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2023年10月

韓国左派メディア「日本が国連軍司令部に加わるとしている。朝鮮半島への野望を許すな」……ええ、もう併合はこりごりでやんす……

カテゴリ:日韓関係 コメント:(95)
日本の国連軍司令部編入が可視化するのか……ユン・ソクヨル政府、韓日米密着の中で弾み(京郷新聞・朝鮮語)
ユン・ソクヨル政府の韓日米軍事安保協力基調に乗じて、日本の国連軍司令部編入が可視化している。日本の自衛隊が「国連軍司令部」という外皮をかぶったまま、北朝鮮の核・ミサイル対応を口実に韓半島問題に介入するだろうという懸念が高まっている。

シン・ウォンシク国防部長官と国連軍司令部加盟17カ国の代表らは14日、ソウルで初めて韓・国連軍司令部国防長官会議を開き、加盟国の拡大など役割強化案について話し合った。国防部高官は「価値を共有する国家間で休戦協定精神、国連安全保障理事会決議、韓半島防衛に対するこれまでの国連加盟国の約束が確認されれば、新規加入希望国家と韓国政府、国連司令部間の協議の下で加盟国を拡大することができる」と説明した。

韓米国防長官は前日、第55回韓米安保協議会議(SCM)共同声明でも「韓米と価値を共有する類似立場国の国連軍司令部参加を通じて加盟国拡大を模索していくことにした」と指摘した。

日本は国連軍司令部加盟に積極的に乗り出してきた。司令官を務めるなど、国連軍司令部で絶対的影響力を行使する米国と加盟を希望する日本、そして韓国が協議すれば、日本に国連軍司令部加盟国の地位を付与するのは時間の問題だという観測が出ている。

米国も日本を国連軍司令部加盟国に引き入れるために力を入れてきた。米合同参謀本部は2018年6月に改正した「国連軍司令部関連約定および戦略指針」に国連軍司令部戦力提供国の定義を「国連安保理決議に基づき国連軍司令部に軍事的・非軍事的寄与をしたりする国家」と規定した。韓国戦争に参戦していない日本も戦力提供国に参加できる道を開いたのだ。

しばらく速度を出せなかった関連議論はユン・ソクヨル政府になって韓日米密着の動きの中で弾みがついている。 (中略)

ユン大統領は8月10日、国連軍司令部の主要幹部らと会った席で、「国連軍司令部は大韓民国を防御する強力な力だ」と強調した。光復節の慶祝式では、「日本が国連司令部に提供する7ヵ所の後方基地の役割は、北朝鮮の南侵を遮断する最大の抑制要因だ」と述べ、日本の役割を強調した。

今年7月にはアンドリュー・ハリソン国連軍司令部副司令官が「日本の国連軍司令部と関連した役割拡大を検討しなければならない」とし「これと関連した進展は国連軍司令部が提供する抑制力強化に役立つだろう」と主張した。 (中略)

日本の国連軍司令部編入は、日本の自衛隊が韓半島問題に介入する口実を与え、「戦争できる国家」になりたい日本に利用されかねないという憂慮も出ている。
(引用ここまで)


 えーっと、日本の国連軍司令部への加入が吟味されている……って?
 いや、いろいろと外交関連はチェックしているけどそんな話が出た覚えないですけどね。
 後方支援のための基地は日本にありますし、それについて今年の8月15日にユン・ソンニョル大統領が言及したことはありますが。

ユン大統領、光復節(8月15日)演説で「日本が提供する国連軍司令部があるからこそ韓国の平和は保たれた」と発言……この発言が韓国において重大な意味を持つ理由とは?(楽韓Web過去エントリ)

 韓国メディア……というか、韓国人の共通認識として「日本は戦争をしたがっている」っていうものがありまして。
 その主戦場として朝鮮半島を望んでいる、と思いこんでいるのですよ。
 いや、もうこりごりでやんす。


 ただ、国連軍司令部に加わることに明白な利点がひとつあって。
 在韓邦人の救出を国連軍司令部各国と協力してできるようになること。
 一定以上の日本人がいる以上、どうしようもない部分ではあるんですよね。
 要するに朝鮮半島有事にあるていど、積極的に関わることができる。
 ……という部分はあります。

