相互RSS募集中です

2023年11月

タイ人「韓国から入国承認が出ないので日本に行く」「韓国の対応は気分が悪い」……韓国メディア「東南アジアはインバウンドで攻略しなければならない市場。なんとかしなければ!」

カテゴリ:韓国人vs.外国人 コメント:(52)
「韓国に行こうと思ったけど、気分が悪くて日本に行く」東南アジアからの観光客を防ぐK-ETA(イーデイリー・朝鮮語)
先月、タイのある褒賞観光客団体は、「予定されていた30人余りのうち半分近くが韓国に来られなかった。 韓国電子旅行許可(K-ETA)の承認が下りなかったからだ。 結局、彼らは本来の人員の半分だけを訪韓し、日程を消化した。 一緒にしなければならない同僚がいないので、日程の間ずっと気まずい気持ちになったのは仕方なかった。 担当旅行会社の関係者は「韓国に来られなかった人たちは代わりに日本など他の国を調べることにした」として「念入りに海外旅行客を誘致したが、このように詰まると力が抜けた」と話した。 (中略)

事前入国審査システムであるK-ETAは、外国人観光客誘致と不法滞在対応のため、2021年9月に導入された。 今は厳しい審査のため、東南アジア観光客の入国を妨げる障壁となっている。 (中略)

ややこしいK-ETAは結局、潜在訪韓客を逃す要因になっている。 訪韓観光客の多数を占める東南アジア諸国がK-ETA免除対象から除外された状態だ。 現地では訪韓旅行に対する関心が高いが、K-ETA発給可否が不明なため、韓国を「いつでも旅立ちたい目的地」にすることは難しい。 特に、多くの人が一度に動く団体や褒賞観光客の場合、ビザなし入国が可能な日本などを代替地に選ぶ姿も現れている。

東南アジア専門インバウンド旅行会社の関係者は「入国が難しい韓国に対する反感が大きくなると『気分が悪くて』日本に目的地を変更するという団体もあった」とし「冬を迎えて韓国に雪を見ようとする東南アジア旅行客が増えている時期にK-ETAが悪材料になる姿」と話した。

現在、韓国を訪れる観光客の5人に1人は東南アジア諸国から来ており、東南アジア観光客の割合は日本や中国より高い。 今年1~10月までの訪韓外来客のうち東南アジア主要7カ国(マレーシア、香港、フィリピン、ベトナム、タイ、シンガポール、インドネシア)の割合は21.4%で、日本(20.8%)、中国(17.4%)より高かった。 新型コロナウイルス感染症以前の2019年、これらの国の割合は18.6%で、中国(34.4%)の半分水準に過ぎなかったが、今は地位が完全に変わった。

韓国としては主要市場に浮上した東南アジア市場を積極的に攻略しなければならないが、むしろ冷遇しているわけだ。 (中略)

東南アジア専門のインバウンド旅行会社の関係者は「楽しい旅行の前提条件は『暖かい歓待』だが、開始前から入国の心配をさせたら誰が来るだろうか」とし「韓国が好きで訪れる外国人観光客を潜在的不法滞在者として冷たく眺める態度が続けば心理的障壁が高まり、結局主要市場に位置する東南アジア観光客の訪韓忌避につながりかねない」と憂慮した。
(引用ここまで)


 タイのソンクラーン、ベトナムのテト、どちらも旧正月のことですが、長期休暇が得られます。
 つまり、そこからのインバウンドが期待できるわけですね。
 来年の旧正月は2月半ば。
 いま予約の真っ最中なんて場合も少なくないところじゃないでしょうか。

 タイ、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン等のASEANからの訪日客もかなり多くなっています。
 ちょっと調べたらこんな感じ(2023年1〜10月暫定値。後ろの%は訪日客全体からの割合。JNTOより引用)。

タイ 755,700人 3.8%
シンガポール 391,500人 2%
マレーシア 303,500人 1.5%
インドネシア 323,500人 1.6%
フィリピン 479,500人 2.4%
ベトナム 490,000人 2.4%
ASEAN計 2,743,799人 13.8%

 まあ、ASEANをひとくくりにするのも無理があるところですが。
 それでもざっくり訪日客の8人に1人以上がASEANから。
 しっかりと市場になりつつある、というのは実際でしょう。


 さて、その一方で韓国ではこれらの国々に香港を加えた統計で日本よりも多数、訪韓客がいるそうです。
 日本では20.8%、韓国では21.4%。
 ですが、それら東南アジアの国々からの入国を阻んでいるのが以前にも語ったK-ETA。
 アメリカのESTAと似たようなシステムで認証を得るものですが、このK-ETAがブラックボックス的に東南アジアからの入国を蹴るもので、中には韓国に着いてから蹴られたことが判明するなんてこともあるそうで。

