岸田首相は24日夜に東京の首相官邸で会見を開き、内戦が起こっているスーダンに滞在している日本人とその家族など45人が自衛隊の航空機で近隣のジブチに向かっていることを明らかにした。
またこれとは別に「フランスや国際赤十字の協力を受け4人が退避しています」としてスーダンからジブチとエチオピアに逃れたことも伝えた。現在スーダンに残り退避を希望する日本人は数人に減ったという。
岸田首相は「日本人が退避する過程で韓国、UAE(アラブ首長国連邦)、国連の協力がありました」として感謝を表明した。その後25日未明にはツイッターなどでも「韓国やUAEなど関係各国、国連など関係機関、大使館や自衛隊などの関係者に感謝申し上げます」とツイートした。
(引用ここまで)
ユン大統領による「日本に100年前のことでひざまづけなどという話は受け入れられない」との発言について、まだまだ侃々諤々、喧々囂々の大騒ぎ中。
こちらについてはまた明日くらいにまとめてお伝えしましょう。
んで、スーダンからの退避においてフランス、韓国、UAE等から協力があったとのこと。韓国の協力については2本目で語られています。
こういう話であれば全然構わない。
隣国として共有できる情報もあるでしょうし、C-2のスペースが余っているようであれば韓国人を支援してもいいのです。
それが「ただの国と国の間の関係」というものです。
これがたとえばPKOで隣り合った陣地にあっても「銃弾が足りないから貸してもらいたい」という申し出であってもいいわけですよ。
5.56ミリ弾を貸し出せる国はそんなに多くはないでしょうしね。
ただ、貸したことを「貸してもらっていない」だの「不快だ、遺憾」だの「助けてあげたことは忘れろ」とか言ってくるのであれば話は別。
そんなのは「普通の国と国の関係」でないので、疎遠になるしかない。
現在の日韓関係はこうした事柄の積み重ねの結果として生まれているわけですよ。
政府の世論調査でも韓国に対して「親しみを感じる」とする数字は、インドへのそれよりもだいぶ低いっていうのが実際。
それを一気に覆すなんて無理な話なんよなー。
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