チョ・グク前法務部長官が19日、「今は民政首席でもなく教授の職も半分は辞めている状況」とし、「今後、自然人チョ・グク、人間チョ・グク、市民チョ・グクとして生きていく」と明らかにした。
チョ元長官は同日午後、全羅北道全州市のハンビョク文化館で開かれた「祖国の法古典散歩 著者との対話」で、「圍籬安置(罪人を隔離させ垣根を張った家に閉じ込める刑罰)について言及し、『朝鮮時代で言えば、私は刑曹判書をして咸鏡道(ハムギョンド)に流刑された状況だ」とし「首に刃物がかかったが、何もできない。今、いばらの蔓がしばらく解けて活動している」と話した。
支持者が来年の総選挙出馬可否を尋ねるとチョ前長官は「申し上げるのは難しい」と答えた。出席者たちは「出馬せよ」と拍手で激励した。
チョ前長官は娘チョ・ミン氏に対する質問に「独立的で自主的な子供」と切なさを表わした。
彼は「司法殺人」概念を説明して「法律を作る時、色々な解釈の余地が多ければ執行する人が乱用しかねない」とし「立法府が厳格に規定しておけば検察がむやみにできない。そのため主権者である国民の役割が重要だ」と強調した。
(引用ここまで)
チョ・グクが先日に続いて、著書出版記念のトークショーを行っています。
先日は娘であるチョ・ミンと一緒に出席していましたね。
で、今回は司会者から「来年4月10日の総選挙に出馬しないのか」と問われて言葉を濁した、と。
「次の大統領選挙」を考えると国会議員になっておく、というのも手かもしれませんね。イ・ジェミョンと同じ手法で。
現在、高裁で審理中(地裁では懲役2年の実刑)なので、当選しても任期途中で収監される可能性が高いですが。
いまだにムン・ジェイン前大統領にはかなりの支持者がいます。
不動産価格はあんなになって、これまで以上に格差がついたのにね。
コロナ対策の「K防疫」で「先進国になったつもり」になれたってことが大きいのかなぁ……という感じ。
そして、ムン・ジェイン政権時代にほぼ後継者として指定されていたのがチョ・グクだったのですね。
なのでいまだにチョ・グクに期待しているムン・ジェイン支持者も多いわけです。
NAVERやdaumでチョ・グク関連の記事にはかなりコメントがつくのもそうした背景があるから。
まだまだ期待度は高いのですね。
ただまあ、実際には共に民主党から国会議員も次期大統領選への出馬も難しいかな。
イ・ジェミョンの司法リスクもありますが、チョ・グクの司法リスクはそれを上回っていますから。
韓国の場合、マエのある国会議員は多数いますが、収監されることが前提になっているのはそうはいないでしょ。
まあ、韓国の国会はエクストリームなのでそれもありか……。
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