 まあ、この記事を書いている京郷新聞やハンギョレといった左派勢力はそもそも国連軍司令部自体を追い出したいと思っているので日本が加わることに反対するでしょうが。

 というかまあ、この記事自体が「日本は朝鮮半島に関与したがっている」っていう左派の持つ妄想を具現化したものじゃないか説。
 あと「こんなことを許すとはユン・ソンニョル許せん!」みたいな感じですかね。

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韓国公共放送の社長に現政権の息のかかった人物が就任→左派番組が一斉に打ち切られる……これが韓国の政権交代の威力ってこと

KBS新社長の就任初日、政権批判番組が次々と打ち切り=韓国(ハンギョレ)
 韓国放送(KBS)のパク・ミン社長の就任初日から、これまで与党勢力から「不公正放送」と攻撃されていた時事番組が突然編成から外され、出演者が交代させられるなど、KBS内部では制作の自主性の侵害と不当な人事が物議をかもしている。全国言論労働組合(言論労組)KBS本部は13日、パク社長の就任式直後にKBS本館で記者会見を開き、「今回の措置は放送法で保障された『放送編成の自由と独立』を侵害したもの」だと反発した。

 労組の説明を総合すると、13日朝、社内のネットワークを通じて、月曜日から木曜日の夕方の時間帯に編成されていた時事番組「ザ・ライブ」(KBS2TV)がまるごと削除された事実が判明した。労組は声明で「会社側は制作スタッフと何の議論もなく編成自体を削除してしまった。当面は編成の削除と代替に過ぎないが、事実上の打ち切りの手順に突入したもの」だと主張した。「ザ・ライブ」の放映時間には、大河歴史ドラマ「高麗契丹戦争」などが再放映される。

 出演者の降板とアンカーの交代も相次いだ。労組の話によると、ラジオセンターでは前日夕方、次期センター長の内定者が「チュ・ジヌ・ライブ」の担当プロデューサーに電話でチュ・ジヌ氏の降板を通知し、制作スタッフが拒否の意向を明らかにすると、「社規に言及して脅迫してきた」という。さらに、チェ・ギョンヨン記者の辞職後、時事番組「最強時事」を担当している後任の進行者(キム・ギファ)と、報道本部で「ニュース9」を担当するアンカーのイ・ソジョン氏も交代通知を受けたことが確認された。

 「チュ・ジヌ・ライブ」などは、与党が「不公正放送」だとする主張を続けていた代表的な番組だ。7日に開かれた当時KBS社長候補だったパク・ミン氏の人事聴聞会の場では、与党「国民の力」所属の議員を中心に「チュ・ジヌ」という名前が11回言及された。「チュ・ジヌ・ライブ」に対し、「あのような虚偽、歪曲、偽り、ねつ造をそのままにしておいていいのか。一罰百戒の責任を負わせなければならないのではないか」(パク・ソンジュン議員)という質問が出ると、当時社長候補だったパク・ミン氏は「そのように措置する」と答えた。
(引用ここまで)


 韓国KBSは日本のNHKに相当する公共放送です。
 基本はテレビ地上波2チャンネル、ニュース・ドラマなどの専門チャンネル複数、ラジオがAM、FM含めて5チャンネルだったかな。
 巨大な放送システムを持つ放送局といえるでしょう。
 んで、その公共放送局の社長が交代しまして。

 左派番組、フェイクニュース専門番組とされていた多くの番組が終了しました。
 その中でもチュ・ジヌなる人物が番組から降板させられたことは大きく扱われていますね。
 どんな人物か、というと。
 これまたフェイクニュースをまき散らし続けてきたキム・オジュンと一緒に「ドキュメンタリー」映画とされている「貯水池ゲーム」を撮っている仲である。
 映画の中味はイ・ミョンバクの裏金を追求したものである、と書けばだいたい分かるんじゃないでしょうかね。
 「貯水池ゲーム」というタイトルは「裏金の関係者とされていた人物がある日、『貯水池で発見される』ことから」とのことですが。
 ……それを言うならイ・ジェミョンのほうがはるかにすごい貯水池力を持っている気がしますね。

