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2023年03月

韓国での歩道が崩壊した橋の近辺にある橋、16が再施工に……中にはすでに25センチも垂れ下がっていた橋も

カテゴリ:韓国社会 コメント:(65)
「亭子橋崩壊」ショック···城南市、同じ工法を使った16の橋梁の再施工(中央日報)
京畿道城南市が5日「亭子橋崩壊事故」以後、18橋梁を対象に精密安全診断を行った結果、炭川にかかるベッキョン橋など12橋梁の歩行路を再施工することにしたと22日明らかにした。

先立って18日、城南市が仏頂橋と水内橋、金谷橋、宮内橋など4つの橋梁に対する再施工を決めたことを含めれば歩行路再施工対象橋梁は計16個になる。 (中略)

再施工が決定された16の橋梁の歩道はいずれも垂れ下がり状態がひどかった。先立って城南市が発表した精密安全診断中間結果によると、仏頂橋、水内橋、金谷橋の歩行路安全等級はE等級水準だった。直ちに使用を中断しなければならない安全診断上最下位等級だ。これらの橋梁歩道はそれぞれ最大255㎜、192㎜、220㎜まで垂れ下がっていたことが分かった。

一方、両県橋とファンセウル歩道橋の歩行路はC等級(普通)の判定を受け、補修·補強工事を通じて安全性を確保することにした。
(引用ここまで)


 5日に歩道部分が崩落した亭子橋事故から半月ほどになります。
 で、これまでこの橋がかかっていた炭川の他の橋をチェックしたところ、16の橋が再建設しなければならないとの結論になったそうです。
 設計、施行、保守のどこが悪かったのか、まだ分かりませんが。

 すでに20センチのたわみがあった3つの橋がE級(使用中止勧告)に指定され、それ以外も13の橋が再施工の必要ありと判断されたとのこと。
 記事の画像にはジャッキアップされている様子が描かれています。
 それ以外にも2万6000もの橋でチェックが必要とされていましたね。
 実際にどこまでチェックが行われるのか、行われるとしてチェック自体がまともなものになるのかどうか怪しいところではありますが。


 こうした事故が起こった後に自治体から「チェックする」とされたもので、実際にはチェックすらされていなかったなんてパターンは韓国ではよくあることなので。
 いや、実際に。
 そもそも定期検査ではひとつの橋につき3万円しかかかっていなかった。
 しかも、すべて下請に任せられていたとの話ですから。

 なにも韓国では昨日や今日になってから「春になれば道路が陥没」「橋は定期的に落ちる」「建設中の建物も傾く。傾いたていどならジャッキアップして再利用。最悪の場合なら崩壊する」なんて状況になったわけじゃないですからね。
 しっかりとした社会的伝統に基づいてこうなっているのです。

 安全係数は低く、事故は起きない前提。
 低コスト中リスクを許容する社会として発達してきたのですから。
 セウォル号ほどのショックを受けても変わらなかったものが、そうおいそれと変わるわけないんだよな……。

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韓国人識者「韓国はすでに大国なのだから日韓関係で『損して得取れ』式のリーダーシップを執ることができるはずだ」

韓国と日本、どちらが「シュタッケルベルグリーダー」になるだろうか(中央日報)
シュタッケルベルグリーダーの分析から見ると韓日関係の将来はどうだろうか。率直に言えば楽観できない。いまや韓国の国力が大きく強まり日本の国力は相対的に弱まった関係で両国間の力は一方的な強者と弱者の関係で見ることはできないということだ。シュタッケルベルグリーダーは圧倒的な力を持っている国や企業がひとまず譲歩して損害を甘受する時だけ可能だ。ところが韓国と日本は現在圧倒的な力を持つのがどちらなのか不確実な状態だ。

サウジアラビアがエクアドルに対し先に石油生産を減らしてリーダーシップを発揮しろといえばだれもが冗談だと考えるだろう。当然だれが見てもサウジアラビアがリーダーにならなければならない。だが現在の韓日関係では韓国はどうして自分たちが先に譲歩をしたのかと大統領を非難し、日本はもう韓国が日本水準に成長したため日本が先に損してリーダーの座を得る必要はないと感じているのだ。

