相互RSS募集中です

2023年02月

イ・ジェミョン、少年工時代に「女子の髪をつかみ、弱い同僚にはトレーを投げつけて立場を占めるようになった」……まあ、でしょうね

校内暴力を批判する共に民主・李在明代表、「食事用トレー投げ付け」「女子の髪をつかんでしつけ」エピソードを披露していた(朝鮮日報)
韓国の革新系最大野党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表が、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の三一節演説を「いじめの被▼者が加▼者に頭を下げるようなもの」と批判したのに対し、保守系与党「国民の力」は、李代表の過去の「工場暴力」履歴を取り上げて反撃した。国家捜査本部長に任命された鄭淳信(チョン・スンシン)弁護士が「息子の校内暴力・いじめ」で任命を取り消された一件の後、李在明代表は与党側に「いじめ攻勢」をかけている。 (中略)

 李在明代表は2006年1月21日、自身のブログに載せた文章で、自分が少年工だったころ「(女子の)髪の端をつかんでしつけを直してやり、昼休みには力の弱そうに見える同僚に向けて食事用のトレーを取って投げるという蛮行をやっていたので、工場内ではある程度の立場を占めるようになっていた」と自ら明かしていた。

 これについて朴大出議員は「ここまでくると、工暴(工場暴力)と言えるかもしれない」とし「(李在明代表に)問う。この若い『姉さん労働者』や『力の弱い同僚』に頭を下げたことがあるか? 『真摯(しんし)に自分の人生を振り返ってみた後』にほっと一息つくことをお勧めする」と記した。
(引用ここまで)


 イ・ジェミョンは貧乏な家の出身で、中学校に進むことすらできずに小卒で働きに出ています。
 その後、中卒、高卒の資格を取り、大学に入って司法試験に受かる、というノ・ムヒョンと似たような経歴を持ちます。
 要は韓国における英雄像に近しい経歴を持っているのですね。
 「貧乏な出身で努力してその環境をはねのける」という。

 ただまあ、何度も言っていますがイ・ジェミョン派人間としての「たが」が外れています。
 今回の著書からの暴露(?)も同様ですね。
 「同僚の女性の髪をひっぱり、力の弱い同僚には食事トレーを投げつけた」
 ああ、イ・ジェミョンだったらそのくらいのことはやっていただろうし、それを自慢げに言うだろうなと。
 納得できる出来。


 すでに国会での逮捕同意案の審議でも党所属議員からも大量の造反が出るなど見限られかけているわけですが。
 それでもユン・ソンニョル政権のやりようを糾弾することは止めていません。
 日韓関係の改善についても、ここを一点突破しようと連日騒ぎまくっています。

韓国野党代表「尹大統領の強●動員賠×案、対日降伏文書…最悪の屈辱・羞恥」(中央日報)
韓国野党代表「強●徴○賠×案、最悪の外交的敗着であり国恥」(中央日報)
韓国野党代表「尹政権、歴史と正義を裏切った」…強●動員解決策糾弾時局宣言(中央日報)

 ここで攻勢に出ないと自分の疑惑で溺れかねない、という考えなのでしょう。
 ちなみにこの暴力発言が暴露されたのは、ユン・ソンニョル大統領の3月1日における独立運動記念日演説を「暴力に屈したものだ」と評論したことについて反論されたというオチ。

韓国野党代表「日本に協力を求めるのは、校内暴力の加▼者に頭を下げるようなこと」(中央日報)

 暴力を振るってきたのはおまえだろってオチにて終了です。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

韓国メディア「サムスン電子、SKハイニックスが中国工場に投じた68兆ウォンはどうなるのか」……二線級の半導体を作るしかないのでは?

