大韓サッカー協会は16日、ソウル新門路のサッカー会館で役員会議を開き、午後2時30分、クリンスマン監督の更迭を公式発表した。 (中略)
鄭夢奎会長は「クリンスマン監督は試合運営、選手管理、勤務態度など代表チーム監督に要求する指導力をリーダーシップと見せられなかった」と理由を明らかにした。
クリンスマン元監督は、韓国サッカー代表チームの監督として赴任した直後から、戦術の不在や在宅勤務などで大きな議論を呼んだ。 また、チーム内部の管理失敗まで経験した。
年俸29億ウォンのクリンスマン前監督の韓国サッカー代表チームの残りの任期は2年6ヵ月だ。 違約金を合算する場合、総額は70億ウォンに達するという推定だ。
これに先立ち、クリンスマン監督は8年前、米サッカー代表チームの監督から更迭され、これより多い620万ドル(約82億ウォン)を手にした。
(引用ここまで)
今日、事実上決まっていたクリンスマン監督の更迭が発表されました。
後任監督はいまのところ不明。Kリーグのクラブで監督をしているホン・ミョンボ、U-23監督でもあるファン・ソンホンらが候補として上がっている模様。
ただ、3月のタイ戦を戦うだけの暫定監督であって改めて外国人監督を取るのではないかともされています。
更迭自体は既定路線だったのでなんの驚きもなし。
噂されていた戦力強化委員長のマイケル・ミュラー氏も解任。
ただし、大韓サッカー協会のチョン・モンギュ会長の辞任はありませんでした。
韓国メディアからは「これで大韓サッカー協会は違約金として70億ウォンをクリンスマンに支払わなければならない。アメリカ代表監督を更迭された際には80億ウォン以上を稼いでいて、違約金だけで150億ウォンも稼いでいる」との記事。
ゲスな視点だなぁ……。
ゲスで思い出しましたが、サッカー協会に弔花が送られていたそうですわ。
(画像引用元・イーデイリーより画面キャプチャ)
こうした嫌がらせに関しては日本人は及ぶところでないですね。
さすがと言うべきなのか。
さて、その一方で「国民的英雄」であるソン・フンミンに傷を負わせた(少なくともその原因を作った)イ・ガンインに対する風当たりは強まるばかり。
もはや、「国民の敵」扱いとなっています。
「イ·ガンイン見たくないです、不買します」…不意打ちを食らった企業(韓国経済新聞・朝鮮語)
次世代のエースとして期待されていたことから、さまざまな媒体でイ・ガンインの出ている広告が掲示されていたのですが。
アラチチキン、KTは個人スポンサー契約。パリバゲットがPSGとのスポンサー契約をしていたそうですが。
むしろマイナスになっているっていう。
そうですね、嫌われ具合としては一時期のパク・クネやチェ・スンシルには及ばないものの、けっこう肉薄しているって感触です。
少なくともネット界隈での扱いはそのレベルになっています。
完全にマイナス域に入っていて、そこからプラスにできることがあるんだろうか……ってなるレベル。
まあ、PSGで大活躍とかすれば手のひらドリルになるのでしょうが。
とりあえず久保建英のいるレアル・ソシエダとのCL決勝トーナメントではベンチ外でした。
レアル・ソシエダ、久保しかおらんくなってきついわ。
シルバクラスとはいわんけど、久保のフォローができる人材がほしい。久保抑えたらもうクラブごと手も足も出なくなるもんな……。
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