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2023年11月

韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も……

カテゴリ:軍事 コメント:(75)
K防衛産業、ポーランド輸出「ジャックポット」なかったことになるのか……政権交代で無効の可能性(京郷新聞・朝鮮語)
政権交代が有力なポーランドで10月の総選挙以後、前政権が締結した契約が無効化されかねないという展望が出てきた。 韓国からの防衛装備の輸入も無効になる可能性が提起されている。

10日(現地時間)、ロイター通信によると、野党連合の一員である「ポーランド2050」所属のシモン・ホロブニア下院議長は同日、民放「ラジオジェット」に対し、「法と正義党(PiS)臨時政府が署名した合意は無効になる可能性もある」とし、10月15日の総選挙以降、PiSは予算を使わず、国家管理だけに権限を制限すべきだったと述べた。

先立って10月15日の総選挙で執権党であり民族主義指向右派保守政党であるPiSは下院で35.4%を得票するにとどまり第1党になったが、過半数確保に失敗した。 一方、欧州連合(EU)首脳会議常任議長を歴任したドナルド·タスク元首相率いる市民連合(KO)が主導する野党連合は、過半数の議席を獲得することに成功し、8年ぶりに政権奪還を目前にしている。 PiSのマテウシュ·モラビエツキ首相が信任投票で予想通り敗れた場合、野党連合が11日に政権を獲得できる見通しだ。

ロイター通信は前政権の合意が無効化される場合、韓国の防衛産業輸出にも火の粉が飛ぶという観測を出した。 新政府の国防長官と予想されるポーランド農民党(PSL)のウラジスラヴ・コシニアカミッシュ代表は前日、マスコミとのインタビューでポーランド独自の防衛産業に対する投資の重要性を強調し、「PiS政府が10月15日以後に締結した契約は分析と評価を経るだろう」と述べた。 (中略)

これに先立ち、ロシアのウクライナ侵攻後、国防力増強を図っているポーランドは、韓国と数十億ドル分の兵器購入契約を締結し、国内の期待を集めている。 しかし、今回の政権交代問題に資金不足まで重なり、武器輸出契約が失敗に終わる恐れがあるという憂慮が多数提起された状況だ。

フィナンシャルタイムズ(FT)も11月「韓国は防衛産業輸出契約の一部がポーランドの政権交代と資金不足により危険にさらされる恐れがあると憂慮している」と報道した経緯がある。 韓国政府はポーランドの資金調達を支援するため、先月、5大都市銀行の関係者を呼んで共同融資の形で金融支援を行う案について話し合ったという。
(引用ここまで)


 「ポーランドへの兵器輸出でうっはうは」としていた韓国ですが、ポーランドが政権交代したこともあって輸出そのものがなくなりそうだとのニュース。
 そもそも、韓国側もK2、F/A-50の輸出に際してポーランドに貸出をする予定だったのですが。
 担当の輸出入銀行の貸出枠を拡大することができずにいる状況。

韓国のポーランド武器輸出が暗礁に…国会空転で資金調達に支障(中央日報)

 9月時点でこれ。
 けっきょく、国会での承認が得られずに民間の5大銀行を集めてなんとか資金を調達……というか、捻出しようとしているところでした。

 韓国にはメガバンクがないために、こうした国家同士の借款の伴う取引に極端に弱いのですね。
 原発輸出をUAEに対して成功させましたが、その時も「60年運転保証、韓国軍派遣確約、全額借款」というオプション付きで、かつ国際市場から借りてからUAEに貸しつけたことで逆ざやになる始末だったことが後日に語られています。
 この時も「メガバンクがあれば資金調達が楽にできるのに……」みたいな話がありましたね。


 ドル建ての総資産額で毎年ランキングが発表されるのですが、韓国の銀行が上位50位に入っていたことは1度もないんじゃないかな。
 総資産で1兆ドル以上とされるメガバンクはもちろん存在しません。……もしかしたらウォン安で入っていないだけかもしれませんけどね?
 ちなみに韓国以上に円安が進んでいる日本は三菱UFJ、三井住友、みずほ、ゆうちょが総資産1兆ドル以上となっています。

 閑話休題。
 そうした韓国での資金調達問題がありつつ、さらにポーランドの新政権からは「我々は我々自身の防衛産業への投資を考えなければならない」とする意向が働いています。
 とりあえずK2に関しては第1次契約の180輛はともかく、その後のK2PL(ポーランド向けにアレンジしたもの)820輛についてはキャンセルの可能性が高い。180輛もどうなることやら(初期の28輛については納入済)。
 FA-50についても初期12機は納入される(された?)のでしょうが、それ以降の36機の行方は暗め。
 どうも韓国としてはKF-21の輸出国としてポーランドに期待していたらしいのですけど、それどころじゃなくなっている感じですね。

