高物価·高金利が触発した国内消費不振がますます深刻化している。第3四半期の実績集計結果、国内主要デパート3社(ロッテ·新世界·現代)の売上が一斉に減少(前年同期比)し、COVID-19大流行期間にも善戦したコンビニ業界の成長傾向が鈍化している。このような中、日本をはじめとする海外旅行客が急増し、国内消費回復に大きな負担になっているという分析が出ている。
9日、金融監督院(金監院)によると、新世界(シンセゲ)デパートの今年第3四半期の売上(別途基準)は6043億ウォンで、前年同期比0.9%減少した。新世界百貨店の売上が減少したのは、新型コロナウイルス感染症の真っ最中だった2020年第3四半期以降、3年ぶりのことだ。 (中略)
内需が冷え込んでいる中、日本など海外を訪れる旅行客は爆発的に増えた。日本観光庁によると、今年第1四半期から第3四半期にかけて日本を訪れた韓国人観光客は489万4806人に達した。これは同期間、全体外国人観光客(1737万4300人)の28.1%に達する数値だ。 (中略)
国内景気の低迷が日増しに深刻化している中、韓国国民の海外消費は急増している。歴代級の円安によって日本に流出する旅行需要が爆発したのが核心要因だ。国内旅行インフラの改善などを通じて海外に出る観光客の足を引っ張れなければ、消費回復に大きな障害になるだろうというのが専門家たちの指摘だ。 (中略)
円安で日本旅行経費の負担が減った中、物価急騰で国内旅行経費の負担は大きくなった。済州旅行の費用なら、日本の異国的な風景を楽しむことができるが、あえて韓国に滞在する理由がないというのが、MZ世代(ミレニアル+Z世代)の大方の認識だ。 (中略)
専門家の間では海外旅行客の一部だけを国内に回しても消費波及効果が大きいという見解が出ている。現代(ヒョンデ)経済研究院は4月、「政府が119万人の国民に旅行費を支援すれば、年間6兆500億ウォンの消費刺激効果を出すだろう」という研究結果を発表した。旅行業界では最近成人1人が日本で100万~150万ウォンを支出することを勘案すると、今年日本に発った韓国人の半分だけ国内に回しても3兆ウォンを越える消費促進効果があったと推算した。
(引用ここまで)
9月までで韓国から訪日観光客が489万人。全体の1/4を超える割合が韓国人なのだそうで。
その多くがいわゆるMZ世代で20〜30代の若者。
記事タイトルにあるように「済州島に行くくらいなら日本に行く」と判断されて、日本に観光旅行に来ているそうです。
韓国の2大アミューズメントパークがロッテワールドとエバーランドなのですが、「世界で最悪の観光地」の5位、10位に選ばれるという実績を残しています。
世界の観光地ランキングで韓国の遊園地がワースト5位、10位を獲得……納得しかない(楽韓Web過去エントリ)
そんなところに比べたらUSJでもディズニーリゾートでも、としまえん跡地にできたメイキング・オブ・ハリー・ポッターにでも行くでしょうし、それらがざっと体験できる東京なり、大阪なりに行くでしょうよ。
来年になると思うんですがまた韓国取材に行ってきます。
で、エバーランドかロッテワールドとかの撮影をしてくるつもりです。
……なぜ私はワーストとされているアミューズメントパークに行くのだろう(笑)。
あえてディズニーランドとかシーのパレードとは比較しないで、動画をさらっと出すとは思います。
ディズニーランドのパレード動画とかはいくらでもあるでしょうしね。
まあ、いまからある意味では楽しみなのですが。
何度か行っているから言えるんですが、韓国のそうした「遊びに行くところ」のしょぼさはすごいものがあります。
総合プロデュースができていないというか。
そりゃまあ……日本に来てしまいますよ。温泉施設ひとつ取ったって全然違うんですから。
「日本に行っている層の半分が韓国国内で旅行をすればとてつもない内需喚起になる」とかありますが。
じゃあ、実際に韓国の観光地と日本の観光地、比べて行ってみなって話ですね。
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