アジアカップ優勝という目標は同じだが、韓国と日本の準備過程はあまりにも違う。
ニッカンスポーツの12日の報道によると、森保一日本代表監督は9日、東京国立競技場で開催された川崎フロンターレ対柏レイソルの「2023天皇杯決勝戦」を競技場で直接観戦した。 (中略)
日本A代表とU23代表チームでプレーする次世代FW細谷真央(22、柏)の技量を直接点検するためだった。 細谷は今季、Jリーグで14ゴールを決め、次世代国家代表FWとして急浮上した。 (中略)
クリンスマンの歩みは違う。 現在、米国の自宅に留まっているクリンスマンは8日、トッテナム対ウェストハム戦が終わった後、ESPN放送にパネルとして出演した。 クリンスマンは「トッテナムが序盤に圧倒して先制ゴールを決めたが、2点目は決められなかった。 私の選手、ソニーが得点する機会がなかった」と論評した。
日本代表監督が国内で有望株を発掘している間、クリンスマンはすでに戦力を知っている海外派のコンディションだけを遠隔で調べている。 A代表チームに「ファン・ウィジョの代表選外」など大きなイシューが起きたが、海外に滞在するクリンスマンの考えは聞けない状況だ。 クリンスマンは2023年に赴任してから1年間、国内より海外滞在期間が長い。
(引用ここまで)
またぞろ韓国メディアからサッカー韓国代表のクリンスマン韓国バッシング記事。
森保監督は日本国内に留まってJリーグを直接観戦しているのに、クリンスマンはESPNに出演してトットナム−ウエストハム戦の解説をオンラインでしたそうですわ。
大韓サッカー協会側も就任してからこっち、延々と「韓国で選手をチェックしてほしい」としているのですが、馬の耳に念仏で国外にいる期間のほうが長いまま。
おまけにこうして解説者として副業までしている。それも韓国代表をダシにして、ですね。
まあ、ここのところ韓国代表の戦績自体は悪くありません。
ペルーに負けてから以降、エルサルバドル、ウェールズに引き分け。サウジ、チュニジア、ベトナムとの親善試合に勝利。ワールドカップアジア第2次予選ではシンガポール、中国に勝利。
あ、U-23ですがフランス相手に勝ったそうです。クリンスマン関係ないけど。
なのでとりあえず更迭はなくなったかな、といったところ。
それでも不満はたまる一方ですね。
そりゃま、親善試合もW杯第2次予選も勝ったからなんだってレベルの相手ではあります。
強豪とはマッチメイクすらできず、中堅どころと組んだら負ける。 監督は物見遊山で韓国に来るくらいしかしない。
……そのていどの監督くらいしか就任してくれないんだからしょうがないんじゃないかな。
この記事でも「ライバル日本は〜」みたいなことを書いていますが、ライバルねぇ。
「アジアカップを争う」という意味であればライバルかもしれません。
クリンスマン監督自身も記者会見で「他(の監督)を探せばいい」くらいにうそぶいていたって話ですから。
正直、そんなにやる気もないんじゃないですかね。
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