うわさはいろいろあったが、結局なにも現実にはならなかった。サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会のグループリーグ、韓国対ガーナ戦で2ゴールを決めた韓国代表FWチョ・ギュソン=全北現代モータース=は結局、海外進出を果たせず、全北のスペイン・キャンプに参加した。冬の移籍市場は今月末までなので、まだ可能性が完全に消えたわけではないが、マインツ=ドイツ=やセルティック=スコットランド=など複数の欧州のチームがチョ・ギュソンに「ラブコール」を次々と送ったのにもかかわらず、全北側は「チョ・ギュソンは夏の移籍市場で海外進出を狙う方向で気持ちを固めた」と伝えた。欧州はリーグの真っ最中であり、カタールW杯後にオフを過ごしているチョ・ギュソンが適応するのは難しいかもしれないというのが理由だ。
欧州のチームが新たなシーズンに備える夏に行ってこそ、チームメートたちと呼吸を合わせる時間が多くなるのは事実だ。だが、こうした事実はチョ・ギュソンもチームも当初から分かっていた上で移籍を準備したはずだ。マインツとセルティックはチョ・ギュソンの入団に前向きで、最低40億ウォン(約4億1500万円)などと具体的な金額が公開されるほど話が進んでいた。ところが、全北は欧州チームのオファーを受け入れなかった。全北は「選手の意思を尊重した」と言っているが、ファンは「残留説得に重点を置いたのではないか」と疑っている。マインツは「高すぎる」とコメントした。 (中略)
カタールW杯でドイツやスペインに勝ち、旋風を巻き起こした日本は、選手たちの海外進出を積極的に奨励している。(中略)カタールW杯の時、日本代表は26人中19人が欧州組だった。日本代表の南野拓実=ASモナコ=は「外国の選手たちと対戦するのを恐れる日本の選手はいない」と言った。
韓国は、体系的な海外キャンプもない実情で、少なくとも水があるうちに船をこがなければならないのではないだろうか。(中略)結局、チョ・ギュソンは「W杯でプレミアが付いている時期」を逃す恐れが高い。
(引用ここまで)
韓国メディアがこぞって「欧州進出間違いなし!」と太鼓判を押していたはずのチョ・ギュソン(全北現代)ですが、あっさりとKリーグ残留がほぼ決定。
確かに「冬の移籍には慎重になるのが吉」とはされているのですけども。
特に欧州域外からの移籍だと「なにができるプレイヤーなのか」を理解してもらえずに半ば干されるなんてこともよくあります。
とりあえず移籍するというのも手ではある。
鉄は熱いうちに打て、とばかりに勢いに任せるというのもあり。
ま、このあたりは永遠の論争ではある。
ただまあ、なんらかの形で欧州に行けば認知してもらえる可能性は高くなる。
三苫も最初はブライトンからベルギーにレンタルっていう日本人にはありがちなコースを経たものの、今シーズンはブライトンで大活躍。
このゴールはもうとんでもなかった。
三笘薫がスーパーゴール!三笘の今季4ゴール目でブライトン先制! @ABEMA で視聴中 https://t.co/TYd5ECFo9D #ABEMAでプレミアリーグ #SPOTVNOW pic.twitter.com/fazmCsbmLI
— GOAL Japan (@GoalJP_Official) January 21, 2023
このゴールもだけど同じ試合のアシスト未遂もなかなか。っていうかあれふかすとかないわー。
実際、通用するプレイヤーならタイミングはどうとでもなる部分があるんですよ。
そうじゃないプレイヤーであればタイミングを見計るのも第次でしょうけどね。
まあ、韓国人選手は欧州との縁がさほどないのでタイミングを見るのがよいんじゃないですかね。知らんけど。
Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex