イ・グァンソプ大統領室国政企画首席は同日、運営委全体会議で「視察団は正確に分析し、問題点があれば問題を提起する」と述べた。
イ首席は汚□水の有害性関連質問に「三重水素は人体に入れば一週間、十日で排出される」とし「福島汚□水にある三重水素の量は我が国の原発から出る三重水素の量より小さい」と話した。
続いて「その量を30年にわたって放流する」ということを前提に「ひとまずIAEA調査結果が出て、(韓国の)視察団が戻ってくれば正確に分析して問題点があれば問題を提起し科学的根拠で判断する予定」と話した。
合わせて「三重水素がセシウムより2倍以上危険だというそのような表現は科学的事実と符合しないフェイクニュース」と一蹴し「フェイクニュースを広めるのは国民の健康に対する過度な心配を誘発し社会を混乱に陥れかねない」と指摘した。 (中略)
キム室長は「国政で『国民健康』は他のものと変えることはできない」とし「科学的に安全性が検証されていない汚□水が排出されれば絶対反対する」と明らかにした。
彼は日本がIAEAを掌握したため信頼できないという野党側の発言に「(IAEA)分担金は米国がはるかに多い。中国が日本より多い」と反論した。また、IAEAの汚□水試料採取は日本が与えたのではないかという質問に「IAEAが直接行って採取したもの」と訂正した。
(引用ここまで・太字引用者)
元ネタはシンシアリーのブログから。
韓国の大統領室の国政企画首席、および秘書室長が福島第一原発の処理水放出に対して……
・「IAEAのレビューで問題があれば放出に反対する」 ・(IAEAが問題がないとすれば放出に賛成するのか)そうだ。科学的に検証されたものだ」
・「処理水のトリチウムよりも韓国の原発のトリチウムのほうが多い」
・「(日本の分担金が多いIAEAが信頼できないとする野党に)分担金はアメリカ、中国のほうがはるかに多い。世の中に信じられるものがないのでは?」
おや……発言があまりにもまとも。
冒頭記事に入っていない言葉はこちらから引用しています。
キム・デギ「IAEAが汚□水安全性担保できなければ、私たちも譲歩できない」(聯合ニュース・朝鮮語)
なお、22、23日と福島第一原発周辺を見学して廻った視察団の皆さんは帰国の途についたそうです。
報告は来月にまとまるとのこと。
あ、それとIMOロンドン条約で放出をやめさせようともしていましたが、IMOから「海洋投棄ではない」とする回答を得たそうです。
[単独]日本の味方IMO「汚□水放流、投棄(Dumping)かどうか不確実」(国民日報・朝鮮語)
これは正面突破を覚悟するようになったかな。
まあ、どうあっても放出自体を止められないと悟ったのでダメージコントロールに入ったってことなのでしょう。
さて、その一方で野党の共に民主党はこの件を最大限、政争に持ちこもうとしています。
視察団にもIAEAにも大統領にもすべてに文句をつけている状態。
共に民主党の最高委員会というものがあるのですが、そこで掲げている垂れ幕がこれです。
(画像引用元・デジタルタイムズ)
……まあ、イ・ジェミョンにはお似合いかな。
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