視察団の派遣日程について「まだ正確に決まっていない」とし、正式視察期間は23~24日になると明らかにした。当初1泊2日と知られたが、今週に入って期間が3泊4日で視察期間が増えたという言及が出た。室室長はこれと関連して「視察期間は23~24日だ。現地で準備及び移動する時間を勘案すれば派遣期間はそれより増えることができる」と話した。
室室長は官僚だけでなく、原子力安全委員会、原子力研究院などの国内専門家も視察団に含まれるとし、「実務的に一生懸命チームを組んでいる」と説明した。
日本側の放流名分を作る視察になりうるという指摘に対し、方室長は「どこへ行ってどんな内容を見るか実務協議を通じて決める」とし、見せかけ式視察にはならないと強調した。検証団ではなく視察団と命名された背景については「立場を変えて考えれば日本側が非常に不便に思うかもしれない」と話した。
(引用ここまで)
23日からの1泊2日の「福島視察団」ですが。
韓国側は3泊4日以上になる、と主張していました。
汚染水巡る韓国視察団 3泊4日以上の日程で訪日=局長級協議へ(聯合ニュース)
要するに「東京に来て泊まって、福島に行って1泊2日、東京に戻って泊まってから帰る」のだそうで(笑)。
やろうとすれば1泊2日でも充分にできる旅程だとは思うんですが。
東京から福島なら1時間半、福島駅からレンタカーで福島第1原発に1時間半で行けますからね。
どうも「1泊2日だと軽く見られる」という意識があるようですね。
「科学的検証ができるか」とかが話題になっています。
福島原発視察団「科学的検証」可能か?(YTN・朝鮮語)
ここで核心は、東京電力や日本政府の案内と説明に従って受動的に行うか、それとも視察団が直接汚染水を汲んで分析することができるかなどです。
去年3月、台湾も福島に8人で構成された調査団を派遣したことがあり、先例になりかねません。
台湾はIAEA加盟国ではないのでIAEA多国籍調査団に参加できなかったため、日本の同意を得て独自に調査したものでした。
ところが、東電の案内に従って日程を消化しなければならず、形式的な水準にとどまったという評価なので、今回韓国視察団がより主導的に活動できるかがカギです。
(引用ここまで)
日本がやらせるつもりがなければ動きようもない。
韓国側からは「日本が視察団という名称にしただけ」とかなんとか言いだしていますが。
さすがに西村経産相から「一般的な視察だけしかやらせない」って宣言されている以上、なにもできないでしょうね。
台湾と同じくらいに「はい、こちらが福島第1原発1号炉建屋、あちらが処理水放出のためのトンネル入り口でございます」ってやられて終わり。
自分たちの価値を過大に見積もりすぎなんですよ。
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