もちろん圧倒的な力を持った強大国である米国が韓国と日本のシュタッケルベルグリーダーになって導くべきだが、米国が第三者で韓日関係のすべての事項に関与できないため韓日関係のホールドアップ問題を解くのは容易ではないだろう。だが韓国と日本の協力が両国ともに必要だということは明白なだけに、もう国力が成長した韓国が韓日関係でシュタッケルベルグリーダーシップを発揮することを考慮してみる時期が来ていると考える。
(引用ここまで)


 韓国の識者による「日韓関係はどうあるべきか」とする提言。
 シュタッケルベルグリーダーっていうのは、要するに「損して得取れ」ができる「情勢を見渡せる先駆者はリーダーとなれる」とする一種のゲーム理論に基づくお話。
 ここでは例としてサウジが産油量を減産すれば、他の多くの国もそのように動いて原油価格が上がり全員が得をする。
 サウジはそれができるリーダーだ、としてますね。
 こうした寡占モデルはいくつかあるので、あるシチュエーションにしか適用できない者ではありますが。

 んで、延々とそのゲーム理論的な話を繰り広げているのですが「もはや日韓は国格としてどちらが大きいということはなくなった。リーダー格として日本が一方的に損害を享受することはできないのだ」と言い出して。
 そこから「どこがリーダーとして決めるべきか。それはアメリカだ」「だが、アメリカはすべての面倒を見れるわけではない」「韓国がリーダーとして『損して得取れ』となることも考慮に入れるべきだ」と。

 これ、要するに日本ではなく韓国人の多くに語りかけているのですね。「もう韓国は大国になっているので、日本に一方的に損をこうむる役をするのではなく、リーダー的見地でまず損を取ってもいいのでは?」っていう。
 ユン大統領へのエールでもあるかな。


 それと別にアメリカも日韓関係をまるきり無視しているなんてことはないと思いますけどね?
 というか、ユン大統領の「解決策提示」はアメリカからの圧力もあったと見るべきでしょう。
 「国際法を遵守せよ」という形で。

 何度か書いていますが、この件について日本は動くわけにはいかなかったのですね。
 なぜなら「日韓請求権協定で定められた事項をすべて満たした」側である日本が動くことは、国際法違反の状態に与することになるから。

 んで、この記事が圧倒的に間違っている部分がありまして。
 国同士の関係はそもそもシュタッケルベルグ競争で語られるような数量モデルではない、ってことです。
 前提が間違っているので結論も間違っている。Q.E.D.

 「日韓の協力が必要だ」っていうのもなんだかな。
 韓国では日本語を話したゆるキャラが吊され日本に由来があるとされる(フェイクニュース)居酒屋が左派から不買運動をかけられている。
 それでなくても不買運動もあったし、地方自治体は「日本製品を排除しよう」なんて条例を制定しようとすることも数限りなくあった。
 そんな社会状況を放置しておきながら、「協力が必要だ」じゃないんだよな。

 協力関係を築きたいっていうのであれば、それなりの関係性を保つ必要があるのにその努力なしで成果だけを求められても困るわな。
 別に韓国国内で5年ごとに革命が起きてても構いやしないけど、日本はそれにつきあうつもりはないのだから。
 まともな国際感覚を身につけてくれ、としか言いようがない。

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韓国ウォン、独歩安で韓国メディアからも「このままじゃやばい」との警鐘……経済の中味を見てみると?

