最近、世界各地では新型コロナウイルス感染症のエンデミック(風土病化)に観光客の誘致に神経を尖らせている。 (中略)
しかし、香港内では突然訪れた観光客に向かって不平が殺到している。特に、押し寄せている中国人観光客に向けてだ。9日(現地時間)、ニューヨークタイムズ(NYT)は「香港はより多くの観光客を望んでいる。ただ『良いマナー』を持った」という題下の記事で「低価格パッケージで到着する観光客に対して大衆は歓迎ではなく無礼だという反応を出している」と報道した。 (中略)
日本3大時事週刊誌「週刊新潮」のインターネット版「デイリー新潮」は9日、「海外観光客の増加で観光業界は嬉しい悲鳴を上げているが、副作用も大きくなっている」と報道した。
首都圏神奈川県の代表的な観光地である鎌倉に住むある女性はこのメディアに「韓国や中国系が多いようだが、彼らの無礼さに頭が痛い。ペットボトルや生ゴミをどこでも捨てるのはもちろん、マンション団地の花壇に小便をしたりもする。マンションの管理人も最初は気を使っていたが、最近は完全に諦めたようだ」と吐露した。中国系と見られる観光客が真夜中に大声で叫びながら戦ったこともあったと、このメディアは伝えた。
鎌倉市役所の委託を受けたある警備員は「警察官がパトロールをするが、何の措置も取らずにそのまま行ってしまう」とし「ホイッスルを吹きながら『走り回らないでください』『花壇に上がらないでください』と観光客に叫んでいるが、どういう意味なのか全く分からない」と伝えた。
東京最古の寺院浅草寺がある代表的な都心観光地浅草の中心街である仲見世通りも視界がふさがるほど人で賑わっているが、外国人観光客のマナーの悪さに店主の間から不満が出ているという。浅草寺近くのあるカフェのオーナーは食べ物を人数分注文せず、外部から持ってきたポテトチップスを食べたり、店内に「撮影禁止」案内も無視して勝手に写真を撮るなど観光客に対する不満を吐き出した。
(引用ここまで)
韓国人、中国人の観光マナーに日本の観光地住人が辟易としている、とのニュース。
実際問題として分母が増えているので、アレな人々も増えているでしょうね。
ただまあ、日本での一般的なマナーを知らずにやってしまっている部分も少なくないと思いますが。
以前、ロマンスカーで箱根に行ったときに、すぐ近くの中国人親子がタブレットをアホほどの音量で鳴らしながら子供に動画を見せていたのですが。
英語で話したら「それは日本のマナーでしょうか。教えてください」という話になって「車内で騒ぐことは歓迎されない」「公共の場でスマートフォン、タブレット等で動画を音を出して見ることは嫌われる原因となる」等々と話したことがあります。
単純な知識の問題だったりもするのですね。
韓国人に関していうなら10年前よりはかなりマナーは向上している感があります。
特に若い人で、かつカップルで来ている人は比較的ちゃんとしている、との話を知り合いから聞いています。
傍若無人な中国人が増えててプラマイゼロどころかマイナスのほうが多い気はしています。
とはいえ、80年代、90年代前半くらいまでのヨーロッパでの日本人観光客の振る舞いを知っている立場としてはなんとも言えない部分もあるのですけどね。
いまの日本人とははるかに及ばないマナーしか持ってませんでしたよ。
30年以上かけて日本人が田舎者からそれなりに洗練されてきたって事実を知っているので、韓国人、中国人のそうしたマナーもなんとかなるんじゃないかな、とも思います。
とはいえ、それで「現在マナーの悪い観光客」が免罪されるわけではないのですが。
スラムダンクの“聖地”は今――インバウンド殺到も、鎌倉市が素直に喜べないワケ(ITmedia)
この状況でもまだ中国人観光客はコロナ前の2019年比でマイナス80%とかなんだよな……。
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