら道路やらに許可を取らずにへばりついているっていうところが多数。
現地に行っても「どう見てもこれ違法占拠だよなぁ」みたいなのも少なくない。
その見せしめとして店を破壊して放置したのではないか感。
「いつでもこうできるんだからな」っていう。
一応、露店側は「期日なんて聞いていない」「話し合いさえなかった」と反論しているのですが。
学校側は「8ヶ月前からは撤去を要請していた」と言う。
まあ……どっちの言うことを信じるかはともかく。
そもそもが違法占拠だったのであれば、華僑学校側に瑕疵はないわな。
個人的にはあの破壊具合+放置は好き。
韓国のカオス具合、あと華僑学校側が韓国人の意向とかいっさい考慮していないっていうのが透けてみえてきてますよね。
あの放置具合の延長線上にあるのが天井崩壊とか橋崩壊、建物崩壊なんだろうなぁ。
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