韓国ウォンが今年の最安値、問題はファンダメンタルズ(中央日報)
最近、為替レートの変動性は大きくなっている。特に対外経済指標が発表されるたびに為替市場が敏感に反応している。

1週間前の14日には1ドル=1298.8ウォンと1200ウォン台までウォン高ドル安が進み、安定を取り戻すようだった。13日(現地時間)に発表された米国の生産者物価指数(PPI)が市場の予想を下回り、緊縮政策中断への期待感が強まったからだ。その前日に発表された韓国銀行(韓銀)と企画財政部・国民年金の通貨スワップも為替レートの安定に影響を及ぼした。

しかしその後、米連邦準備制度理事会(FRB)主要人物の政策金利追加引き上げ発言があり、緊縮強化懸念から韓国ウォンがまた値下がりした。特に18日に発表された今年1-3月期の中国の国内総生産(GDP)で韓国の輸出につながる産業生産が期待値を下回ったこともウォン安ドル高につながった。

このように対外指標に為替市場が敏感に反応するのは結局、弱まった韓国のファンダメンタルズが根本原因という指摘だ。特に昨年から累積している貿易赤字が問題だ。韓銀によると、2月中の韓国ウォンの下落率(1月末比の2月末変化率)は主要通貨国の平均の倍を超えた。韓銀は「約40%は貿易収支による衝撃と説明される」と伝えた。
(引用ここまで)


 この1年の韓国ウォン−米ドル、日本円−米ドルのレートがこんな感じになります。
 オレンジがドルウォン、紫がドル円。

スクリーンショット 2023-04-23 11.28.58.png

 3月からこっちそこそこ乖離してます。これが冒頭記事でいうところの「最安値」になっているわけです。
 でもまあ、ほとんど同じような値動きをしているといっていいんじゃないでしょうかね。
 問題は韓国銀行はアメリカの政策金利にできるかぎり追随してきたのに、日本と同じような値動きをしているということ。
 日本は緩和方針を取り下げておらず、一切政策金利をいじってこなかったわけで。

 であるにも関わらず、ドルに対してほぼ同じ値動き。
 かつ、ここ数週間はウォン安が進んでいる。


 ウォン安に向かっているの間違いなく韓国経済が国内、対外ともに危ういと見られている証左でしょう。
 対外においては貿易依存率が70%内外であるにも関わらず、貿易赤字を叩き出していることに不安が大きいのでしょう。
 4月も20日までの統計ですでに前年比で輸出が減少していることが確認されています。

韓国輸出、4月1─20日は前年比11.0%減=税関(ロイター)

 20日までで貿易赤字が41億4000万ドル。
 対中輸出が26.8%と減少中。
 さらに半導体輸出がまだまだ前年比で減少(39.3%)。
 これで原油価格も1年前と比べれば安くなったものの、まだ高止まりといえるレベル。
 うむ、きついな……。

 じゃあ、国内はどうなんだと見ると、不動産価格崩壊に伴う信用不良がやばいとのニュースがばんばん出るようになっている。
 「チョンセ詐欺」って言葉にだまされそうになりますが、あれは実際には金融における不動産、およびチョンセの不良債権化が一気に噴出しつつある情勢ですからね。
 まあ、それを大っぴらにしたくないからこそ「チョンセ詐欺」くらいの言いようにしているのでしょうけど。
 そりゃまあ、通貨安になるでしょ。

 韓国メディアが「日韓、米韓で通貨スワップを!」って叫んでいるのはこうした弱さを覆い隠すための盾がほしいからなんだろうな、と感じます。

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楽韓さん、本日の動向 - クエン酸チャージウォーターが久々にセールですよ

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 一時期、うちの主力商品だったクエン酸チャージウォーターがセール対象。
 疲れた時、あるいは日常的に飲むと疲労感がかなり違います。
 これから夏にかけて毎日のように飲んでもよいと思いますよ。



 ついでにルテインもいまのうちに紹介しておこう。
 加齢性黄斑変性の予防に効果があることはエビデンスあり。



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 あとアセスがかなり安い。160グラムは1300円くらいしますからね。歯肉炎、歯槽膿漏ある人は使ってみてくださいな。アセス液はそのうがい版。




 それとちゅ〜るは1本30円台半ばまで値上がり。ご時世でしょうがないか……。



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