 結果、「怖くて韓国には行けない」ってことで日本へと行き先を変更する人も多いとのこと。
 記事中に「タイの人々は雪が見たいから韓国に行く」ってありましたが……だったら日本に来たほうが幸せになれそうな気がしますけどね。
 ま、そのあたりの「幸せ」は相対的なものですので。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

韓国の人口動態、ついに「来年は合計特殊出生率が0.6人台に突入する」との予測発表……「そこから盛り返すはずだ」との予測もされてはいますが……いや、これもう無理でしょ。なぜかというと……

出産率はまだ底ではない……出生児、年間16万人まで縮小へ(聯合ニュース・朝鮮語)
韓国の少子化が進み、50年後には年間生まれる赤ちゃんが16万人に落ち込む見通しだ。
女性1人が一生産むと予想される平均出生児数を意味する合計出生率は来年0.7人を下回り、2025年には底をつくものと予想された。
少子高齢社会委員会が合計出産率が来年9年ぶりに0.79人に反騰すると予想したより悲観的な展望だ。
統計庁は14日、このような内容の「将来人口推計:2022~2072年」を発表した。

統計庁は合計出生率(出産率)が0.6人台と底を打った後、緩やかに反騰するものと予想した。
出産率と期待寿命、国際移動を中間水準と仮定した中位シナリオで、出産率は今年0.72人から来年0.68人に下がる。
翌年の2025年には0.65人と底をつく見通しだ。
以後、2030年0.82人に反騰した後、2036年には1.02人に1.0人台を回復するものと予測された。
2050年には1.08人まで回復し、2072年まで1.08人を維持するものと統計庁は見通した。

さらに悪い状況を想定した低位シナリオでは、出生率が0.6人台も崩れる。 2026年には0.59人まで下がると予想された。
統計庁の今回の推計は2021年に発表した直前推計より悪化したものだ。

年間生まれる赤ちゃんは50年後の2072年には16万人に急減する見通しだ。 2022年と比べて65.0%水準だ。 (中略)

統計庁は低位シナリオで出生児数が2060年9万8千人、2070年8万8千人、2072年8万7千人まで減少すると見た。
(引用ここまで)


 韓国の統計庁が人口動態予測を更新しました。
 それによると今年の合計特殊出生率は0.72、来年には0.68、2025年には0.65になるとの予測。

 以前の予測では来年には0.7になって底をうち、2025年から増え始める……とのものでした。
 そちらについてもちらと書いたことがありますが、2025年からは反転して10年ほど前の水準にまで盛り上がるのだそうです。
 その理由としては「コロナ禍が終わって結婚するカップルが増えるだろう(実際に2022年は増えた)」、「ベビーブーマーの孫世代が適齢期の30歳前後になったことから実数も増える」と予測されていたのです。

 まあ……今年の時点で0.7を守るが精一杯になっている時点で反転もクソもって感じですかね。
 今回、更新された動態予測でも大元の「減少傾向が反転する」との予測自体は変わっていないのですが、その反転具合が以前ほどのものではなくなっています。 


 何度か語っているのですが、先進各国の合計特殊出生率が1.2〜1.6くらいで押し留められている。少子化のひどい台湾であっても1前後は記録しているのです。
 ちなみに中国は2022年の数字は1.09。都市部農村部をひっくるめた数字でこれなので都市部はどんなものになることやら。
 都市部は少子化、農村部は高齢化でひどいことになっているって話ですけどね。

 そんな中で人類未到の0.7人台、来年以降は0.6人台に向かうという韓国には独自の理由があるはずなのですよ。戦争の継続している国であってですらこんな数字にはなりませんからね。
 どう考えても異様だし、笑って見ている場合じゃない。
 要するに強烈な反面教師なのですから。

 あんな国になってしまうと一気に人口が減る、おまけにそれなりに医療体制は整っているから日本についで世界2位の長寿国でもある。
 韓国の取ってきた政策の反対を行けばうまく行くというわけでもないでしょうが、少なくとも避けるべき政策がなんであるかは分かるはず。

 韓国自体についてはもう無理ですよ。どこまで合計特殊出生率が下がるかのサンプルとなってもらうしかない。最低限、世代が丸々ひとつ入れ替わるまで無理。
 現役世代には「こんな国で子供を育てるなんて無理」って認識が刷りこまれてしまっていますから。
 かつ、実際にはそんな時間は残されていない。
 結果、もう無理。Q.E.D.