 さて、キム・オジュンの人となりはこのふたつのエントリを参照すれば分かってもらえるでしょう。

韓国左派ジャーナリスト「日本の新型コロナ感染者激減は検査キットが低性能でデルタ株を検出できないからだ!」(楽韓Web過去エントリ)
「事故現場はムン政権では一方通行だった」というフェイクニュースを垂れ流した人物、例の「日本の検査キットはデルタ株を検出できない」と言っていたアレだった(楽韓Web過去エントリ)

 まあ、フェイクニュースの塊のような人物です。
 野党である共に民主党のコバンザメ。
 チュ・ジヌ本人を扱ったエントリもありました。

韓国で科学者から「処理水放出が心配? 心配しなくていい」との言葉が公共放送で流れてしまう(楽韓Web過去エントリ)

 処理水放出についてデマを報じようとしたところ、研究者から「まったく心配はない」「扇動にだまされている」と生放送で語られてしまったというアレ。
 あの生放送のキャスターで生放送中終始、目が泳いでいた人物がチュ・ジヌです。

 今回の番組人事、韓国での派閥人事がどのように行われるのかがよく理解できるものになっていますね。
 KBSの前社長はムン政権時代に任命されていたのですが、KBSの経営悪化、偏向報道などを理由として解任されていました。
 まあ、この人事自体がまず易姓革命(交代時に前任の政権の跡を残さずに「浄化」する)の結果なのですが。

 実はムン政権下でもパク政権下で任命されていた社長が解任されていますし、イ・ミョンバク政権下でもノ・ムヒョン政権下で任命されていた社長が解任されています。
 どちらも任期を残した状態で。まあ、すなわちいつものことなのです。

 で、国会で人事聴聞報告書が採択されることが必要になるのですが、野党多数の国会では採択されず。
 ユン大統領は報告書を催促したものの、国会は無視を決めこんだために報告書なしでの任命が決まったのでした。

 左派政権下では公共放送局が左派メディアに化し、保守政権下ではそれが覆される。
 そして年を経る毎に分断の具合は深まっていく、と。「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」の世界だな……。

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超兵器R1号
2021-10-01

韓国人「100円=900ウォンが底だと思って円に投資したのに、さらなる円安で大損を抱えてしまった、どうするんだこれ……」

ウォン・円相場、100円=900ウォンが底だと思ったのに…円安に泣く韓国の個人投資家たち(朝鮮日報)
会社員のPさん(39)は今年6月、上場投資信託(ETF)「TIGER日本円先物」に投資した。ウォン・円相場が100円=900ウォンを割り込む円安となったためだ。Pさんは「円が900ウォンを割り込むと、周囲は夏休みに日本旅行に行くために事前に両替したという話で持ちきりになった。近いうちに円が反発すると思い、軽い気持ちで投資したが、さらに円安が進み、かなり損をしている」と話した。

 歴史的な円安を受け、円建て資産に投資した韓国の個人投資家の懸念が高まっている。年初の100円=968ウォン台から4月には1000ウォンを超えるなど、5月までは円高方向に進んでいた。ところが、5月以降、円は下落し始め、6月には900ウォンを割り込んだ。当時個人投資家の間では円資産投資ブームが起きた。円安が過度に進んでおり、今後円が反発すれば、為替差益が得られるという思惑だった。しかし、直近の円相場は864ウォンまで下落している。

 ETF「TIGER日本円先物」の純資産総額は5月末時点で約230億ウォン(約26億円)に過ぎなかった。 しかし、円相場が下落し、Pさんのように為替差益を期待する投資家が殺到したことで、現在は約1320億ウォンまで膨らんだ。しかし、年初来の収益率はマイナス9.4%、6月以降の収益率はマイナス9.1%で、個人投資家の期待とは裏腹に推移した。

 日本の主要株価指数に連動するETFのうち、為替エクスポージャー型を選んだ投資家も気分が優れない。それを示す端的な例があった。今月2日の日経平均は1.1%上昇した。しかし、日経平均を基礎とするETF「TIGER日本日経225」の基準価額は1万7240ウォンで前日と変わらなかった。このETFが為替相場の変動に連動する為替エクスポージャー型ETFであるためだ。株価が上昇しても為替差損が生じ、利益が相殺されたり、損失が出たりする。同ETFの今年の投資収益率は18.4%で、日経平均の今年の上昇率(26.6%)に大きく及ばない。

