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2022年12月

韓国人「辛ラーメンの農薬成分検出は飛躍する韓国のラーメンを牽制するために行われたのだ」……あー、はいはい

カテゴリ:韓国食べ物 コメント:(95)
「韓国製品から発ガン物質出た」ひっくり返った台湾…実情を知ってみれば(韓国経済新聞・朝鮮語)
台湾に続きタイも、輸出用の韓国ラーメン製品の有害物質検出を理由に検査に着手した中、実際には「人体に及ぼす危害性が懸念される水準がない」という学界の声が出た。 これらの国が過度な基準を適用して急成長する韓国のラーメンを牽制するのではないかという指摘も提起されている。 (中略)

これと関連して30日、韓国食品安全研究院が発表した「ラーメン2-クロロエタノール(2-CE)検出事件に対する意見書」は、今回の事案で大きく二つの誤解があると指摘した。台湾・タイ当局が問題視したEOの数値は実際には2-CEであり、2-CEの検出基準値を大きく下回り、人体に向けての水準がないのにも検出された2-CEをEOの数値に換算して、過度な措置を取ったということだ。 (中略)

食品安全研究院は2012年のラーメンのベンゾピレン検出が問題になると、海外の国々が韓国のラーメンを大規模回収措置したことを取り上げ、「当時安全だという結論が出たが、ラーメン輸出に被害を受けた前例がある。今回も人体危害を懸念しなくてもよい水準だが、韓国ラーメンを牽制する他の国の『戦略的ノイズ』に振り回される必要はない」と強調した。
(引用ここまで)


 タイでも台湾と同じく辛ラーメンから農薬成分が発見されて、約3000個が回収騒ぎになっています。

タイ、韓国製即席麺「辛ラーメンブラック」販売中止…約3千個を回収(朝鮮日報)

 台湾と同様に発癌物質のエチレンオキサイドが検出された、とのことで。
 まあ、台湾での話はやったらからいいか……と思ってスルーしていたのですが。

 ちょっと面白い弁明が出てきたのでピックアップしてみました。
 韓国食品安全研究院が「実際に見つかった物質はクロロエタノールで、換算値でエチレンオキサイドが見つかったとされている。問題がないほどの物質量であった」としています。
 これは農心も同様のことを言っていまして。
 記事中ではクロロエタノールの基準値は北米では940ppm、韓国では30ppmだが、台湾では0.055ppmとなっている、とされています。


 台湾(やEUやタイ)の基準値が極端に低いためにこのような事態になったのだ……とのことなのですが。
 まあ、その弁明自体はありといえばあり。
 一方で台湾、タイ、EUの言い分も正しいとはいえる。
 物質に対してどのような評価をしているかは国によって異なるわけで。

 ただ、韓国の場合ここからがすごいんですよ。

「これらの国が過度の基準を適用して急成長する韓国ラーメンを牽制するためではないかと指摘されている」
「韓国ラーメンを牽制する他の国の『戦略的ノイズ』に振り回される必要はない」

 ──ですからね?

 いやぁ……なんというべきか。
 こうした言い分は「自分たちであればそうする」という自白なのだ、ということは何度も何度も語ってきたと思いますが。
 ……なんというか、韓国が変わらないままでいてくれて嬉しいよ。ホント。

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韓国人「我々は世界6大強国に選ばれているが、ランキングを気にしすぎてはいけない」……あ、そのランキング、嘘ですよ

【コラム】「宇宙7大強国」誇張した宣言、順位にこだわりすぎるな=韓国(中央日報)
最近、韓国が6大強国の仲間入りを果たしたという消息が聞こえる。米国時事週刊誌「USニューズ&ワールド・レポート」が発表した結果だ。85カ国の政治・経済・軍事影響力を総合評価する時、米国・中国・ロシア・ドイツ・英国に続き韓国が、そしてフランスと日本・アラブ首長国連邦(UAE)・イスラエルがその後に続いた。だが冷静になる必要がある。実はこの調査は10分野の領域で行われたが、韓国は国民の冒険への積極性(51位)や事業開放性(76位)、生活の質(24位)、人権のような社会構成員が共有する目標(42位)では低い点数に留まった。

