「子供同士で『ダウン××』(流行が過ぎたロングダウンなどを着て歩くことを卑下する言葉)と呼ぶそうです。 着ていなかったのでからかわれていじめられるかと思って、仕方なく買ってあげました」
中学1年生の娘を育てるパク某さん(41)は、1ヵ月以上続いた娘の要求に勝てず、先月末、Nブランドの40万ウォンのショートダウンを買ってあげた。 子供たちが最も多く着る海外ブランドのショートダウンは38万〜40万ウォン、いわゆる名品と呼ばれるブランドショートダウンは100万ウォンから最大300万ウォン台に達する。 ボク氏は5日「昨年購入して娘が着ていたまともなロングダウンは私が着ている」とため息をついた。
腰くらいの短いダウンジャケットが青少年の防寒必需品になり、ブランドだけでなくダウンジャケットの種類によって階級を分けたり、流行が過ぎたダウンジャケットを卑下する表現が流行のように広がっている。
実際、10〜20代がよく利用するファッションプラットフォーム「ジグザグ」によると、先月基準でショートダウン販売額は1年前より145%増加した。 ダウン全体の販売額が同期間75%増加したことと比べると、ショートダウンが特に多く売れたのだ。
ロングダウンに続き、ショートダウンが新しい「背筋ブレーカー」(背筋が曲がるほど負担がかかる高価な製品)になったという愚痴も出ている。 小学校6年生の息子がショートダウンを買ってほしいとせがんでいるシン某さん(34)は「価格が70万ウォン程度だったが、成長の真っ最中なので長くても2〜3年ほど着る服に使うのは正直負担だ」と吐露した。
このような現象は嫌悪と差別を煽り、青少年に不安を与えかねないという指摘も出ている。 ブランド品ではなく一般ダウンを着たという理由で嫌悪表現を聞いたという中学2年生のユン某君(13)は「ショートダウンでもなく、ブランドもないので子供たちが無視する」とし「いっそ制服のように冬ダウンも同じものだけを着て過ごしてほしい」と話した。 高校1年生のカン某さん(17)は「ある友達はダウンジャケットの生産年度まで聞く場合がある」と伝えた。
(引用ここまで)
韓国でまたもダウンコートが流行していて、ブランド物か否かでヒエラルキーが形成されているとのニュース。
パディングのショートジャケットを着なければ底辺になる。
記事中でブランドNってなってますがこれはおそらくノースフェイス。
いつものだなぁ。
っていうのも10年くらい前にもノースフェイスのジャケットを着なければ人に非ず、みたいな流行があったんですよ。
もうね、中学生高校生あたりは端から端までノースフェイス。
当初は黒が流行だったのですが、最終的には黒/黄、黒/赤とかが流行するようになりましたね。
ノースフェイスのことを「国民制服」とか「制服の上の制服」って読んでましたね。
「노스페이스 교복 위에 교복」(ノースフェイス 制服の上の制服)で画像検索すると「お、おう……そこまでなんだ」みたいな画像が見られます。
あれ、本当に気持ち悪かったなぁ……。
あの時はノースフェイスだけが流行の対象だったのですが。
今回は「ショートのダウンジャケット」でブランドでのヒエラルキーになっているっていう。
ノースフェイスは「大佐」扱い。
ストーンアイランドが少将、カナダグースが中将でモンクレールが大将なんですって。
うん、なんでしょうね。
金匙階層論がそのまま反映されていますね。もっと辛らつな言葉が出てきそうになったんですが、我慢しておきます。
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