日本の証券市場に直接投資した投資家も泣き顔だ。韓国預託決済院によると、今年日本の証券市場に直接投資した個人が最も多く購入したのが「アイシェアズ米国債20年物円ヘッジETF」で、買い越し規模は3億6274万ドルに達する。2位の「グローバルX日本半導体ETF」の買い越し規模が4387万ドルであるのと比べれば、どれだけ大きな人気を集めたのか推測できる。 アイシェアズETFは円建てで20年物以上の米国超長期債に投資できる商品で、今後米国の金利が下がれば債券価格上昇と共に為替差益も狙えることが人気の理由だった。しかし、年初来の米国債金利の上昇で20%近い損失を記録している。韓国人投資家はウォン安による為替損失まで抱え込むことになった。
(引用ここまで)


 円安に対して韓国から多くの投資が行われたものの、さらなる円安で含み損がふくれあがっているとのニュース。
 7月頃に「韓国で円預金が増えている」とのニュースもありました。

韓国で「下がった円を買っておけば為替差益で儲けられるぞ!」と20〜30代の若者に流行中、円建て預金残高が一ヶ月で26.5%も増加(楽韓Web過去エントリ)

 この頃のドル円は140円台前半。
 1000ウォン=111円くらいでしたね。

 それがドル円は151円台。
 ウォン円は1000ウォン=114円に。
 7月の際にも語ったのですが、円とウォンの関係は円<>ドル<>ウォンとふたつの取引を介して値が決まっています。

 円が安くなっても、ウォンがそれと同じ方向に動けばさほど大きな値動きにはならない。
 逆にいうとウォンと円がドルに対して逆方向に動く場合には差益、差損が大きくなるわけです。

 7月からこっちのドルウォンはウォン安に向かってきているので、円ウォンで取引していてもそこまでの差損は出ていないはずなのですが。


 ……まあ、「過剰」がなによりも大好きな韓国人のことなのでめいっぱいレバレッジを効かせていたりするんじゃないかなぁと想像します。

 前にもちらと語ったのですが、複数の要素を介しているものはあまり投資に向いていません。
 韓国から見た円取引はその時点で円<>ドル<>ウォンとふたつの要素を介している。
 ここからさらに株式に投資すると3つの要素になるわけです。
 とてもじゃないけど、おすすめはできませんね。

 ただ、韓国人は狂おしいまでに「リスクを取るしかない」方向に陥りがちです。
 暗号通貨でもビットコインやイーサリアムよりも素性のよく分からない雑コイン、アルトコインを好んで買っているのもその方向性の反映といえるでしょうね。
 なぜなら「濡れ手で粟クラスの大儲けをして階層を脱出する」のが夢なので。
 世知辛い社会っすな。

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楽韓さん、本日の動向 - 新NISAはだいぶおすすめ

 日経の新NISA先回り投資大作戦はシリーズがちょっと面白い。

「新NISAの買い」を待ち伏せる 年内買い戦略は有効か(日経新聞)

 年内に上がりそうな個別株買っっておいて、新NISAはじまったら売り払うっていうのはちょっと考えてましたね。
 このシリーズはちょっと面白そう。新NISAはやっておいたほうがいいと思うので証券会社に口座開く&新NISA申し込みだけしておいてもよいと思います。
 はじめようと思ってもけっこう時間かかっちゃうから、来年からではなく。

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 ティアムーン帝国物語の原作が1〜3巻無料、最新巻以外は半額+ポイントバック。コミックは2巻まで無料、6巻まで半額+ポイントバック。
 割と読めます。まあ、アニメ化されたくらいなので。




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 世界を震撼させた日本人が対象。雑学的に知っておくと面白い話はいくつかあります。「サムライ外交官」こと堀口九萬一の話とかね。



 竹書房の麻雀関連ムック(というかキンマの付録の再収録もの)が110円(→対象タイトル一覧)。
 まあ、麻雀関連書籍については大半がKindle Unlimited対応なのでそっちに入ってみっちり読むっていうのもあり(2ヶ月499円のキャンペーンもやってます)。
 個人的にはコバゴーの点数計算ハンドブックは役に立つと思います。マスタードリルのがさらによいですけどね(セール対象外)。




 今日のKindle日替りセールからのピックアップこちら。