このように「順位」が「実力」をゆがめることは宇宙分野でも起きている。韓国政府は羅老(ナロ)号と月軌道船(タヌリ号)の相次ぐ成功に自信を得て「7大宇宙強国」として生まれ変わるだろうとぶちあげた。1トンを越える人工衛星を軌道に上げることができるというのがその根拠だ。しかし、ほとんどの専門家はこれに同意しない。「7大強国」の本質的意味とその「成績」が国際社会でも有効なのか返答に困るためだ。

トン(t)級発射体の開発力量だけを問題にするなら韓国はすでに7位(2022年)の席を確保した。韓国の宇宙分野予算は11位(2022年)、人工衛星打ち上げ件数は14位(2022年)だ。どうにかここまでは韓国がライバルに追いつくことができるだろう。 (中略)

だが、韓国が38人目として有人宇宙ミッションに参加した後、いかなる活動もないという事実を思い出さなくてはならない。イ・ソヨン博士は2008年世界で475人目、女性として49人目の宇宙飛行士になった。2022年だけでも14カ国出身63人の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションと天宮のミッションに参加した。そんな中で「順位」に何の意味があるだろうか。そのうえ米国・中国・日本・インド・UAE、欧州宇宙機関(ESA)は2020年代に60個以上の月探査船や太陽系探査船を打ち上げるが、韓国はタヌリ号が唯一の太陽系探査船だ。

なぜ順位にこだわるのだろうか。ちゃんと組まれた戦略がないからだ。哲学がないからだ。国権侵奪と韓国戦争(朝鮮戦争)を体験した後、すべてのことが焦土化した韓国は高度成長で産業社会に進入した。急げば副作用はつきものだ。我々の価値観は単純化・画一化し、内面よりも外見に、無形の価値や内実よりも数字や指標を重視することになったかもしれない。
(引用ここまで・太字引用者)


 韓国の宇宙開発はいまのところうまく行っているように見えています。
 1回目は失敗に終わったものの、2回目でとりあえず成功。
 月探査船タヌリも(アメリカのファルコン9で)打ち上げて現在のところ、ミッションは順調にこなしている模様。

 で、U.S.ニュースで6大強国に選ばれた、ということで自信満々に報じていたのですが。
 これは軍事予算などの「パワー部門」におけるランキングで、実際には20位だったというオチがついています。
 シンシアリーさんのところで報じられてますね。

韓国、「わしはパワーで6位じゃ」記事が初出から1週間経っても各紙で話題・・パワー以外の総合順位を報じたのは聯合ニュースだけ(シンシアリーのブログ)

 これ、ホントに大騒ぎになってて「え、どういうこと」ってU.S.ニュース&ワールドレポート誌を見にいったくらいだったのですが。
 けっこうバカバカしいオチでした。
 ちなみに U.S.ニュースの選ぶベストカントリーはこちら→U.S. News Best Countries
 スイスが1位、日本は6位、韓国は20位です。


 なんというか……憐れだねぇ。
 ランキング好きなのはよくない、としている記事でそのランキングが実は嘘に近いものだっていう。
 逆説的に韓国人が心からランキングを愛してやまないことが理解できる結果になっていますが。

 斯様に「ランキング」に敏感なのは自分たちに戦略、哲学がないからだ、というのがこのコラムの著者による主張。
 これはまあ、ノーベル賞をほしがってやまないいつものアレにもつながっていますし。
 「世界10大○○!」みたいなことを常に言っていることにもつながりますね。

 あと外国人にインタビューする際に「何歳ですか?」って常に聞くことにも。  常にどちらが上か下かを気にし続けないといけない社会に住んでいることが、極度のランキング好きという結果につながっているのです。

 あといまだにイ・ソヨンを「宇宙飛行士」扱いしているんですね。
 ただの宇宙飛行関係者に過ぎないのに。

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韓国経済:中国がくしゃみをすると風邪を引くのが韓国……中国国内の内需が回復しないかぎり、韓国経済の再始動は難問か

大陸の内需回復するか…「中国成長率1ポイント下落時は韓国0.2ポイント下落」(中央日報)
韓国銀行が昨年11月に出した経済見通しによると、今年上半期の実質国内総生産(GDP)成長見通しは1.3%だ。しかし下半期には成長率が上半期より0.8ポイント高い2.1%に達し、年間成長率を1.7%まで引き上げるというのが韓国銀行の分析だ。