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韓国メディア「中国は今後も変わらないものとして韓国は外交戦略を練るべきだ」……言うても政権変わったら全部ちゃぶ台返しだよね

カテゴリ:中韓関係 コメント:(40)
タグ: 中韓関係
中国「白紙デモ」から1年、何が変わったのか【朝鮮日報コラム】(朝鮮日報)
「白紙で出したんだから、成績はいいはずがない」

 中国で起きた「白紙デモ」から1年、北京で会ったある知識人は当時の運動をこう評価した。「白紙デモ」とは、昨年11月26日に上海で始まり、首都・北京など中国全土に拡大したゼロコロナ政策への抗議デモだ。参加者たちは当時、公安(警察)の制裁を避けるために、反政府スローガンなどが書かれたプラカードの代わりに真っ白な紙を掲げて街に繰り出した。中国ではめったに見られない大規模デモが発生したため、外信は「中国人たちが政府に立ち向かい始めた」と評価した。

 しかし、1年が過ぎた現在、中国人たちはデモ以前よりもおとなしくなった。大衆メディアや芸術作品についても、反体制メッセージに対する自己検閲は強化され、私的な場でも国家指導者に対する批判は自制するような雰囲気だ。 (中略)

 白紙デモをけなすつもりはないが、「三日天下」「竜頭蛇尾」だったということは否定できない。実名を出して戦うデモ隊の主役もいなければ、中心的な役割を果たす組織もなかったせいだ。 (中略)

中国人にとってもはや政府は打倒・批判の対象ではなく、すがるべき「兄貴」なのだ。

 今後、中国人が国家に対抗して戦う可能性はほとんどないとの分析も聞かれる。新疆ウイグル自治区と香港に対する中国政府の統制を目の当たりにし、白紙デモを通じて自分たちの限界を知った中国人の間に、「抵抗しても無駄だ」という認識が根付いてしまったのだ。

 中国人は抵抗しないだろうという予想は、中国は変わらないだろうという結論へとつながる。米中の競争の中で、かたくなに計画経済・一人体制をつくり上げてきた中国は、もはや内部的に変化する可能性までも遮断しているからだ。韓国は、このような中国の姿が今後も続くと想定して戦略を練るべきだと考える。
(引用ここまで)


 朝鮮日報の北京特派員による中国評、といったところ。
 もはや中国人民は共産党支配に対して声を上げないだろうと。
 建国からこっち共産党のやりようは変化していない。抑圧と統制。
 それが目に分かりやすく見えたのが天安門事件と香港からの民主主義剥奪。

 香港については「あと20年ちょいですべてを丸く収められるのに、なぜ今なのだろう」とも思われましたが。
 要するに自由が波及することを恐れたのですよ。ソ連崩壊後の東欧の没落を見てきたわけですからね。
 自由にさせたら赤い貴族としての特権は奪われ、チャウセスク夫妻のようになりかねない。
 なんとしてでもそれは防ごうとの意向が働いている。


 アメリカやヨーロッパは「充分に経済的な余裕ができれば民主主義に移行するだろう」と考えていたようですが。
 まあ、そうした甘い考えを切り捨てたのが今日この頃なわけです。
 イタリアですらも一帯一路から離脱したことに象徴されるように、ですね。

 じゃあ、韓国はどうするのか、と。
 パク・クネはプーチン、習近平と共に天安門に登って「新枢軸国」とすら受け取られかねないスリーショットを撮っている。

 そのパク・クネを打倒して政権に就いたムン・ジェインもひとり飯を食わされるなど、とことんまで冷遇されても文句のひとつも言わない(言えない)。当時の大統領府高官は「ひとり飯をしたのは人民と交流するためで、中国人民はムン・ジェイン大統領によって心をときめかせたのだ」とか言ってましたっけ。
 おまけに三不の誓いまで立ててしまい、主権の一部を放棄してしまう。
 中国の影響下に明らかに置かれている。

 ユン政権は中国と距離を置く外交政策をとっているものの、野党党首で次期大統領候補でもあるイ・ジェミョンは駐韓中国大使の靴の裏まで舐めかねない勢い
 「中国が変わらないものとして戦略を練るべきだ」ってまあそりゃそうなんですが。
 どんな戦略をとったところで政権交代でちゃぶ台返しですからね。
 国内的にもだけども、対外的にも、特にアメリカの同盟国として言い訳が効かないレベルになっていることを認識しておいたほうがいいんじゃないかな。

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日本、北米で人気爆発の「ゴジラ-1.0」、韓国ではなかったことにされている?

