ソウル北部地検、国家財政犯罪合同捜査団(団長ユ・ジンスン部長検事)は、太陽光産業と人工知能(AI)学習用データ構築事業の不正を捜査して5人を拘束起訴し、関連資産の約66億ウォンを凍結したと2日明らかにした。
まず合同捜査団は産業通商資源部新再生エネルギー、金融支援事業による融資金計557億ウォンを横領した太陽光発電施設の施工会社代表3人を特定犯罪加重処罰法上の詐欺などの容疑で拘束起訴し、関係者17人を立件した。 捜査団によると、会社の代表A(46)氏は2019年5月から2021年12月まで計236回にわたって工事代金を水増しした偽の税金計算書を金融機関に提出する手口で太陽光発電所工事費の名目融資金の合計315億ウォンを受け取った容疑を受けている。 また、別の会社代表B(33)氏は、同様の手口で180億ウォンを、C(56)氏は62億ウォンを横領したものと調査された。 (中略)
捜査団はまた、科学技術情報通信部のAI学習用データ構築事業で、虚偽の職員を登録し、情報通信振興基金13億7000万ウォンを騙し取った疑い(特定経済犯罪加重処罰法上詐欺・補助金法違反など)で、データ加工会社代表のD(47)容疑者を拘束起訴し、関係者8人を立件した。
D氏は2021年5月から12月まで名義貸与者50人余りを組織的に募集し、韓国知能情報社会振興院からAIデータの構築事業関連の課題を受注した後、受けた研究開発費の一部を秘密資金で造成したり、マネー・ロンダリングした容疑を受けている。 (中略)
捜査団は「国家財政投入事業に対する慢性的・組織的な不正を明確に解明し、関連機関と協力して、国富の海外流出、犯行をして追跡して厳しく対処する」と強調した。
(引用ここまで)
ムン・ジェイン政権が推し進めていた再生可能エネルギー事業、AIデータベース事業で詐欺があったとして相次いで逮捕立件。
30億円だの6億円だのの数字が並んでいます。
……まあ、でしょうね。
国家単位でこうした推進事業があって、民間が代行する場合にはこうした詐欺を働く団体が必ず出てくるのです。
あ、ちなみにタイトルの「業者がチューチュー」は、実際には「業者がジャバジャバと」くらいの感じなのですが。
うちの気分でこうなりました(笑)。
ムン・ジェイン政権というかムン・ジェインの「理想とするキレイナ韓国」が空虚なものだったというのがよく分かるのではないでしょうか。
実際には太陽光パネルが糞害で汚されて発電量は極小になり、それを清掃するために洗剤で水質汚染を招く。
そして、こうして利権、汚職の温床となる。
石炭から天然ガスに移行するので石炭火力として建設していた発電所を天然ガス火力に変更させようとしたら、天然ガス価格が一気に高騰。
そして電気料金の引き上げを凍結していたためにそのしわ寄せが全部いまになってきている。
そして、AI向けデータラベラー ── AIに対して「この画像はこういうものを写している」と教える単純作業を10万人分の青年雇用を生む目玉としていたのです。
なんでも「このスキルがその後にもつながるはず」とかいった話で。
「韓国版ニューディール政策」でしたっけ?
当然のことながら「電気管理士(大学の教室で電気が点けっぱなしになっていないかヘチェックする仕事)となにが違うんだ」ってされて、こうして「データラベラーに登録したことする」輩が出てきて汚職の温床。
まあ、とても韓国らしいオチでしたね。
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