サッカー日本代表チームは16日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第1戦でミャンマーに5-0と完勝し、国際Aマッチ7連勝を飾った。この連勝期間中、日本は29ゴール(1試合平均4.1ゴール)を決め、許したのはたった5ゴール(1試合平均0.7ゴール)だけだ。ドイツやトルコなど欧州の強豪たちも日本のいけにえになった。
このため、その後輩たちも活気づいている。22歳以下(U-22)の日本代表チームは18日、静岡で行われた強化試合で、往年のスター、ハビエル・マスチェラーノ監督(39)率いるアルゼンチンU-22代表チームを5-2で下した。
日本は1-2とリードされていた後半22分から4ゴールを決め、大勝した。 (中略)
日本はU-17代表チームもW杯ベスト16入りを果たした。今月17日にセネガルを2-0で下した日本は、D組3位(2勝1敗・勝ち点6)でインドネシアU-17 W杯ベスト16入りを果たし、20日にスペインと準々決勝進出を懸けて対戦する。
一方、卞盛煥(ピョン・ソンファン)監督(44)率いるU-17韓国代表チームは18日、ブルキナファソに1-2で敗れ、1次リーグE組最下位(3敗)になった。 (中略)
華麗な個人技を武器に攻撃サッカーを掲げていたU-17韓国代表チームは、試合をするたびにDFの弱点を露呈した。サッカー韓国代表がA代表、U-20、U-17を合わせてW杯のグループリーグで3戦全敗を喫したのは、1990年のイタリアW杯以来33年ぶりのことだ。
(引用ここまで)
韓国メディアから「日本はサッカーでうまくやっているのに、韓国は……」みたいな記事がいくつか出ています。
冒頭記事は朝鮮日報のものですが、こんな感じ(↓)で京郷新聞のスポーツ紙であるスポーツ京郷でもほぼ同じ論調で書かれています。
うまくやってる日本サッカー……U-22はアルゼンチンに大勝、U-17はワールドカップトーナメント進出(スポーツ京郷・朝鮮語)
保守紙として知られている朝鮮日報と、左派紙として知られている京郷新聞が同じような論調になっているの面白いですね。
それだけ隣の芝生が青く見えているのだろうな、と。
U-17ワールドカップで日本代表はスペイン代表に惜敗しましたけどね。
でもま、試合を見ているかぎりでは勝てないことはないな、とも感じられました。
その紙一重がきついのかもしれないのですが。あとインドネシアのあのピッチはどうにかならんかな。
で、その一方で韓国はなんというかまあ……いまいちの状況が続いています。
監督を巡る論争はいまだに喧々諤々で続いています。Kリーグの視察に来ないこと山のごとし。
フル代表はワールドカップの2次予選こそ危なげなく勝っていますが。さすがに2次予選で引き分けたりなんだりはしないか。
以前はモルディブ相手にスコアレスで引き分けてたりしましたけどね。
対戦相手は「いや、韓国なんかと戦っても」扱いで避けられているし、監督は国内を見ようとしない。
U-17ワールドカップでは3敗でグループリーグ敗退。
アジア大会ではU-22日本代表に勝てましたが、アルゼンチンに勝ったU-22日本代表はそこから3人くらいしか招集していないって状況。
韓国は今年の頭にはU-20ワールドカップで準決勝まで進んで「世界が見えてきた!」みたいに大騒ぎしていたのですが、時が過ぎるにつれて萎んでいきました。3−0の神話は継続していますしね。
っていうかU-20だったら中田時代に日本代表は決勝にまで行ってるんだよなぁ。
年代別はそこまでの指標にはならないってことでもありますか。才能が何人か揃えばそれなりの成果が出せてしまう場なんですよね。
日本代表に関しては去年から今年に関しては本当にいい時間を過ごせたというか、花が開きつつあるのを感じます。
韓国もまあ……がんばってくださいな。ワールドカップに出られるのは間違いないでしょうから。なんせ8.5枠だもんな、アジア枠。
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