カテゴリ:映画 コメント:(103)
 昨日、ゴジラ-1.0を見てきまして(2回目)。
 余裕を持って見ることができたので、「ああ、そういうことか」とか「最後のあざはアレなのかな?」等々の考察を挟みながら見ることができました(ネタバレを最大限避ける方向)。


 北米でも大爆発といっていいくらいの状況で、限定上映だったものが期限を取っ払って上映されるとのこと。

『ゴジラ−1.0』が北米でヒット 実写邦画で史上最高のオープニング興収(Forbes Japan)
Godzilla Minus One is North America's Highest Grossing Japanese Film, Showtimes Extended Indefinitely(GODZILLA-MOVIE.COM・英語)

 映画批評をまとめたRotten Tomatoesでも大好評で批評家からは肯定的な評価が97%、観客からの評価は98%。相当な高スコアとなっています。

GODZILLA MINUS ONE(Rotten Tomatoes・英語)

 怪獣映画は批評家と観客の評価が乖離することが多いのですが、ゴジラ-1.0は例外中の例外な感じ。
 アメリカでは戦争のトラウマがよりリアルに感じられる部分もあるのかもしれませんね。


 で、韓国ネタにつながるかと思ってNAVERニュースでゴジラ-1.0(고지라-1.0 、고질라 마이너스 원)で検索した結果がこちら。

スクリーンショット 2023-12-11 12.26.41.png

 いっさいニュースがないレベルでなにもない。
 「ゴジラ」という単語の翻訳ミスかなぁ……と思っていろいろ見たのですが、別に間違ってはいない模様。

 一応、個人のブログ等々では取り上げられているのは確認しましたが、もう苦笑するくらいにニュースサイトでの取り扱いはゼロ。
 もちろん、韓国での公開の話題もゼロ。
 まあ、鬼滅の刃が「大正時代を美しく描いている」って理由で叩かれたのと同様に、ゴジラ-1.0もゼロ戦や震電が出てくることで叩かれて終わりになる気もしますが。

 それにしてもこの無視され具合はすごいわ。

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楽韓さん、本日の動向 - KADOKAWAのコミックス33円セールが今日までですよー

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 大谷のドジャースとの契約にオプトアウト(契約破棄条項)がなかったことでメジャー界隈がざわついてます。

大谷ドジャース入り 衝撃の「オプトアウト条項なし」米報道 にじむ覚悟に「すごすぎ」驚きの声(スポニチ)

 ドジャースとは高卒時に契約するのではとも言われてたほどですからね。まあ、そんな話なんてぽいっと捨てられるのがメジャーの流儀ではありますけども。
 あと山本由伸がポスティングか。
 落ちる球のある投手は通用することも多いですし、球速もある。わりと楽しみですかね。

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 KADOKAWAのコミックス33円セールが本日終了(33円セール対象タイトル一覧
)。
 ニンジャスレイヤーと未来日記が反応あったかな。全巻33円なのは大きい。



未来日記(1) (角川コミックス・エース)
えすの サカエ
KADOKAWA
2012-09-01


 KADOKAWAの11円セール(対象タイトル一覧)からは宇崎ちゃんは遊びたい!、ゲーセン少女と異文化交流の1巻をそれぞれピックアップ。
 宇崎ちゃんは〜は表現規制派に殴られたものの、アニメ化、第2シーズンと売れましたね。
 ゲーセン少女〜はとにかく絵がかわいい。




 以下は50%ポイント還元セール対象のもののピックアップです。
 白泉社(対象タイトル一覧)からはドラえもんフォーマットのラブコメ上野さんは不器用、羅川真里茂が少年漫画に片足を突っ込んだイメージのあるしゃにむにGO。どちらもよくできたマンガかつ完結済。




 マッグガーデンのセールからはまだもうひとつあった。北海道の現役ハンターが異世界に放り込まれてみた ~エルフ嫁と巡る異世界狩猟ライフ~。デカエルフかわいいぞ。



 中公新書からは読みたいと思っている本を2冊。サウジアラビア―「イスラーム世界の盟主」の正体と南北朝時代―五胡十六国から隋の統一まで。
 特に南北朝時代はいろいろ入り組んでてホントわからん。隋のちょっと前くらいからしか把握できてないので一回、チェックしてみたいとは思ってたところ。




 光文社新書からは目の見えない人は世界をどう見ているのかをピックアップ。
 理系から文系に転じた著者が全盲の人にインタビューしたり、科学的にアプローチしてみたり。新しい視点が得られると思います。



 文春からはスティーヴン・キングの著作が全巻50%ポイント還元
 ミザリーとザ・スタンドは永遠の傑作なので読んでほしい。

ミザリー (文春文庫)
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2015-09-18

ザ・スタンド(1) (文春文庫)
スティーヴン・キング
文藝春秋
2015-04-17


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 向いている人も確実にいるとは思います。



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 今日のKindle日替りセールからのピックアップこちら。