2021年11月、運行途中に発生した脱線事故で1年6ヵ月間休場中の統営浴池島モノレールが来年下半期に再び運行を開始する。
統営市は16日、最近モノレールの再運行計画を確定し、関連手続きを進めていると明らかにした。
市はこれまでモノレール運営方案を巡り苦心してきた。
昨年実施した安全診断用役で下部構造物を全面再施工する時は最大約100億ウォンがかかると出てきて撤去する方案も検討されていた。
しかし、モノレール基礎部とレール部を全面再施工し、モノレールを従来の8人乗りから7人乗りに交換するなどの方法で計画を修正した。
これに必要な予算は59億7千万ウォンと見積もった。 (中略)
浴知島モノレールは浴知面東項里の旅客船船着場から天王山大基峰まで2.1km区間を行き来する列車で事業費117億ウォンが投入され2019年12月14日に開場した。
(引用ここまで)
今朝の「5年放置されているモノレール」もかなりのものでしたが。
というかレール2本でモノレールではないのではとも思われますが。
まあ、それはともかく。
慶尚南道統営市の小島、欲知島にも観光用モノレールが通っていました。
日韓併合時代に漁業基地があった場所じゃなかったかなー。なんかで見たことのある島の名前です。
ともあれ。
このモノレールは船着き場から山の上にある場所まで観光客を運ぶ、というものなのですが。
いや、いいか。
とりあえず運行されていた当時のドローン映像をご覧ください。
うわあ。
ちゃんと計算されているんですかね? 角度とか。
んで、1年半ほど前に案の定、レールから車両が外れて落下事故が起きました。
終点寸前だったために5メートル落ちただけで幸いにというかなんというか、死者はいなかったそうです。
予見されたモノレール事故… レールだけ交換すれば終わり?安全検査は?(KBS・朝鮮語)
事故多発で4.5mm厚のレールを6mm厚のものに変えたけども、耐えられなかったと。
……そりゃ、そうだわな。
事故車両の映像がこちら。
……よく助かりましたね、これで。
で、レールを再施工して7人乗りにすれば大丈夫だろう……とのことで。
またあの角度で登るんだろうかなぁ。すげえなぁ。
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