サムスンとSKハイニックスが68兆ウォンを投じた中国工場、米国の対中制裁で無用の存在になるのか(朝鮮日報)
米政府の補助金を受けると、10年間は対中投資ができないという条項は、世界の半導体メーカーの中でも特にサムスン電子、SKハイニックスに打撃だ。投資制限猶予措置が10月に終了すると、中国にある既存工場に対する投資まで全面的に中断される可能性がますます高まっている。電子業界関係者は「米政府の徹底した対中制裁を見れば、韓国企業に例外を認めない可能性が高い」と話した。

サムスン電子はNAND型フラッシュメモリーの40%、SKハイニックスはDRAMの40%とNAND型フラッシュメモリーの20%を中国で生産している。サムスン電子とSKハイニックスはこれまでに中国に合計で68兆ウォン(約7兆800億円)を投資した。内訳はサムスンが33兆ウォン、SKが35兆ウォンだ。現在両社の中国工場は先端製造プロセスへの転換が急がれる状況にある。サムスンは西安で128層NAND型フラッシュメモリー、SKハイニックスは無錫と大連でそれぞれ10ナノメートル台後半のDRAMと96・144層のNAND型フラッシュメモリーを生産している。業界最先端水準の230層NAND型フラッシュメモリーと10ナノメートル台前半のDRAMに比べ、相対的に古い製品を生産しているのだ。NAND型フラッシュメモリーは層が増すほど、DRAMは製造プロセスの微細化が進むほど性能が高まる。

 シティグローバルマーケット証券のイ・セチョル専務は「先端製造プロセスへの転換が不可能になれば、サムスン電子とSKハイニックスが中国で生産する半導体は来年から20%程度減る」と分析した。そうした傾向が続けば、両社は中国での生産分を補う大規模な新規生産拠点を建設しなければならなくなる。

 特にSKハイニックスはインテルから買収したNAND型フラッシュメモリーの大連工場が悩みの種だ。SKハイニックスはインテルに昨年、買収代金の第1期分として70億ドルを支払い、2025年に残る20億ドルを支払うことになっているが、工場をアップグレードできない場合、相当な被害を受けることになる。そのため、インテルが米政府による対中制裁方針を事前に察知して大連工場を売却したのではないかという「インテル陰謀論」も出ているほどだ。
(引用ここまで)


 アメリカのCHIPS法による支援金を受けると、10年間は中国への投資ができなくなるとのガードレール条項についてのニュース。
 ほとんどこれまでの復習ともいうべき記事になっています。
 ひとつ疑問なのは、アメリカの支援金を受けなければ最新機器が導入できるのではないかと韓国メディアが報じている部分ですね。

 たとえサムスン電子やSKハイニックスがアメリカに工場を建設することがなくても、露光装置等の半導体製造機器を中国工場へは納入してくれないでしょ。
 それでなくてもアメリカ政府は製造装置機器メーカーにまで「アメリカで工場を作りませんか」って粉をかけている状況ですから。

ハリス米副大統領、日本の半導体企業に米国投資呼びかけ(日経新聞)

 安倍元総理の国葬で来日したハリス副大統領が数々の半導体関連企業に呼びかけてサプライチェーンの再構築を強化しようと目論んでいました。


 「半導体の地産地消」を狙うアメリカとしては、製造機器や素材メーカーにも進出してほしいはずで。
 そうしたメーカーがアメリカにCHIPS法頼りで工場を作った場合はもちろん。
 あるいはそうでない場合であっても中国工場への機器納入をしてくれるかといえばかなり疑問。

 これまで韓国側は「1年の猶予がもらえたし延長もできるはず」とか楽観論を言い続けてきたのですね。
 「血盟である韓国を見捨てるわけがない」くらいの言いようで。
 ですが、最近になってようやく韓国側も「あれ、これはまずいのでは?」ってなりつつありますが。

 68兆ウォンを投じた工場の行方はどうなるのか。
 アメリカはこの10月から「中国工場での生産そのものにも枷をかける」としています。
 まあ、中国に肩入れしすぎた結果、ではありますね。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→