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

「LK-99は超伝導物質ではない」との結論に対して、原論文著者から反論。「サンプル提供を求められたことはない」「商用化を考慮して研究を続けている」……ですって

カテゴリ:LK-99 コメント:(48)
CCS、LK99検証委に真っ向から反論···クォン・ヨンワン教授「商用化段階を考慮して研究進行中」(ファイナンシャルニュース・朝鮮語)
CCSが14日、立場文を出し、常温超伝導体LK99論文に参加したKU-KIST融合大学院のクォン·ヨンワン研究教授の立場を明らかにし、注目を集めている。

前日、韓国超伝導低温学会(LK99検証委員会)は「LK99は常温・常圧超伝導体の根拠がない」と言論発表した。

これに対しクォン・ヨンワン教授は「11日の記者会見で一部言及したように、韓国超伝導低温学会の検証のための資料要請や協力要請を受けたことがない」として「先に研究資料を公開し提出したこともない」と正面反論した。

また、委員会で検証したと主張するLK99関連論難に対して「現在本人が直接研究を進行しており、記者会見で明らかにしたように商用化段階を考慮して研究を進行中だ」と明らかにした。

一方、クォン・ヨンワン教授は、CCSが最近行った100億ウォン規模の有償増資に直接参加した経緯がある。 13日、電子公示によると、CCSは第3者割当対象者をグリーンビーティーエスおよびクォンタムポートに変更配分した。
(引用ここまで)


 昨日、韓国の検証委による「LK-99は超伝導物質ではなかった」とする結論発表がありました。
 曰く、「常温でも低温でも超伝導性を見せなかった。むしろ絶縁体でしかない」との結論。
 さまざまな欧米の研究機関による結論と同様でした。

 プリンストン大学は「LK-99は磁石に近い性質を持っている」としています。
 メリーランド大学は「悲しいけれどもゲームオーバーだ」との結論。
 マックスプランク研究所は単結晶での「純粋なLK-99」を製造することに成功し、その上で「絶縁体だった」と発表。  ネイチャー誌もサイエンス誌も「終わった話題」としてLK-99を取り上げています。


 ただ、その前日に「LK-99は薄いマイスナー効果を持つ超伝導物質だ」と反論していたクォン・ヨンワン教授から反論が出てきました。

 「検証委からサンプル提供を求められたことはない」「すでに商用化を考慮して研究を進めている」のだそうで。
 サンプル提供については、クォン教授はクオンタムエネルギーセンターと袂を分けているからじゃないでしょうかね?

 ……うーん。「薄いマイスナー効果を持つ超伝導物質」……なぁ。
 一応、電気抵抗がゼロであり、かつマイスナー効果のない「完全導体」という概念はありますが、これまで発見されたことはありません。
 もし、完全導体が作れたらそれはそれで画期的な話ではあるのですけどね。

 まあ、クォン教授も自分が投資している企業で研究を行っているそうで。
 がんばって世界を革命する力を手に入れるといいと思います。はい。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

楽韓さん、本日の動向 - 内需の萎れた中国が世界市場を荒らす(10年ぶり3回目)

【PR】Kindle Unlimitedが2ヶ月99円のキャンペーン中です

 中国で本格的に物がだぶついて輸出攻勢をかけているとのニュース。

中国、広がる「デフレ輸出」 内需不振で鋼材や自動車に(日経新聞)

 前にもちょっと触れたかな。X(Twitter)だけでしたっけね。
内需がデフレ化してて最大値に向けて構築していたサプライチェーンが自国内で消費できずにいる。
 それを世界に向けて垂れ流していて鋼板やら自動車価格を下げているっていうね。
 まあ、中国がシェアを拡げるためにこれまでもやってきた手法なのですが、安い材料や製品には堪えがたい魅力があるのも事実。
 結果、市場が焼け野原になるのですが……。

-----

 KADOKAWAがKindleのクリスマスセールにコミックスで参加中(対象タイトル一覧)。
 真の実力はギリギリまで隠していようと思うの1巻が221円。
 空手ひとつ(ダブルミーニング)で異世界に放り出される野人転生は2巻まで200円ちょい。お試し版にどうぞ。




 あ、それとダンジョン飯が2巻同時発売で完結しました(まだ読んでない)。
 完結記念か、1、2巻はブラウザで読める無料配信中。
 テーブルトークRPG好きなら間違いなく楽しめるはず。特にGMやってる人。

ダンジョン飯 13巻 (HARTA COMIX)
九井 諒子
KADOKAWA
2023-12-15

ダンジョン飯 14巻 (HARTA COMIX)
九井 諒子
KADOKAWA
2023-12-15

ダンジョン飯 1巻 (HARTA COMIX)
九井 諒子
KADOKAWA
2015-01-15


 最後もKADOKAWAから、禁断のコミックであるとっても優しい甘えちゃん!が11円。危険物ですが11円なら……。



【PR】Amazon Music Unlimitedが3ヶ月無料のキャンペーン中!

 今日のKindle日替りセールからのピックアップこちら。
〈最新版〉本当にわかる 為替相場
尾河眞樹
日本実業出版社
2023-07-14