韓国の革新系最大野党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表が、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の三一節演説を「いじめの被▼者が加▼者に頭を下げるようなもの」と批判したのに対し、保守系与党「国民の力」は、李代表の過去の「工場暴力」履歴を取り上げて反撃した。国家捜査本部長に任命された鄭淳信(チョン・スンシン)弁護士が「息子の校内暴力・いじめ」で任命を取り消された一件の後、李在明代表は与党側に「いじめ攻勢」をかけている。 (中略)
李在明代表は2006年1月21日、自身のブログに載せた文章で、自分が少年工だったころ「(女子の)髪の端をつかんでしつけを直してやり、昼休みには力の弱そうに見える同僚に向けて食事用のトレーを取って投げるという蛮行をやっていたので、工場内ではある程度の立場を占めるようになっていた」と自ら明かしていた。
これについて朴大出議員は「ここまでくると、工暴(工場暴力)と言えるかもしれない」とし「(李在明代表に)問う。この若い『姉さん労働者』や『力の弱い同僚』に頭を下げたことがあるか? 『真摯(しんし)に自分の人生を振り返ってみた後』にほっと一息つくことをお勧めする」と記した。
(引用ここまで)
イ・ジェミョンは貧乏な家の出身で、中学校に進むことすらできずに小卒で働きに出ています。
その後、中卒、高卒の資格を取り、大学に入って司法試験に受かる、というノ・ムヒョンと似たような経歴を持ちます。
要は韓国における英雄像に近しい経歴を持っているのですね。
「貧乏な出身で努力してその環境をはねのける」という。
ただまあ、何度も言っていますがイ・ジェミョン派人間としての「たが」が外れています。
今回の著書からの暴露(?)も同様ですね。
「同僚の女性の髪をひっぱり、力の弱い同僚には食事トレーを投げつけた」
ああ、イ・ジェミョンだったらそのくらいのことはやっていただろうし、それを自慢げに言うだろうなと。
納得できる出来。
すでに国会での逮捕同意案の審議でも党所属議員からも大量の造反が出るなど見限られかけているわけですが。
それでもユン・ソンニョル政権のやりようを糾弾することは止めていません。
日韓関係の改善についても、ここを一点突破しようと連日騒ぎまくっています。
韓国野党代表「尹大統領の強●動員賠×案、対日降伏文書…最悪の屈辱・羞恥」(中央日報)
韓国野党代表「強●徴○賠×案、最悪の外交的敗着であり国恥」(中央日報)
韓国野党代表「尹政権、歴史と正義を裏切った」…強●動員解決策糾弾時局宣言(中央日報)
ここで攻勢に出ないと自分の疑惑で溺れかねない、という考えなのでしょう。
ちなみにこの暴力発言が暴露されたのは、ユン・ソンニョル大統領の3月1日における独立運動記念日演説を「暴力に屈したものだ」と評論したことについて反論されたというオチ。
韓国野党代表「日本に協力を求めるのは、校内暴力の加▼者に頭を下げるようなこと」(中央日報)
暴力を振るってきたのはおまえだろってオチにて終了です。
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