韓国銀行は「下半期以降に対外不確実性が減り不振が次第に緩和されるだろう。商品輸出増加傾向も世界的需要減少などで鈍化の流れが続き、下半期以降に中国とIT景気不振が緩和して反騰する見通し」と説明した。今年の成長見通しとして1.6%を提示した韓国政府の見方も韓国銀行と変わらない。

こうした見通しが「楽観的」という意見もある。LG経営研究院の今年の成長見通し1.4%は韓国銀行と韓国政府より低いだけでなく、流れもやはり「上高下低」を予想する。下半期の成長率は1.3%で上半期の1.6%より0.3ポイント落ちるとみている。韓国の輸出に大きな影響を及ぼす世界的景気回復が期待ほど速くない上に、高い物価と金利が時差を置いて韓国国内の消費を押さえ込み内需反騰もやはり容易ではないという予想からだ。

専門家は韓国銀行・韓国政府の望みどおり上低下高の図を描くためには中国の景気回復がカギだと口をそろえる。防疫政策を「ゼロコロナ」から「ウィズコロナ」に転換した中国は、今年本格的な経済活動再開が予想される。韓国貿易協会は「対中輸出のうち内需用の割合が4分の3を超えており、今後中国の景気がコロナ禍前の水準に回復し内需が活性化する場合、対中輸出も拡大するものと類推できる」と説明した。

反対に中国の経済回復が期待に沿えないならば韓国経済に不安要因として作用しかねない。国連傘下機関が29日に発表した「2023年世界経済状況と見通し報告書」によると、中国は今年4.8%成長し昨年の成長率3.0%を上回る見通しだ。
(引用ここまで)


 韓国における昨年の第4四半期経済成長率はマイナス0.4%とかなり厳しい内容になりました。
 原因は3つほどが大きなものとして挙げられていまして。

 ひとつが新型コロナウイルスの再流行。
 一昨年3月ほどではありませんが、最大で1日の新規感染者が8万人台とそれなりに大きな波となっていました。
 結果、思いのほか内需が立ち上がらなかった部分があります。

 もうひとつはメモリ半導体の価格下落。
 ここ数年で一番厳しい……というか、10年以上のスパンで見てもなかなかないくらいの下落ぶり。直近で同レベルは2010年前後くらいですかね。あるいはそれを上回るくらいのきつさです。
 時期が悪いおじさんでも「メモリ増設のタイミングはいま」って言いかねないくらいの下落ぶり。
 しかも、まだちょっと底が見えていない。


 そして最後の原因が中国の内需不振でした。
 中国がくしゃみをすると韓国が風邪をひくほどに中国経済に依存している構造が問題となっています。
 実際、ゼロコロナ政策を転換したことでどれだけの内需拡大ができるのか。
 ゼロコロナ時代は都市封鎖された上海等で火が消えたようになっていた、とされています。
 スマートフォンの製造等でも支障が出てましたね。

 ソニーはデジタルカメラの製造の多くを中国からタイに移転したされています。

ソニーのカメラ生産、日米欧向けを中国から分離(日経新聞)

 サプライチェーンの再編成は必須。
 ですが、もう韓国は中国から離れられないほどの投資を行っており、特にサムスン電子、SKハイニックスは「主工場は中国」といえるほどになってしまっています。

 中国の内需、そして中国での生産の両方に過度に頼っている状況下。
 まあ、この構造を変えろといわれても変えることは不可能ですから。
 「中国経済が復調しますように」と祈るしかない、というわけです。

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楽韓さん、本日の動向 - 週末は天気痛きつかった……

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 土日はちょっとゆっくり目に休んで、ジムでだいぶゆるめにエアロバイク漕いで体調調整してました。天気痛きつかった……。
 この週末はあまり五苓散効かなかった。低気圧にも種類がある感じでしたね。

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 あとあんまり通じていないと思うのだけども、栗本慎一郎氏の縄文式頭脳革命も自分の中で大ヒットだった本のひとつ。問題の存在場所がどこにあるかを俯瞰して確認するくせはこの本のおかげでついたと思っています。

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 わりと好きで連載も読んでます。



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